象の背中

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著者 : 秋元康
  • 産経新聞出版 (2006年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594050566

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象の背中の感想・レビュー・書評

  • 余命宣告され、残りをどう過ごすか。。。あたしも考えちゃいました。

  • こういう男は大嫌い。だけど、生きる時間について、考えた。時間が区切られたら、どうするか?来年がなかったら?

  • あと半年の命…末期ガンを宣告された中年男が妻に、子供に、そして愛人に最後に遺すものは。
    (アマゾンより引用)

    これは…人前では読めない(笑)
    泣いたなぁ
    何かもう…
    さすが秋元康さん、と言うべきか、たぶん文章表現がすごく上手なんだろうな(´・ω・`)
    この本を読んで、自分が死んでしまったとき、自分の好きな人が亡くなってしまうときを考えてしまって…
    『家族』でいることの大切さが分かるって言うか…
    あ~…すげ~深い一冊だったように思います。

  • 例えば、今ボクが余命半年と告知された時にどのような行動をとるのかと考えました。

    藤山のように、家族への隠し事を告白したり、過去に自分と接点のあった人に会うというのは、やはり自分を忘れて欲しくないという気持ちからなのでしょう。

    ボクは自分というより、家族が気がかりで、今後の生きる道標をつくることに専念するのだろうと思いました。

    突然訪れる死も残酷ですが、半年先という死の宣告も残酷で、身辺整理ができる点では少しでも時間がある方が良いと感じました。

    秋元康の小説ははじめてでしたが、面白く読めました。

  • 思ってたほど感動できなかった。
    でも途中で石川さんに泣かされた。
    言うことかっこよすぎ。

    主人公はある意味すごい。
    こんな正直者めったにいないよ。

  • 共感とは全然違うんやけど
    泣いちゃうんよね。

    私はこうゆう男の人、嫌いじゃない。
    身勝手でズルいけど
    きっと憎めなくて愛してしまうのね。

  • 48歳サラリーマン、肺がんの為、余命半年。延命治療を拒否し、残された時間で今までお世話になった人達へ色々な形の遺書を書く。最後は家族に見守られながら他界する。

     本に付いていた帯の文言が印象的だった。「身勝手すぎ」vs「男の理想」、正に見る人によって両極端に分かれる内容だった。死の直前で浮気相手が出現したとして自分ならどういう態度をとるか・・・。難しい。
     こういう本を読むと後悔しないように生きようと思うのだけれども、無為な時間を過ごしてしまう現実。自分に正直になれない性格。忙しい毎日。サラリーマン。

    「それは、逃げだ。何でも話すことが誠意じゃない。」
    「”正直に話せば許される”わけではない。思いやることを放棄しているだけだ。」

  • 自由な男だなー

  • 賛否両論の小説のようでしたが、個人的にはいい話だと思う。確かに、ずいぶんと勝手な父親で、しかもそれを美徳としている感じはなんとなくしっくりきませんが、それでも父と娘のやりとりにはジーンとくるものがありました。

  • あと半年の命…。末期ガンを宣告された中年男性藤山幸弘が、穏やかに家族との生活にある日、医師に告げられた主人公。そして愛人。読み進めていく中で、奥様が健気に使えておられる姿に同情するばかり、最期に及んでも、身勝手すぎる主人公に、男性って!と思いするも、こうして逝けるのは男の理想かなとも感じた。
     最近、身近で若い方たちが癌で旅立たれたお姿をお一人お一人、思い浮かべながら、涙々で読ませて頂きました。

  • じいちゃんに借りて読んだ本。

    ラストに向かって、山場を持っていくというより
    ところどころに泣かせるワードを持ってくる感じでした。
    内容は割と暗い話にもかかわらず、じっとりとした重みはなく
    スラスラ読めてしまう文章の流れは、読んでいて楽でした。

    内容重くて、文も重いと普段現代小説をあまり読まない自分には
    きつかったかも。

    読み終わって、たしかに!面白かったかも!とは思うが
    2度、3度読みたいとは思わないあと残りのない一冊でした。

  • うーん。これは泣ける。
    最期の生き方の考え方。

  • 死ぬとき、どうあるかについて考えさせられた。

    わたしはどうするかなぁ。

    死にたくないって言うでしょ。
    そんで、とりあえず誰に会うかな。
    いちばん好きだった彼に会いにいくかな。
    そしてどうしよ。難しいな。

    できたら、笑って死にたいけど、
    痛いのは苦手だな。




    人が死ぬ瞬間に立ち会ったのは一度だけだ。
    おばあちゃん。
    おばあちゃんが死ぬ瞬間まで、ずっと手をさすってたあの時。


    いつの間にか呼吸がとまって、
    いくら揺さぶっても起きてくれなくて。
    おばあちゃんは最後は意識を取り戻さずに死んだから、
    なにを考えてたかわかんない。

