大統領になったら: アメリカ大統領究極マニュアル 就任後、何をし、どこに行けばいいのか
- 扶桑社 (2004年8月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594047795
感想・レビュー・書評
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ある日突然アメリカ大統領に就任しなければならない時に備えて予習として読む。本書は大統領生活のしおりといって過言ない。ホワイトハウスの間取りや、洗濯物の出し方などの細かな点、側近となるスタッフの職責、記者会見での厳しい質問のかわし方、レセプションでの立ち居振る舞い、キャンプデービッドでの遊び方などなど実践的な内容。特に核発射ボタン(本書では核のフットボールとよばれる)の取り扱いには自信がなかったが、あのケースの中には「大統領の決断マニュアル」という冊子が入っているとしり安心した。不安も解消され準備万端、大統領になる日をまとうと思う。
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米国大統領に関する雑学本。何の役にも立たないが、野次馬的興味をみたしてくれるというこの種の本の王道をキチンと踏まえている。特に、単なる知識の羅列ではなく、新任大統領用のマニュアルというコンセプトを採用したことで成功している。こういう形式が成立するのは、有形無形を問わず、様々な事項がきっちりルール化されているからだろう。日本の内角総理大臣を対象に同じような形式で本を書くのは難しいかもしれない。