地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
3.69
  • (6)
  • (9)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594053840

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本当に温暖化しているのかどうかは意見が別れるところですが、

    今年の冬は日本は暖かですし、

    バンコクの気象もちょっとおかしいです。

    乾季のはずが雨が多いですからね。

    確実に気候はおかしくなっていることは間違いないと感じます。

  • 最近読んだ懐疑派の主張ほど説得力が無かったように感じた。ただ当然、間違っていたときのリスクは懐疑派のほうがでかいんだよなぁ。やり直しのきかない選択であるかもしれないなら、やはり環境について、温暖化について、考えなくちゃいけないんだろうな。

  • おどろおどろしいタイトルで、読んだ時はまいったななんて思ったはずなんですが、もはや内容を覚えていません。温暖化については、最近は気候変動という言葉で、雑誌とか他の本とかで読んでいるので、知識がごっちゃになっているものと思われます。こういう話は語る人によってニュアンスが違ったり、場合によると180度違うことを言うので、いろいろ読んで比較してみないとつかめないところがあります。はっきりわかろうとするならば、自分が学者になって、考え方と合う学説を支持しないといけないかもしれないです。

  • 温暖化のコワさをクローズアップした書。

  • 2007年の本なので、前半が「温暖化が起こっていない、なんて主張はもはや通用しない」ってことを述べるのに使われています。今となっては述べるまでもない、当たり前のことになってますけど。 あとの内容は、自然エネルギーへの転換の必然性、その推進のための様々なアイディア、国内・海外での様々な取り組みの例、などなど。 エアコンがとてもエネルギーの無駄遣い、というのが出てきます。 本州の家はほとんど断熱されていないので、エアコンを使うというのは、穴の開いた船からひしゃくで水をくみ出す行いに等しいのです。 エアコンで熱を室内・屋外に移動させても、家の窓・壁を伝わって熱がまた元に戻るのです。 これではいくらエネルギーを使ってもきりがありません。 この問題に対応するために、田中優さんが立ち上げたのが「天然住宅」というプロジェクト。 (この本では設立を準備してる、となってましたが) あとは、電気を使わない冷却装置の話も紹介されてます。 非電化冷蔵庫やスカイラジエータなどです。 非電化冷蔵庫は既にモンゴル地方などで活躍しているそうです。

  • 世の中に騙されてることって
    結構多いんだなと思った。

    国のやってることは
    全て胡散臭く感じてしまうことが
    多いこの頃だが
    これを読んだら余計その思いを強くした。

    でもまぁ
    責任転嫁してしまうのは簡単なので
    人のせいにしてしまう暇があれば
    信用できる情報を拾って
    自分で考え、実行することが
    大事だなんだろうな。

    うだうだしてる間に
    温暖化は刻一刻と
    迫ってきてるのだ。

  • 2007年発行の本で、「あと10年が勝負」といっているので
    私達に残された期間は、あと8年

    イギリスでは、「あと何年もつか」って議論がされてるらしい

    最初ズドーンって落とされて、
    最後のオルタナティブですくい上げられて、、、

    オルタナティブは、もうひとつの、代替の
    という意味

    別の生き方、今とは違う代替的な生き方がもうすでに自分達の前に
    提示されている
    可能性じゃなくて、現にできる!

    私はやっていこうと思う

  • 地球温暖化が、人間やその他生物にとって住みにくくなる
    様々な現象を、ドミノ倒し的に発生させていくということを
    分かりやすく説明している。

  •  とんがっている意見の新書だとは思いますが、
    好きですね。

     最近の新書ブームの中での、なにそれ!的な
    内容に比べると、格段に読み応えがあります。

  • 原子力発電所をなくす方法。
    地球温暖化を止める方法。

    方法はここに全部書いてある。

    が、

    なかなか実行できない。お役所さま。
    電機会社の方々。

    日本の四季が無くなるのは忍びない。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和のさまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「apbank」監事、「一般社団 天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院、横浜市立大学の非常勤講師。著書(共著を含む)に『環境破壊のメカニズム』『日本の電気料金はなぜ高い』『どうして貯蓄が行けないの』(以上 北斗出版)、『非戦』(幻冬舎)、『Eco・エコ省エネゲーム』『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方』『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』『世界から貧しさをなくす30の方法』(以上 合同出版)、『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』(岩波書店)、『地球温暖化/人類滅亡のシナリオ』(扶桑社)、『おカネで世界を変える30の方法』『天然住宅から社会を変える30の方法』(合同出版)、『いますぐ考えよう!未来につなぐ資源・環境・エネルギー 1~3 』『いますぐ考えよう地球温暖化 1~3 』(岩波書店)、『おカネが変われば世界が変わる』(コモンズ)、『環境教育の落とし穴』(大月書店)、『原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる』(武田ランダムハウスジャパン)、『地方論』(子どもの未来社)など。著者ホームページ「田中 優の“持続する志”」 http://www.tanakayu.com

「2013年 『子どもたちの未来を創るエネルギー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中優の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×