    でも、おばあちゃんはみんなに見守られて死んだから
    きっと寂しくないような気がしたよ。

    ひとりで死ぬのは怖いもの。

    何が書きたかったんだっけ。
    うん。わかんなくなっちゃった。

  • 眠れない夜にベッドの中で一気に読んだのですが、もう涙が止まりませんでした。
    ちょうど体調の悪い時だったせいか、自分と重ね合わせ、いろいろ考えてしまいました。
    でも、自分の最後を自分で決めた主人公の強さに惹かれます。

  • 肺がんで余命半年と宣告された48歳のサラリーマン藤山幸弘。
    妻にどう伝えるか、17歳の娘、20歳の息子には。余生をどう生きるか。

  • 文庫版の方を読みました。

    物語として感動する場面と笑っちゃう場面があり、節々に秋元康氏が浮かんできます。

    というのも、過度にロマンチストで、過度にリアリストであり、村上春樹の主人公のようなナルシズムも満載な部分です。

    文庫版の児玉清さんとの対談にもありましたが、ある種のロマンでしょう。死に際のロマン小説と考えて良いかと。

    確かに色々準備できるのはいいことですよね、突然の別れが何よりも一番辛いですから。自分のためというよりは、周りのためにも突然にならないようにしたいなと自分も思いました。

  • 秋元康といえば、オニャンコ、AKBが一番に連想され若い女の子の中で楽しんでいるおじさんという印象がありますが、
    読み応えがあり、泣かされました。多才な人なんですね。

    余命を宣告された主人公が納得のいく最期を模索しながら残された日々を生きていく物語でした。
    主人公はいい人過ぎず、立派過ぎず、ヘタレ過ぎず、人物像がリアリティがあります。
    スティーブ・ジョブスほど周りの人に惜しまれなくても、
    普通の人が求める理想的な最期はこんな感じかもしれません。

    知らなかったのですが、役所広司&今井美樹で映画化されていたんですね。

    完璧に満足しなくてもいい。死ぬ瞬間60%幸せだったら、いい人生なんだと思う。そんな風に思わせてくれる物語でした。

  • 泣けるけどなんとなく男性目線の話だなーって思った。

  • 人間である限り必ず訪れる死をどう向き合うか。

    個人的には非常に理想的な死に方だと思う。


    所々にAKBヲタなら聞いたことがある言葉が出てくる。

    AKBヲタの人は探してみてください(笑)

  • 余命半年の命と宣告された男の残りの生き方、自分だったらどしただろうか。

  • 最後はやはりうるっと来てしまいました。
    正直、中盤までは、これは男性の願望を形にしたようなかんじがして、男性のほうが感情移入できる内容なのではないかと思う部分もありました。
    個人的にはスイカを食べている時の長兄の一言が、私の言いたかったことを代弁してくれていてすっきりしました。
    なかなか毎日の中で、1日1日に重要性を持たせるのは難しいですが、意識だけでも変えて生きたいと改めて思うきっかけになりました。

  • 物語と分かっていながら、主人公がどうにも身勝手に思えて、読んでいてムカムカするほどでした。物語に入り込んだともいえるので、その点では、力のある作品なのかも、、、。

  • 死期を意識することが生の充実につながる

  • 私がもし余命半年と宣告を受けたら何ができるだろう、と考えた。たいしたこともできないまま期限がきちゃうんだろうな。
    もし自分の夫があと数ヶ月で死んでしまうとしたら、美和子みたいにしっかり支えたいと思った。

    ====すき焼きの割り下(いつか挑戦したい)====
    1. 利尻昆布10グラムを、濡らしてかたく絞ったふきんで拭いて、水1リットルにつけて30分おく。
    2. 火にかけ、沸騰してきたら、火を弱め中火で3~4分煮立てる。アクを丁寧にとる。
    3. 別の鍋にみりん2合を入れて沸騰させ、半分まで煮詰める。
    4. 日本酒大さじ2、砂糖140グラム、濃口醤油2合、昆布だし1合をいれ、ひと煮立ちさせたら出来上がり。

  • もし、余命が半年しか残っていなければ、大事にしなくてはならないことを最優先するんじゃないかな。
    今やっている『どうでもいいかもしれないこと』と『大事なこと』をいつも天秤にかけてなるべく誠実に生きて死にたいと思わせる本でした。
    秋元康氏やるぅ。

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あと半年の命…末期ガンを宣告された中年男が妻に、子供に、そして愛人に最後に遺すものは。

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