- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594051143
作品紹介・あらすじ
世界でわずか約30〜40人の早期老化症(プロジェリア)の子ども。人の10倍もの速さで年をとる彼らの平均寿命は、13歳である。限られたみじかい命を精一杯生きているアシュリー。14歳になり、プロジェリア患者の平均寿命を越えたいま、自分のこと、病気のこと、命のこと、家族、そして最愛の親友のことを自分のことばで懸命に語る。
感想・レビュー・書評
-
可愛い可愛い絵本のようなエッセイです!読めばアシュリーから元気が貰えます。どんな生き方になってもアシュリーはアシュリーらしく明るく生きていて、ほんとにそれは素晴らしいことです(-^〇^-)
自分らしくいつも明るく生きること。
人生を楽しみ尽くしていきること。
アシュリーが生きれなかったぶんも楽しんで生きたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生は長さではない。
彼女から教わることはたくさんあるように思います。
明日があるかわからない毎日を堂々と生きた彼女の姿勢。
実は自分たちも明日が約束されているわけではなく、彼女のように一日を一生懸命に『生』をというものを感じながら生きたいと思える一冊です -
こんな病気があるなんて知らなかった。
スーパーポジティブガール。
死はこわくないんだって、この人。
わたしはまだ、死ぬのが怖い。 -
早期老化症という病を持ちながら、前向きに生きている彼女自身の言葉、絵、写
真。彼女の生き方、考え方から私たちのほうが教えられることが多いように感じられる。大きな勇気をもらえる本。 -
テレビでドキュメンタリーを見て好きになったアシュリーちゃん
本の存在を知って購入。
良かった。 -
あなたは自分であることを楽しんでいますか?生きることが辛く思える時、アシュリーの言葉に耳を傾けてください。(あなたの一冊:かや 主婦 三人息子の母さんよりメッセージ)
◇
人が生きることの尊さと儚さ、そしてアシュリーの芯の強さについて考えた。彼女は周囲の人だけでなく、個の信仰に支えられて生きていたのだと思う。「きっとまた会えるから寂しくないよ」と、そう何度も書かれていたけれど、そんなことを思って命を全うする生きものは人間だけかもしれない。(ちいさな帆) -
プロジェリア(早期老化症)のアシュリー。平均寿命が13歳といわれるプロジェリアではあるけれど、アシュリーは14歳でこの本を書きました。
死と隣り合わせで生きているとは思えないくらい前向きで、ごくごく普通の女の子です。
いいえ、死と隣り合わせているからこそ、生きることを凝縮しているのでしょう。
日本語訳と、その隣に英語が書かれていて、この英語もおそらく彼女が発した言葉そのままなのでしょう。日本語で読むよりも、英語で読んだほうが彼女を感じられました。 -
アシュリー・ヘギ 14歳
早期老化症 ( プロジェリア )という病気を持つ少女。
初めて彼女をテレビで見たときショッキングとか、驚いたというより、「 ギョッとした 」
フジテレビの番組で何度か取り上げられているが、それは彼女の病気が珍しいからだと最初は思っていた。
でも、違うんじゃないかと最近は思っている。
そして、この本を読んで 「 違うな 」 と改めて思った。 -
たくさんの写真と手描きのイラストや、アシュリーが思っていることを私たち一人一人に語り掛けてくれます。動物が大好きで、もちろんお洒落にも気を遣う何処にでもいる普通の女の子。“病気も含めて私なんだよ”前向きな彼女の言葉たちがすっと心に染み込んでいきます。いつも自分のこと以上に周りの人を想い、笑顔を忘れなかったアシュリー。きっと天国で大好きなジョンと一緒に家族や友達、会ったことのないたくさんの人達のことをあの優しい笑顔で見守ってくれているのかな、なんて思いました。