男の子を伸ばす母親は、ここが違う!

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594051358

感想・レビュー・書評

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  • 「男の子の子育て」は、本当に難しい、というママが多いのですが、そんな中、サロンのお客様から「これはすごくナットクできた!」とおススメいただいたのがこの1冊。

    我が家は女のコなのですが、それでも男女の差異を考えるには、すごく最適で「そういうことなのか〜!」とものすごい納得できることがたくさんありました。

    書き口がとても「自信に満ちあふれた」文体なので好みはもしかしたらわかれるかもしれませんが、このくらい言い切ってくれたほうが私は、清々しくて好きです(笑)
    (なので、そこに期待して別バージョンの「女のコ」本も読んでみました。が。こちらがヒットしたので、きっと請われて書いたんだろうなあ、と思うほど、いちいち歯切れが悪くて、その違いに笑ってしまったほどです。)

    うちのコは落ち着きがない、とか、チョロチョロしてる、というのが口ぐせになってしまっているママにはとにかく1度読んでみてね、とおススメしたいです。

  • 筆者の結論を引用:「子ども時代はいっぱい遊び、美しいものに触れ、豊かな経験を積み、多くの人と触れ合い、成長してからはたくさんの趣味を持つべき」

    息子たちに男の子らしく様々な経験をさせてあげたいと思った。

    「うん、うん」と読み進めたが、最後に読書メモに残したのは僅か・・・
    あれ!?

  • 男の子はチョロチョロさせるべき。と訴えている本。

    メモ
    ・学校には期待しない。日中は子供の安全を確保してくれる場所と考える。
    ・国語力を鍛えるために文書をかかせる。面白いことを子供が見つけた時に、「ちょっと書いてお父さんにも後で教えてあげようと促す」
    ・男のは理屈っぽく叱る。
    ・こどもはウソをつくので、怪しい時は「確認」をする。
    ・キャンプをさせる。
    ・子供のやりたいことが見つかるまでは進路を考えるべきではない。

  • 男の子を伸ばす母親はここが違う!
    松永暢史 著 扶桑社

    【まえがきにかえて】
    ・男の子は、小さな頃に遊びが充分であればあるほど勉強ができるようになりやすい。
    (遊び=好奇心に基づく直接体験)

    【第1章 学ばせる】
    ・本格的な勉強は14歳以降でよい。
    (それまではとにかく遊ばせること)
    ・国語力が大切。作文と音読。
    ・「豊かな人生」=高い偏差値を持つことではなく、たくさんの楽しみを持っていること

    【第2章 しつける】
    ・「言ってもわかってくれない」ではなく、「わかってもらえる言い方をしていない」
    ・子どもを叱る時は感情的にならず、理屈で説得。
    ・家事を手伝わせる+褒めるはセット
    ・男の子には失敗させることが重要
    (男の子はカラダで学習する生き物)
    ・危険でない限り失敗を重ねる重要性
    ・遊び体験の蓄積が後の学習と結びつく
    ・一度注意した事は断固としてやらせる。
    「あとで」は認めない。
    ・親が自己反省しないと、頭が悪い子に育つ

    【第3章 はぐくむ】
    ・「なぜ」→「おもしろさ」を見出す
    ・創造力とは余計な事をする力
    ・教育の基本は「観察」にある
    (自分の子どもはどんな子かを観察する)
    ・自分勝手な理想像を押し付けず、等身大の子どもを見て、認める。


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  • キャンプが重要、予想外の経験をさせることが重要等、賛同できる箇所は多かった一方、不快感を催す程の偏見に満ちた意見も散見され、読んでいてあまり気持ちの良い本ではなかった。

    ・キャンプをさせよ(P100)
    ・「ゲーム」(囲碁、将棋、トランプ等)をさせよう(P105)
    ・「美しいもの」は、絶望を遠ざける

  • 男の子は遊びを経験に人間形成されていく。好奇心のある子どもに育てるにはどう行動したらよいか。学歴にこだわりすぎることなく、親も日々、勉強や意識した行動をとることが不可欠なんだと感じた。

