金正日の料理人―間近で見た権力者の素顔

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著者 : 藤本健二
  • 扶桑社 (2003年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594041069

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金正日の料理人―間近で見た権力者の素顔の感想・レビュー・書評

  • 北朝鮮の最高権力者・金正日総書記のお抱え料理人だった著者が著したルポタージュ。非常に衝撃的な内容だった。

  • 金正日の料理人として、北朝鮮で過ごした男の実録。

    金正日の写真や、日常、会話に至るまで、筆者が経験した生の情報が詰まっていると感じましたぞ。

    そして、北朝鮮の裏側、私生活、贅沢具合など、我々が知っている北朝鮮の一般市民の実情(メディア経由)とはかけ離れた内容が記されておりますぞ。

    ただ、最終的に北朝鮮を抜け出した時の記述をもっと詳しく記してもらいたかった。

    フォッフォッフォ。

  • [口元を許された人の言]高給に惹かれて北朝鮮で日本食シェフになった著者は、ある席でそれと気づかず金正日に寿司を握りその腕前を賞賛される。その後、直々に料理人の就任を打診され、10年以上にわたり金正日の側で仕えることになったのだが、そこで見たものは桁外れとも言える贅の限りと最高指導者の素顔であった......。著者は、他に類を見ない経験を本書で明らかにして以降、その動向に注目がさらに集まることになった藤本健二(仮名)。


    こんな人物がいたのかという驚きと、どうしてここまで権力の中枢部分に入り込むことができたのかという驚きを覚えました。本当に間近という表現がぴったり来る距離から観察された北朝鮮の一面を容赦なくえぐり取っているように思います。出版を知った北朝鮮側がその内容に激怒したという話も聞かれますが、それも宜成るかなといった印象です。


    著者が本書を書くにあたってのモチベーションがどのあたりにあったのかはよくわからないのですが、下記のような一節を冒頭に書き置きながらも、その筆にゴシップ的な誇張があまり見られない点に好感が持てました。北朝鮮関係は何かと「難しい」印象を受けますが、本書をまず手にとり、その権力構造の一端を覗いてみるというのも学習を進める上での手かもしれません。

    〜できることならば、もう一度金正日の前に立ち、寿司を握って食べてもらいたい。そんなことが脳裏に浮かぶことさえある。築地のうまい魚を買い付け、金正日に食べてもらうことを夢にまで見るのである。〜

    掘り下げがいのある作品ではないでしょうか☆5つ

  • 独裁権力の渦中に身を置いた人間の体験談として、興味深い一冊。書けないこともたくさんあるようで、描写がところどころ抜け落ちている感があるのは、仕方ないですね。
    ブラック・スワンを思い出しながら読みました。
    独裁政権の内側は、ところ変われど似たような変遷をたどるもののようです。

  • 北朝鮮での生活を知りたくて読書。

    表紙の裏に世界的スクープ写真71点収録!は伊達ではない。

    著者の北朝鮮での生活や金正日や幹部たちのとのやり取りが詳細に分かる。非常に貴重な経験をしているといえる。本書ですでに金正恩が後継者になるだろうと述べている。

    金正日、高英姫や小さいころから見てきた王子2人に対する感謝といまだに消えない尊敬の念を表現から感じる。著者の複雑な心境が読み取れる。

    金正日の人間性、人の動かし方、使い方など専門家の著作と違った一面を知ることができるできる。

    本当に掲載されている写真は貴重なものばかりだと見入ってしまう。

    読書時間:約2時間

    本書は友人からいただきました。有り難うございます。

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