優しい絆をもう一度〈下〉 (扶桑社ロマンス)

  • 13人登録
  • 3.40評価
    • (1)
    • (3)
    • (5)
    • (1)
    • (0)
  • 5レビュー
制作 : Nora Roberts  岡田 葉子 
  • 扶桑社 (2005年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594050856

優しい絆をもう一度〈下〉 (扶桑社ロマンス)の感想・レビュー・書評

  • メリーランド州の田舎町で宅地開発中に新石器時代の人骨と集落跡が見つかり、発掘プロジェクトのリーダーとして考古学者のコーリーが就任した。
    張り切って仕事に取りかかるものの、共同リーダーとして気まずく別れたばかりの元夫の人類学者のジェイクが参加することに。
    一方、地元の一大ニュースの発掘についてテレビを見て驚く女性がいた。ひと目見て気付いたのだ―そこに映るコーリーこそ、生後三カ月のときに誘拐された自分の娘だと。
    養子斡旋にからむ闇取引きが浮かび上がる中、発掘現場の土地所有者が殺害され…
    サスペンスフルな長編。

    愛と再生の物語でした。
    ヒロイン、ヒーロー、そしてその周囲、皆欠点はあれど善良で、過去の失敗を経験にして関係改善に取り組む姿勢が素敵-
    一方でなく双方、皆がそうしてるのがまたグッと来ます…大人だわ-
    事件が発端でギクシャクしたり壊れた親世代も見事にまるくハッピーエンドで良かった-
    事件の発端が30年も前で、関わる人数が多くて移動してたり複雑だったし、犯人がこれまた意外で謎解き部分も面白かったです。
    でもやっぱり警察公権力は役立たずすぎ-
    発端の人物が手の出しようのない所へ行っちゃったのは残念…
    これから混乱をきたして崩れてしまう家族がいるかも、というのも…
    発掘チームの和気藹々ぶりも楽しかった-
    そしてヒロインヒーローの籍事情に!こういうの好きだわ-
    チョコチップクッキー食べたくなりました。

  • 母娘の絆よりも夫婦の絆を問う展開にちょっとイライラ。お互いをそして自分自身を見直す二人の関係はなかなかいいと思うけど。殺人やら放火やら色々ありすぎじゃない?犯人の正体も犯行理由もそこまでする?と納得いかないまま終わっちゃった。2014.1

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    見知らぬ女性から、あなたは誘拐されたわたしの娘だと言われたコーリーは、自分が実は養子だったことを知る。かつては夫婦であり、いままた男と女として向き合うコーリーとジェイクは、協力してこの件の調査を始めるが、どうやら養子斡旋にからんで子供が闇取引されていた可能性が出てきた。そして時を同じくして、二人の周囲には不穏な事態が相次いで発生、ついには殺人事件すら起こる。発掘への嫌がらせなのか、それとも…。ロマンス、サスペンスそして家族の情愛を鮮やかに描いた長編。

    なんで素人がそこまで経緯を読めるのかというのはおいておいて、人というのは他の人との関係を維持するために、いろんなことをしでかすものだと思う。
    母親が2人という状況もいいほうへ進むだけに、事件が重い。
    兄弟は必要なんだなと改めて思う作品でした。

    Birthright by Nora Roberts

  • 自分の本当の出生について聞いた時、過去に起きた最悪の事件に翻弄されるコーリー。彼女の生き方や考え方にはいろいろ共感できる点が多々ありました。とにかくよかったです。

  • ------上巻と同じ------<br>
    新石器時代の遺跡が発見されてそのために派遣されてきた考古学者がヒロイン、そこに参加することになる人類学者がヒーロー。二人は一年前に別れた夫婦だった。舞台立ては豪華で地味。しかしヒロインが二十九年前に誘拐された子供であったことがわかって大混乱、という物語。<br>
    遺跡発掘にともなう開発業者との確執、別れた夫との再会、そして自分が誘拐された子供だったこと、とヒロインは大きな波に巻き込まれていく。かなりいろいろな要素が入り組んでいる物語。けれど登場人物たちが揺れ動かないので安心して読める。軸になっているのはヒロインとヒーローだけれど、さらに女性弁護士とヒロインの兄、ヒロインの実夫と実母、とロマンスの要素もふんだん。一貫して書かれているのは家族愛と理解し合うための努力。<br>
    別れたヒロインとヒーローがもう一度絆を結び直すまでが、開発業者や発掘に参加している学生の死、女性弁護士の事務所の放火、などのサスペンス要素を彩りに書かれている。またヒロインの実の家族たちが歪みを認め合い正していく過程も良かった。実際の殺人事件に関しては動機付けが弱いような気が。営利目的の誘拐、養子縁組だとしても、実際に殺人まではしないんじゃないかな。もうひとつ強力な理由が欲しかった。ちょっと残念。

全5件中 1 - 5件を表示

ノーラ・ロバーツの作品一覧

ノーラ・ロバーツの作品ランキング・新刊情報

優しい絆をもう一度〈下〉 (扶桑社ロマンス)はこんな本です

ツイートする