  • うんうん、こういう本を読んでいるあたりが
    「終わってる・・・」
    ちゅう感じやけども(笑)、読了後

    「うん、まあ、いけるやろ」

    とは、思った(笑)。大丈夫か。

    感想を書きだすとまとまりがつかないので、読んでいて
    「へええ」
    と、思ったこと数点だけ。

    「人生の究極の目的は、いい暮らしをすることではなく世代交代をすること」

    「自分の息子もひとりの男性として認める」

    くらいかな?
    あとは、
    「あー、確かに、私はできてないなあ」
    と、思うところもあるし、きっと母親やとこういうところにつまってしまうんやろうなあと思うところもあった。

    うちは長女長男の姉弟なのでとくに、基準が姉になっちゃうもんねえ。
    最近になってやっと、長男と長女ではいい意味で違う判断基準が必要やなと実感するようになってきている。
    同じ基準で育てたかったんやけどね・・・。

    (ムスコは女子力の高い男子にしたかったので)
    (だってたぶん、そのほうがモテる)

    そしてムスメは自立した女子にしたい

    でも、うちの息子は女子よりも男子の友だちがほしいタイプやったようなので(それも意外やったわー。おとなしい子やと思っていたので)、女子と男子では基準を変えてあげないとあかんねやろうなと思ってる。

    ま、それもそれで楽しんだらいいのかな。

    母親だけの子育てやと男子にとってよろしくないのかもしれないけれど、そんなことはこの本にはひとつも書かれていなかった。
    子どもに対して誠実であれば大丈夫なんやと思う。
    そこは、自信を持とう。
    親が子どもに対して誠実であれば、子どもは勝手に育つやろう。
    そこも、子どもを信じよう。

    前述のとおり、おとなしい(と、いうよりも「争いを好まない」)息子は、
    「やられたらやり返す」
    瞬発力がやや足りないのかもしれないけれども、それでも、男子を育てた先輩母親に

    「自分が我慢できる限界を超えたらやり返すようにだけきちんと伝えておけばいい」

    と、いわれて、そうっかー、と、思った。
    あと、

    「優しい子が最終的にはモテる」

    と、担任の先生にもいわれて(モテる基準ばかりで申し訳ないが)、それも、そうっかー、と、思った。

    バランスやろうけどね。
    ある程度遊びで体を使わないと
    「どれくらいやったらまずいか」
    の、基準もわからないし、だからってなんでもかんでも好き放題やってもいいというわけでもないし。

    バランスね。
    バランス・・・。

    どうしてもね、私の身近な男性が<font size="1">どうしようもない人しかいない</font>ので、
    「どうせ、あんなんやもんな・・・」
    と、テンションが下がってしまうんだよね(;^ω^)

    そしてこれからの男性の理想像(というか、男性の評価基準)は
    「女性に配偶者として認められる男」
    だそうよ。

    (2016.02.18)

  • 松永氏の本にしては物足りない。

  • 4-594-05135-9 197p 2006・4・10 初版1刷

  • ついガミガミ言ってしまう私には、タメになる教訓がたくさんあった。男の子には、男の子ならではのおちんちん力がある。母親がガミガミ言っていては、男の子の自由な創造力は伸びない。子供のうちは、勉強を詰め込むより遊びから学ぶ工夫する力や失敗から学ぶ経験の方が将来役に立つ。

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著者プロフィール

1957年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。学生時代にバイトで始めた家庭教師が天職となる。奇跡の合格と学力不振解決を続々成功させ、「カリスマ家庭教師」とも呼ばれる。専門は国語記述解答と小論文指導であるが、音読法、作文法、暗算術など数多くの学習法や能力向上メソッドを開発。最近は、焚火教育とリベラルアーツの実践に力を入れている。講演は「マシンガントーク」と評される。『男の子を伸ばす母親はここが違う!』『超音読法』(扶桑社)、『中学入試国語選択ウラのウラ』(主婦の友社)など著書多数。

「2013年 『必殺 センター古文』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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