涙の谷 (扶桑社文庫)

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著者 : 福田和子
  • 扶桑社 (2002年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594036485

涙の谷 (扶桑社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 福田和子自身が獄中で綴ったホン。
    佐木隆三の「悪女の涙」を読んで解決できなかった点が語られているのを期待して購入した。
    派手な漢字で溢れていたが知りたいことは書かれていなかった。まともな文章になっていないところも多い。
    最後の方では気分さえ悪くなってしまった。
    もう少し内省的な部分もあるかと期待していたのに。
    でも、資料にはなるのかもしれない。

  • 1997年7月、時効21日前に逮捕されるという、
    映画のような結末となった事件の犯人自身が書いた作品。

    テレビで大々的に報道された当時、私はニュースなんかに興味など
    ない、お子ちゃまで、名前や顔なんかは知っていても、
    どんな事件を起こして、どういう経緯で殺して、なぜ逃げたのか?
    捕まった後はどんな感じだったのか、など、
    ほとんど知らなかったです。
    ですので、本書を読んでいて、
    小説を読んでいるかのような展開に、
    フィクションなのか、ノンフィクションなのか、
    よくわからなくなるほどでした。
    そのくらい数奇な運命に翻弄された方なのだと思いました。

    読んでいると、度々出てくる自首しようと思っていたのに…という気持ち。
    当時の電話の口調とかなり矛盾しているのではないかなと感じました。

    このくらい精神が強くないと、逃亡犯など務まらないのかもしれません。

    犯罪を犯してしまった後にすぐに逮捕されていたら、
    彼女は57歳で命を落とすこともなかったかもしれません。

    私には、無理だなぁ…。

    (2009/11/16)

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