イライラしたときに冷静になる方法 (扶桑社文庫 う 2-9)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594056292

感想・レビュー・書評

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  • 最近、仕事でのイライラが多く、そろそろまずいので色々な視点からの考えを取り入れるために読んだ。
    生活してて良くある実例を交えており、あてはまるものもいくつかあった。「自分は自分、他人は他人」、「良い勉強になる」、「世の中には色々な人がいる」、「みな自由を生きている」などを参考に生活していきます。

  • イライラすると運が悪くなる。イライラすると心にマイナスのエネルギーがたまり、そのエネルギーが、マイナスの出来事を呼び寄せてしまう。イライラすることはプラスを生み出さないのである。どうすれば楽しくなるかを考えることでイライラをなくすことができる。楽しいことを考えることにより頭からイライラがなくなるのである。プラス思考の友達を作ることも必要である。友達がプラス思考なら話しているうちに心がプラスになりイライラがなくなるだろう。

  • 最初「負のエネルギーうんぬん」と書いてあって心配でしたが、内容は割りと気付きが多かった。実践できるかどうかは別にとして、具体例が多いのはいい。

    -------------------------------
    イライラしやすい人は「自分は間違っていない」という気持ちが強い人
    原因はあの人→でも直接言えない→そんな自分も悪い→じゃあ我慢するか

    自分がいつどういった場面でイライラするか書き留めておく
    世の中は自分の思い通りにならない
    イライラの原因には、放っておいても解決することがよくあります。そのうち自然に解消するんだから、それまでガマンだ
    相手は赤ちゃんだ、未熟者だ、と考える
    完璧な人間はいない、出来て当たり前、と思わない
    今後自分が管理職になった時の練習台
    悪いことをしてこのまま済まされるわけがない、神様が見ている

    手段を変えてみるとそもそもイライラの元が無くなるかも

    人間は、楽しいことと辛いことを一緒に考えられません。ですから、ワクワクすることは、イライラをけすために、とても効果的なのです。
    自分の選択した結果なのだから。
    そんなに深刻なことではないと考える。
    あまり深刻ではない面白いお仕置きを考える、トイレで紙がなくなってしまえ!など。イライラが収まったらちゃんと心のなかで謝る。
    女友達の相談は、アドバイスを求められているのではなく、話を聞いてほしいだけ。
    依存体質の人:○○に△△のことが書いてありましたね、参考になるかも。
    嫌味を言われたら聞こえなかったフリをする。
    話が長い人:自分の興味のある話題にいかに近づけられるかのゲーム。質問を繰り返す。

  • イライラしない方法とは何か。
    それを知るためには、なぜイライラしてはいけないのか、そもそもイライラとは何かを知らなくてはならない。


    イライラすることは、思っている以上の大きな悪影響をもたらす。
    気分が悪くなる、人に優しく接することができなくなる、集中力が落ちる、等など。

    イライラしている時は、どんな人でも醜い顔をしている。ぜひ鏡で見てみて欲しい。
    そしてイライラは伝染し、イライラしている人の周りからは、人が離れていく。
    イライラして良いことなど一つもない。

    つまり、イライラしたくしてしている人など居ない。


    だが逆に、イライラしない人もこの世には存在しない。

    イライラとは、自分の思い通りにならなかった時に不愉快になる感情のことである。
    これはどんな人でも持つ感情であり、全て思い通りにいく生活などあり得ない。

    では、いわゆる穏やかな人、優しい人は、なぜイライラしないのか。
    彼らだけトラブルがない安全な世界で生きているのか。

    もちろんそうではない。
    彼らはトラブルがあっても、イライラしなくて済む考え方を身につけているのである。


    イライラには2種類ある。
    思い通りにならず瞬間的に湧き上がってくるものと、過去の経験を思い出して発生するものである。

    このうち、過去から来るイライラを消すことは難しい。
    なぜなら、過去のイライラの原因を今から消すことはできないからである。

    すなわちイライラを減らすためには、瞬間的に発生したイライラを最小限に留め、即座に気持ちを切り替えることが重要なのである。
    これこそが、イライラしない方法の正体である。


