親日派のための弁明 (扶桑社文庫)

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著者 : 金完燮
  • 扶桑社 (2004年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594048334

親日派のための弁明 (扶桑社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 約十年前の本なので、環境認識にずれがあるのと、論証に粗さが見られる。
    殆ど日本の保守層の主張をなぞるかのような日本による朝鮮統治肯定論で、反日マルクス思想からの転向者の著述とはにわかには信じられないくらいだが、刊行から10年経ってもかの国の反日度が増しこそすれ軽減することがない状況を見るに、かの国とのおつき合いは甚だ難しいと改めて感じざるを得ない。

  • 最初はあまり期待しないで読み始めたのだが、とても感銘を受けた1冊
    本当の友好とは、相互理解がなければならないわけだが、多くの韓国人がこの本を読める機会が増えることを切に願う。

  • 戦後、韓国は我が国や主要国とは異なる国威発揚型の歴史教育に力を注いできた。しかしこの韓国人著者は、日本の果たした役割を大いに評価する視点で事細かに1800年代後半から1900年代初めの事実関係を読み解く。ここまで日本の役割を積極的に評価するスタンスはなじみがないせいか、とまどいも感じるが、ハワイやプエルトリコの事例と日韓併合も同じ文脈であったとの指摘は感心した。日本から見て、韓国・朝鮮は大陸文化の吸収過程の兄貴分でもなく、世界歴史における視点では決して大国でもないという冷めた視点は当を得たものであろう。

  • あまりに日本をよく描いているので、こそばゆくなるが、これを韓国人が書いていることがポイント。

  • 6年ぶりの再読。
    当時の感想を思い出した。
    中3のとき歴史認識問題のまっただ中だった当時、歴史が好きだった僕は、各国の歴史教科書の読み比べを思い立つ。
    あんまり売ってなかったし、図書館でも見あたらなかったのでとりあえず発売されたばかりのこの本のハード版を読んだ。
    この本は日本の朝鮮半島「進出」を肯定的に捉える韓国人の著者によるもの。それまで僕の知っていた歴史とはまた異なる「見方」だった。
    たしかにこの本のような見方もまた一つの真実だろう。だが、一体何が本当なのか?現代に生きる僕たちが過去をジャッジすることは難しすぎる、そう思ったのをよく覚えている。しかも事実の解釈すら多様だ。
    同時期に読んだ『現代史の争点』(秦郁彦著)と相まってのものだった。
    そして歴史研究の重要性をあらためて認識した。史実と政治を切り離して客観的な研究を望む、と切に思った。同時に歴史認識問題を解決するために歴史学を学び、研究の道にすすむのはどうか?とかいろいろ考えた。
    一方で、結局、過去のことをありのままに知ることは出来ない。歴史学にも限界がある。現代の僕らが日本にいても韓国にいても、教育や報道を通じてしか歴史を理解できないのだから、教育とメディアが如何に世論形成や現実理解に重大であるのかを感じ入った。同時にこうやって多様な言論が存在することがいかにありがたいのかと・・・(この本は韓国では青少年有害図書指定を受けた)。こうしてふりかえってみるとこの本は僕の進路に影響を与えた一冊でもある。

  • 韓国を見る目が変わります。

    まあ、こう言う解釈もアリって事で。

  • 国家が意図的に歴史を変えて国民に教えていることがこれ程大きな影響を与えているという事実。韓国の友人達に読んで欲しい書。

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