本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594052218
感想・レビュー・書評
-
貴族にしてはフレンドリー?な伯爵が素敵。
そして上品な奥方とやんちゃなお嬢様。
特徴のある警察の人も出てくるけど、警察物と言うよりはオールダリー荘の物語かなぁ。
ちょっと翻訳が古く感じてしまうかも?
コの字型とすんなり書かずにEから棒を引いて~と若干回りくどいところもあったり。
と、思ったら続編ではコの字型になってました(笑。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バーフォード伯爵家の荘園屋敷で開かれるパーティに集まった11人の客たち。様々な思惑を秘めた招待客たちのなかでやがて事件が……。
怪しげな登場人物、ロジカルな推理、意外な結末と黄金時代の本格を思わせるミステリ。殺人事件に加え、スパイや宝石泥棒まで絡んだ複雑な謎が丹念に解きほぐされ、真相が二転三転する解決編が圧巻。トリックの豪快さや犯人の意外性もなかなか見事。 -
クイーンのロジックとクリスティーの登場人物がミックスされたような本格推理もの。以前、同種のトリックの小説(←後に出版された国内もの)を読んでいたので、残念ながらその点ではびっくりできなかったけれど、とても面白かった。