外資の稼ぎ方 その儲けの仕組み、全部暴く!

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594054977

感想・レビュー・書評

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  • ・外資の稼ぎ方6カ条
    ?逆張り:みんなが売っているとき、誰も買わないときに買う
    ?思い切り:リスクをとるなら、小さくとっても意味がない
    ?「リスクが大きいこと=悪」ではない。リスクに見合うだけの儲けのチャンスがあればそれでいい
    ?「リスクをとるときは大胆に」リスクの量が一定水準を超えると、「もっと儲けてやろう」という発想に変わる。「どうせ危ないのであれば、もっと危なくなってもいいから、その代わりにもっと儲かること」を目指す
    ?ニッチ:誰もやっていないことをやる
    ?困っている人を救済する
    ?交渉力:交渉はゲーム、自分に有利な条件は多く取れるほどよい
    ?ルールを味方に:規制・規則を調べ上げ、有利なものはフル活用
    ?世界標準:日本も世界の一部という視点から日本を見る
    <例>
    ・インフレ時代に最も魅力的な金融商品=不動産
    ・倒産会社を買うメリット
    ー借金が棒引きされている:民事再生・会社更生法は再生・更生のための法的手続き。再生・更生できる程度に裁判所が負債を減らす。
    ー隠れた債権者がいない:倒産手続きで名乗り出ない債権者には債権が認められないため、あとからびっくりするような債権者が現れない。
    ー累積赤字がある:債務放棄益で消せないくらいの税務上の繰越欠損金がある場合、その後、利益が上がっても税金を払う必要がない。連結納税など繰越欠損金を活用する方法もある。

  • 2013/10/05
    JALの空港の発着枠の話でも思うけど、交渉って大事よなぁ。
    ただただ素直なのもたまにはいいけど、戦略がないと結局負ける。
    外資のリスクテイクを見習いたいです。

  • なんで国内金融機関が活躍できないのかと、大学4年生の私はくやしくなりました。

  • 基本的に金融の仕組みがわかっていないので、知識欲で買う類の本。金融は広く見るので、世の中の仕組みを知る勉強になると思っている。

  • それなりにわかっていることながら、整理して読ませてくれるのはありがたい。
    しかし、あたらしいことはあんまり有りません。

  • 「外資」金融を中心とした企業がどのような思考で日本のさまざまな資産を使って化成でいるのかを考察するということで、興味深かったので購入してみた。ファンドとM&Aという昨今よく聞くようになったテーマについて、それを行っている外資な人(企業)の考え方・思想めいたものを易しく理解するにはちょうどいいかも。より具体的・詳細に理解したいのであれば、別途専門書を読む必要がありますね。読み物としては、十分満足しました。

  • 読む必要なし

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著者プロフィール

永野 良佑(ながの りょうすけ)金融アナリスト1967(昭和42)年愛知県生まれ。1989(平成元)年3月、一橋大学経済学部卒業。外資系金融機関を中心に、ストラクチャード・ファイナンス、クレジット・トレーディング業務に主に従事。著書に『プロが絶対買わない金融商品』(以上、扶桑社)、『セールスマンが教えてくれない金融商品の仕組み-危ない商品はこう見分ける!』(中央経済社)、『これでわかった! ファイナンス お金に関する基礎知識から、最新の金融理論まで』(PHP研究所)、『これだけは知っておきたい「金融」の基本と常識』(フォレスト出版)、『20代からのファイナンス入門 - お金がお金を生むしくみ』(ちくま書房)、『世界一わかりやすい金融の教科書』(秀和システム)など多数。

「2020年 『金融のプロが教える コロナ暴落後の必勝投資術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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