    本書には、そのための様々な方法や考え方が書かれている。
    世の中は思い通りにならないと知る、他人と自分とに境界線を引く、最悪の状態よりはマシと思う、等々。

    その根底にあるのは、
    「イライラはするだけ損。状況を変えられるなら行動する。変えられないなら許す、割り切る」
    であるように思う。

    例えば事例として、レストランでタバコを吸う人に対してイライラしてしまう、ということが紹介されている。
    実際によくある話だと思うが、大半はただ愚痴を言って終わってしまうのではないか。

    ならばまずは、タバコを控えるようにお願いしてみるのが良いだろう。
    それが駄目なら、そもそも禁煙のレストランを探すべきである。
    どうしても場所を変えられないなら、仕方ない、世の中こういうこともあるとスッパリ割りきって諦めてしまおう。

    世の中上手くいかないこと、不条理なことは多く、そういう時に人はひたすら不満を募らせてしまう。
    だがそのままイライラを続けても、自分の心がマイナスに傾く一方で、良いことは一つもない。
    ならば自分の行動や気持ちを切り替えて、イライラの連鎖からぬけ出すのが、前向きな生き方というものだろう。


    自分はよくカッカするタチなので読んでみたが、なかなか参考になった。
    すぐに直すのは無理だろうが、「このままイライラしていても損しかない」という考え方を身につけ、改善していきたいと思う。

  • ①150921

  • まじめな人、がまんしやすい人、自分が正しいと思っている人

    こんな性格のひとはイライラしやすくストレスをためやすいとのこと。

    ただ、世の中にイライラしない人は存在しない。
    ではいつも穏やかな人のようになるにはどうしたら良いのか。

    要はうまくイライラを処理したり、受け流したりするような考え方が2ページに一つ、たんたんと書かれている。

    ダラダラと書かれていないので、朝起きた時にぱっと開いて
    ひとつ読む。
    その日はそのページの助言を心がけて過ごしてみる。

    そんな風に毎日を送れば、だんだんイライラしなくなってくるかもしれない。

  • 書店でふと手に取った本。
    最近イライラすることが多いような気がしていたので、きっと自然な流れだったのでしょう。

    見開き2ページで1項目という記載になっており、サラッと読めます。
    市役所の窓口などで、理不尽なことをいう市民もたまにいますが、そこで職員も感情的になって、窓口で口論してしまっては何の解決にもつながりません。この本を読んでいれば、イライラすることなく、市民の意見を素直に聞いて、適切な対応ができるようになるかもしれませんね。

  • よくある軽いhow to本かと思ったら、最近読んでいた仏教の教えと通じるところが多々あり、また私の好きな「マーフィーの法則」が下地なので、興味深く読むことができました。しかも見開き一ページで話が完結だから、読みやすいです。

    まとめると、「イライラしない」と決めて、「どうすれば楽しくなるか」考えて様々な解決方法を試す、ということかなー。この「決める」って「えーっそれだけ?」と思うかもしれないけれど、すごく効果があるんですよ!
    『怒らない技術』でもそうだったけれど、結構「もう怒らないと決めた!」だけでも効果がある!そういえば勝間さんも三毒追放(怒り、妬み、愚痴)と言っていたし。

    私にむく方法。
    ①そんなことには興味がないー戦いの土俵にあがらない
    ②人のイライラをもらわないー距離、相手にイライラがなくなるように祈る、自分に透明なバリアをはる、自分が熱中できることをする
    ③恋愛ーデート中に迷ってイライラ―デートの目的はその時間を楽しく過ごすことという最終目的を思い出す―子育てにも通じる「最終目的」
    ④神様が見てるーいやなことのあとには良いことが、耐えることでつきがあがった

  • 実用集。

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著者プロフィール

東京都出身。著述家。学習院高等科・同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の『成心学』理論を確立し、心を元気づける著述活動を開始。1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。主な著書に、『「折れない心」をつくるたった1つの習慣』(青春出版社 プレイブックス)、『平常心のコツ』(自由国民社)、『「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉』(三笠書房 王様文庫)、『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)、『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出文庫)、『「カチン」ときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ ワニ文庫)、『運がよくなる100の法則』(集英社文庫)、『願いを9割実現するマーフィーの法則』(KADOKAWA)、『幸福力のコツ』(自由国民社)、『50歳からのやる気のツボ』(秀和システム)など多数。

「2023年 『心の免疫力 人生を「平気で生きる」コツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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