地下室の箱 (扶桑社ミステリー)

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制作 : Jack Ketchum  金子 浩 
  • 扶桑社 (2001年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594031466

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地下室の箱 (扶桑社ミステリー)の感想・レビュー・書評

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  • 懐かしのジャックケッチャムを読んでみた。
    「隣の家の少女」の衝撃が根強いせいで、ちょっと食い足りないかんじだった。いや、えぐい話なんだけど。
    これ、結局生まれてくる子供が一番可哀想なんだよなぁ。こんな惨劇がなければ中絶されるはずだったメーガン。
    今後の母子の人生こそが読んでみたかった。

  • 胸糞悪い、誘拐小説だったけど、最後の方の犯人2人との奇妙な関係が違和感が無いのがすごい。
    そして、その後の犯人との対決があっさりとしていてよかった。

  • 『オフシーズン』でハイテンションな殺し合いを、『隣の家の少女』で陰惨な虐待をコッテリと読まされてからの『地下室の箱』。正直、全然物足りなかったです。慣れって恐ろしい。

    不倫の末の妊娠。中絶せねば。本当は産みたいけど。いやしかし。でもやっぱり。
    とか何とか主人公とその愛人との間でグズグズしてた矢先に、突然の拉致・監禁。
    頭のおかしなカップルに閉じ込められて、このままじゃお腹の中の赤ちゃん大きくなっちゃうよー!しかも訳の解らない屋根裏部屋みたいな所で産まされちゃうよー!死んじゃうよー!
    死にたくないからスゲー頑張って脱出。無事に保護されて赤ちゃん産みました。あと、愛人ともフツーにラブラブします。ネコも一緒です。おわり。

    ……なんだそりゃ?

    いきなりの臨月ワープにもびっくりしましたが、拉致前の陰鬱さを微塵も感じさせないラストシーンにただただポカーン。
    あんたら、泣きながらクリニック行くこと決心したんじゃろ!お互いの人生のために最良の決断をしようって、それで中絶することを選んだんじゃろ!たまたま中絶し損ねて、産んでみたら愛人の嫁も意外と折り合ってくれましたって……ないわー!!!

    中絶とはいえ両親に殺されかけて、異常者のお陰で産まれることになった赤ちゃんの名前が「メグ」(まさに『隣の家の少女』)。
    一見ハッピーエンド風の裏に、ここまで底意地の悪い呪いがかけられているとしたら、反吐が出るほどムカつく小説なんですがね。

  • ケッチャムにしては軽くて(それでも充分惨たらしいが)読みやすい。
    短めなのでまずはこれでケッチャムに取り組むのも良いのかも。

  • 堕胎を忌避する宗教団体が海外にはある。この小説は、その思想にスポットを当てている訳ではなく、ただの基地外による監禁小説だ。ジャックケッチャムの小説において、「監禁」は重要なテーマとなる。よく、犯罪に結びつかないものだ。しかし、過激度が異なる。リアリティを強く感じたのは、どちらかというと、地下室の箱よりも、隣の家の少女の方だ。この小説には、子供が登場しない。

    肉体的に取り返しがつかない傷は、心理的に追い詰めるのにも有功だ。焼きが入り、痕が残る。この苦痛は想像していても辛い。痕に残るか残らないか。傷みを受ける際に、精神を保つ一つの重要なラインになる。ケッチャムの小説は、軽々とこのラインを超える。

    加害者側に必ず女性が登場し、あるいは主役となるのは、何かの団体への遠慮だろうか。それとも、著者が社会生活を送る上での偏見の回避だろうか。確かに、この手を読んでいる自分は健全かと、時に不安になる。しかし、大丈夫。人間とは、あらゆる想像が可能であり、事件性を楽しむ生き物だからだ。

  • 「隣の家の少女」以上ではないが、充分に残酷。
    妊婦が拉致され地下に監禁、虐待されるお話。
    変態夫婦のおもちゃになった訳で・・・
    でも、妊婦は強かった。
    なんだけど、腑に落ちないな~
    不倫の結果、中絶を阻止されての拉致だからな~
    '12.12.18読書完了

  • 忌まわしい「隣の家の少女」に続いて、著者が“監禁・虐待”テーマに挑戦した……ってことで、読む前からかなりブルーになっていた(ってこれは、この作者に関する限り「ガッカリ」とはやや意味が異なるんだが)。
    愛人の子供を身ごもった主人公のサラ。中絶することを決めた日、産婦人科医院の目の前で男女二人組に拉致される。彼女は地下室に監禁され、箱のようなものを被される。待っていたのは暴行の嵐だった……。

    訳者による後書きにもあるが、この作品、「隣の家の少女」「オフ・シーズン」と同様に実際にあった事件を材に取って書かれたらしい。とは言え、似ているのはその状況のみで、人物の性格や事件の経過等は異なっており、単なるドキュメント作品ではない。
    但しラストはこの著者らしくないと一瞬思えるので、もしかしたらこちらの方が受け入れられ易いのかも。
    ……とにかく痛い(様々な意味で)作品。

    「隣の家の少女」を読んだ読者は最後の最後に「え?」と思う……かも。

  • 中絶を決意した女の人が拉致監禁されてぼっこぼこにされる話。なんというか、先に”隣の家の少女”を読んでしまったからインパクトにかけたけど十分えぐい。
    ただ隣の家の少女の圧倒的絶望感に比べたらまだマシ。中途半端とも言うけどw

  • 20100917

  • 妊婦が理不尽に監禁される話。「隣の家の少女」と同レベルの救いのなさを期待していただけにちょっと期待はずれ。

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