東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

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  • 扶桑社 (2005年6月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594049669

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~の感想・レビュー・書評

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  • リリーさんのことは「おでんクンのひと」程度の認識しかなかったのだけど、ちょーいい!!!

    ハナシの大筋はベタなんだけど、
    ・方言を交えた会話てんこもり
    ・かと思えば、氏の内観的社会観?道徳観?が、文体を変えて、要所~で登場


    この2点が優れている所以だと思いました。


    ラスト1/5くらい、号泣。

    しっかし、ときどきなオトンがいい味だなぁ。

  • いまや多才な面を見せるリリーフランキーの本、北九州や宮若や別府が成長舞台で東京で仕事。オカンとの親子関係やオトンとの不思議な関わりを軸に展開する自叙伝風の小説。親子って本当にいつまでもオカンで 時にはオトン が鉄則だわ!馴染みの地域と方言がしっくりくる。一気に読みました。

  • どれだけ親孝行をしてあげたとしても、いずれ、きっと後悔するでしょう。あぁ、あれも、これも、してあげればよかったと。


    オカンの生き方が相田みつをの詩と重なった時がよかった。
    後悔しないように感謝を伝えよう。

  • 最高に感動した。オカンものはアカン。泣いてしまう。電車の中で読んでいたものだからボロボロに泣いてしまって周りの人に怪しまれた。オカンが抗がん剤と戦っているシーンで泣いてしまった。地震より雷より何よりもこわいことが訪れた。というところ、無欲な、無条件で愛してくれるこの世のたった一人の存在を失うことの怖さに震えた。親孝行しようと思った。

  • 泣けた。
    ええオカンやな。
    実にええオカンや。
    そして、実にかけがえのない人やったんやなぁ。

  • 大切な人を失くす経験はまだない。想像するだけで辛くなることは当たり前なのでこの手の物語で泣かせるのは卑怯だと常々思っていて、話題になったときは遠ざけていたが、友人の強い勧めにより手にとった。
    ただのお涙ちょうだいストーリーではない。(有名なのでみなそこらへんは分かっていると思うが)
    「みんな、強い。」
    これが感想。街を歩いている人を思った。多くの人が大切な人の死を経験したことがあるはずだ。自分も死ぬほど辛かっただろうに、そんな経験はなかったかのように、仕事をして友人や恋人と話して笑ってる。みんな辛い経験を乗り越えて、今を生きている。言葉にすると陳腐なんだけど、みんな強い。
    私は、強くなれるだろうか。いつか、いつか、そんなことがあっちゃいけないけど、そんなことがあるわけないけど、、いつかのときはこの本を読んで思いっきり泣きたい。

  • ストーリー自体は誰にでも「当たり前」に起きそうな親子の別れ。
    自分にも「当たり前」に起きそうな事だから妙に感情移入してしまって、
    オカンが闘病生活に入った所から涙してしまいました。


    でも、私が一番心に残ったのは「当たり前」に対しての記述です。

    『当たり前になれると思っていたその「当たり前」が
    自分には起こらないことがある。
     誰にでも起きている「当たり前」。
     いらないと思っている人にでも届けられる「当たり前」が
    自分には叶わないことがある』

    「当たり前」を届けてもらえなかった私は
    自分で自分に「当たり前」を恵むしかなくて
    何で自分には「当たり前」が起こらなかったのだろうと
    いつも考えてしまいます。

  • 母親の偉大さと暖かさを前にすると、もう途方に暮れるしかない…。

  • 六年前に買って、
    やっと読み終えた本。

    何度か挑戦はしたけれど、
    それらはまだ読む時期ではなかったようで。

    今日はふと、
    読まなくちゃいけない気がして、
    東横線の車内で、
    下北沢で、
    自宅に戻って、
    一気に読み終えた。

    リリーさんの、
    価値観、感性が詰まっていて、
    お母さんへの愛情もたっぷり伝わってきて、
    感情移入しながら読んだ。



    深い、余韻が残った。



    ドラマや映画を観ていたから、
    話の流れはわかっていた。

    映像では伝わってこない何かが
    この本の中にあった。


    この作品を知ってから、
    なんだか東京タワーが特別なものに見えている。

    今日また改めて、そう思った。

  • 何年か前の本屋大賞。

    “オトンの人生は大きく見えるけど、オカンの人生は十八のボクから見ても、小さく見えてしまう。
    それは、ボクに自分の人生を切り分けてくれたからなのだ。”

    貯金はない。年金もない。
    ボクの大学の卒業証書を持ってきて、
    “「これに貯金もなんも、全部使うてしもうた。これがあたしの全財産よ。」”

    東京で自堕落な大学生活を送っていた息子。
    大学5年間、そして卒業してからも、お金がいると言えば、一生懸命、仕送りを続けた。
    来客にはご飯を作った。みんなお腹をすかせていると思って。

    オカンー!!!

    母は強く、
    母は無欲だ。

    ただ、タイミングというものがあるんだろうな。
    読むときが違えば、ぼろぼろに泣いたんだろうと思うが、
    自分に甘いのに、他人の言動には敏感に反応する、他人にばかり厳しいリリーさんを何となく好きになれなかった。

    なので、オカンの愛にうたれ、
    自分のオカンに思いをはせながらも、
    ☆は3つ。また変えるかもしれない。

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