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著者 : 江上剛
  • 扶桑社 (2007年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594054571

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絆の感想・レビュー・書評

  • 『起死回生』を読んだ直後、同じ著者の新作をさっそく読了。

    2人の主人公を中心に銀行が絡む構成は『起死回生』と似ているけど、
    『絆』のほうがより展開も波乱万丈・ドラマチックで小説らしいかな。

    丹波地方に暮らす主人公は母が亡くなってから、幼馴染がいる町の有力者の家に引き取られるが、幼馴染に怪我を負わせてしまったことから、家を出る。
    行くあてのない少年だったが、偶然知り合った染色会社社長の元で働き始める。
    都銀に就職した幼馴染はバブル期の中、染色会社社長へ必要以上の融資を。
    バブル崩壊後、経営を引き継いだ主人公は融資返済を迫る銀行と対抗していく。
    ラストは、地元の銀行に助けられ、新たな染色技術を開発するまでに至る。

    銀行員出身の著者だけあって、本書でも、銀行が深く絡む。
    主人公二人の成長に合わせ、銀行業界の変遷も読み取ることができ、面白い。
    対企業の銀行業務がどういうものかもなんとなくわかってきたような気がする。
    『起死回生』もそうだったけど、事業会社とともに歩む銀行がこれからの銀行だということが強調されており、実際そうだとすれば、銀行員の仕事もやりがいあるんだろうな。

  • 場所を変え
    立場を変え
    時代に翻弄されながら
    最後に行き着くところは

    それまでの経緯からハッピーエンド
    とは言い切れない

    けど、大切なものを見つけた
    のかな

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絆はこんな本です

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