ブレンダと呼ばれた少年

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  • 扶桑社 (2005年5月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594049584

ブレンダと呼ばれた少年の感想・レビュー・書評

  •  実録のせいか、決して読みやすい本では無かったと記憶しています。
     読書中、マネー教授に腹が立って腹が立って仕方がなかったです。更に読書後、気になってウィキペディアで調べたら、この双子はふたりとも自殺という結末を迎えたことを知り、涙が止まりませんでした。
     現在日本では、ジェンダーに関する授業では必ず「悲劇の失敗例」として、この双子の話を習うそうです。どうかこの話は(個人名などは別として)どんどん啓蒙して、同じ悲劇を二度と繰り返さないようにして頂きたいものです。

  • [ 内容 ]
    後8か月の男の子がモルモットにされた。
    不幸な事故で性器を失った男の子が性転換手術を受けさせられた。
    「性は環境によってつくられる」という理論の裏付けに利用された“少女”が直面した心の葛藤とは。

    [ 目次 ]
    第1部 SFゲーム(初春の吹雪;性の伝道師;ブレンダへ;氏か育ちか;密室での面接;逃避行)
    第2部 自分の生いたちを知って(困惑する医師たち;風変わりな少女;性転換者;女医マッケンティ;過去の名前;デイヴィッドへ)
    第3部 自然のままの姿で(不可解な沈黙;あいまいな性器;カリスマの落日;真の男として)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • いやあ、本当に酷い話。性器のオスメスでジェンダーが決まるということを真剣に信じ込まされていた、双子の男性たち。(最後まで読んでないけど)幼少期の決定的なダメージによって、成人後にあってはならない結果がもたらされる。当時「最先端の優れた技術/研究」と考えられているわけだが、あとで「違っていました/間違っていました」と言われても、「異常」扱いされていた人たちの人生は取り戻せない。医療に限らず、研究、開発は、よくよく慎重に最悪の結果も見越したうえで実施しなければならないだろう(いまもってハテナ~なのは、異性愛が医学的に「異常」とされていたこと。謝ったのか、医者たちは?)

  • 生後僅かな双子の兄が医療ミスによりペニスを失い、ジェンダフリーを薦めるマネー教授の進言で女の子として育てられる。
    この成長の過程はジェンダフリーが望む研究対象とされ、世には幾つもの男女平等を求める社会運動となる。
    しかし、成長後に女の子として育てられた少年は女の子から男に再びなることを決意し性転換に至る。

    本書の内容は医療ミスがもたらした悲劇ではなく、ジェンダフリーという間違った概念を正当化させる為に仕組まれた実験であり、無論、対象となった双子の兄弟は被害者である。結果的にジェンダフリー側の意見は誤っていた事となり、女の子として育てられた少年は再び男に戻る決心をし結婚をして家庭を築く。

    しかし、少年時代に傷つけられた心の傷が原因で若くして自ら命を絶ってしまう。自らの主張を正当化する為に子供を実験台として扱い何の責任もを果たさない科学者や今の世にも蔓延するフェミズムの盲信を浮き彫りとした一書。

  • 面白くてイッキに読みました。性別は周囲からムリに当てはめてはいけないということだな。と思うと、解説は微妙にズレている気がするんだけど。この本は図書館でも人気であるらしく、予約してかなり待ちました。ようやく手元に来た。

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