東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

  • 扶桑社
3.82
  • (1960)
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本棚登録 : 9231
感想 : 2002
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594049669

感想・レビュー・書評

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  • 金銭的には裕福ではなかったかも知れないけれど
    心は豊かに生きるオカン。時々出てくる不思議なオトン。笑っていいのか迷う場面でクスッとできたり、涙がじわっと滲んだり。

    あのときこうしていれば。何であの時気づかなかったのか、言えなかったのか。
    後になっていろいろ思うことはあるけれど
    その経験がなければ「今」はないのかもしれないと思いました。

  • 感動一色の物語でなく、思わず吹き出してしまうところもあれば思わずうるっと来てしまうところもあります。中でも「オトン」がかなり印象的でした。今だったら「けしからん父親だ!」と白い目で見られそうな人ですが、どこか「ああ、やはりこの人は父なんだな」と思える人です。

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/116549

  • 中学生の時に読んだ。記憶が曖昧だけど泣いたかもしれない。もう一度読みたい

  • 初版が2005年とある。その頃一度読んだので18年ぶりの再読か。病気、親の死がテーマのものは歳をとってからの方が刺さる。

  • 前半の子ども時代から大人にかけてはゆったりした展開だが、中盤過ぎにオカンが上京してからラストまでは一気に持っていかれて、心の底から揺さぶられる感じがした。
    2023.03.01読了

  • 小さな文字がびっしりで441ページ。映画は見ていないので、最後まで読み切ることを目標に読んだ。
    息子から見たオカン、オトン、周りの人たちとのなかなか衝撃的な生活、出来事が淡々とした文章で進んでいく。親不孝なのか親孝行なのかわからない。失くして初めて大切さを知るということ。自分の親子関係も改めて考えさせられた。

  • いいオカンだ。意外にオトンもいいけど。

  • 2006年(第3回)。1位。
    さすがの大賞。九州弁(博多弁?)もなめらかに、さくさくと興味深く物語はすすむ。昭和の原風景。炭鉱なんて若いもんは知らないよなぁ、私も知らんけど。
    男の子はオカンが大好きだ!オカンも息子が大好きだ!そもそもの始まりは、嫁姑だったんだなぁ・・・そして料理上手は最強だ。
    ぷーからどうやってのし上がったかは不明だが、ま、いいよね。よいものを読まさせていただきました。

  • あまり覚えていない。

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著者プロフィール

1963年生まれ、福岡県出身。 武蔵野美術大学を卒業。 俳優業のほか、文筆家、小説家、絵本作家、写真家、アートディレクター、作詞・作曲など幅広く活躍。自身初の長編小説『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(扶桑社)が06年、本屋大賞を受賞。200万部以上の大ベストセラーとなり、映画化をはじめ、ドラマ化、舞台化された。著書は『美女と野球』『エコラム』など。初のひとり芝居に挑んだ映画『その日、カレーライスができるまで』が公開中

「2022年 『細野晴臣 夢十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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