心ひらく故郷〈下〉 (扶桑社ロマンス)

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制作 : Nora Roberts  小林 令子 
  • 扶桑社 (2002年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594034412

心ひらく故郷〈下〉 (扶桑社ロマンス)の感想・レビュー・書評

  • 古き良き南部の伝統を残す町、ミシシッピ州イノセンス。
    過酷なツアーで心身共に疲労した、世界的に有名なバイオリニスト・キャロラインは安らぎとルーツを求めて、亡き祖母の暮らした家へと越してきた。
    奇しくも、その町では女性ばかりを狙った残酷な殺人事件が続いており住民を震撼させていた。
    そして、第三の犠牲者となった惨殺体を発見したのは、他ならぬキャロラインだった―
    地元住民に支えられ、ショックから立ち直った彼女は支えとなったひとり、噂の絶えないロングストリート家の次男タッカーと親しくなるが、被害者と関係のあった彼に殺人容疑がかけられ…

    あんまり好みではなかったです-
    登場人物が多すぎて混乱するし、南部だから?一部の白人と黒人が対立して暴力的だし。
    本当に意外な人が犯人で…悲しい結末だったし。
    遺伝ってどの位影響を与えてるのかね?

    安定の美味しそうな描写は良かったです-レモネード、ミントジュレップは暑い日に飲んで潤したいよね-と、冬なのに真夏日に読んでたので心からそう思いました。
    子犬は番犬としてはユースレスでも癒やしとしてはパーフェクトだよね、と。
    しかしFBIが無能すぎるわ…
    あと下巻に2ヶ所“言った”が“行った”になってる誤植アリ。p56とp188

  • 金持ちのボンボンで怠惰なプレイボーイで女に騙されてオタオタしてるこんなんがヒーローなのって思ってたら、実は鋭利なビジネスマンで家族に誠実で寛容で思いやりがあって運動神経バツグンなのに普段はそれを全く表に出さないっていう深みのある人間だった。読むほどにヒーローの人物像が明らかになっていき、2人の絆が深まるに連れて神経過敏だったヒロインが徐々に逞しくなっていくのが良かった。南部のムッとする空気感まで表現するロバーツは流石。今回は最後まで殺人犯がわからなかった。

  • ------上巻と同じ------<br>
    南部の街イノセンスの祖母の家に戻ってきたヒロイン。地元の有力者のヒーロー。
    ヒロインは家族との確執や恋人の裏切りに傷ついて傷を癒すために田舎へやってきている。ヒーローは豊かではあるけれどやはり親との軋轢があったり、家族に問題があったりしている。そしてそんな自分を持て余し気味。能力は高いのにそれを表に出さずに怠惰に暮らしている。接点のない二人だった筈なのに連続殺人事件が二人を結びつけ、おたがいをいやしていく。
    古い作品のため飲酒や喫煙シーンが盛りだくさん。とくに喫煙シーンはいまでは考えられないほど。それも南部感を醸し出していた。サスペンス部分は犯人が最後までわからない感じ。疑わしい人物は出てくるけど決定的なものがなく、結局は話しの流れで犯人の告白による。もちろんさりげない伏線はあったのだけど。
    アメリカ南部の暑さが伝わってくる感じ。それと人種差別的な部分もあって本当に南部ぽい。ヒーロー、ヒロインだけでなく登場人物それぞれに暗部があって、その描き方はさすがにノーラ・ロバーツ。

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