ドン・キホーテのロンドン (扶桑社文庫)

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著者 : 鴻上尚史
  • 扶桑社 (2001年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594032296

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ドン・キホーテのロンドン (扶桑社文庫)の感想・レビュー・書評

  •  エッセイのシリーズだが、筆者がロンドンへ演劇専門学校へ修行に行った時のレポートであり、ちょっと他のシリーズとはおもむきが違うようだ。といっても、演劇書のようなつもりで読むとちょっとずっこけてしまう(僕はそうだった)のである。基本的には、体験談である。
     演劇の話よりもむしろ英語の話の方が多い。文化論的な部分も。と書くと、堅苦しい内容のように思えるが、語り口が一種独特のユーモアにあふれていて、堅苦しいどころかクスクス笑いを含んだ楽しいないようである。実はこの手の、「これはユーモラスな話なんですよ」といわんばかりの文章はちょっと苦手なので、それだけだったらあんまり楽しめなかったかもしれない。
     ただ、筆者のこの時期の努力がどんなにすごいものであったのかは、読んでいるとどんどん実感できる。それをシリアスな雰囲気ではなく、「うんわかるわかる」と楽しく読ませてくれるところに、言葉の力というものがあるのだろう。ちょっとマジメに考え込んでもしまったのだが、これは少し読み方としてはあまのじゃくなのかもしれない。
     ともあれ、筆者の奮闘ぶりを感じ取るだけでも、読む価値のあった本だったと思う。今度は、同じ話を、すごく演劇寄りの視点から読んでみたいものだ。

  • 単行本でも買っちゃったぐらい好きな本。異国の地で生活するのは、ホントに大変で、ホントに面白い。

  • ドンキホーテシリーズの第4弾エッセイ。今度はロンドンに演劇の勉強(リサーチ)しに1年間留学した時の話題が中心です。中心と言うよりはそのものです。例によって日常的な話題を面白くおかしく話しながらも、社会的な問題を鋭く突く手法は健在で、私はこの本が読みたくて、せっかくなら1作目から読もうと、4冊読んだわけですが、どれも面白かったです。この4作目は、特に英語教育の問題が扱われることも多かったですけど、その悪戦苦闘振りは、きっと大変だったことと思います。特に演劇と言う言葉が重要な位置になる世界でその言葉が出来る出来ないというのは、大問題だったでしょうけど、、、、。
    このシリーズはさらに続いているようですが、、、2003.7.13

  • 日本では名を成している演出家が、ロンドンの演劇学校での体験を綴ったもの。笑いの中にさわやかな感動がある。懸命になること、というのは、やはりパワーが必要で、元気がもらえる本でもある。

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