インテリジェンス人生相談 [社会編]

  • 108人登録
  • 3.90評価
    • (12)
    • (11)
    • (16)
    • (0)
    • (0)
  • 16レビュー
著者 : 佐藤優
  • 扶桑社 (2009年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594059286

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
遠藤 周作
佐藤 優
有効な右矢印 無効な右矢印

インテリジェンス人生相談 [社会編]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 佐藤優による人生相談。この人生相談が連載されている雑誌が雑誌がゆえに質問の内容もなかなかハードだ。いや、別にどんな高尚な雑誌の読者にしたって、言わないだけでその内に秘める悩みというのはどこか似たり寄ったり、人間臭いものなのかもしれないが。

    世の中の人がどんなことに悩んでいるのか知ることができるという意味でも興味深いが、それ以上に興味深いのが佐藤優の回答だ(人生相談だから回答するのは当たり前なのだが)。佐藤優はどんな質問にも参考として何らかの本に言及し、そこから何か"ヒント"を提供する。なるほど、本というのはこういう風に現実の生活の中で活用するのか。純粋な知識を得るためだけでもない、楽しむだけでもない、より実践的な読書をするという視点で読むと、この人生相談はより興味深いものになるだろう。

    また、佐藤優の回答は抽象的なものにとどまらず、どこか具体的・実践的だ。こうしたらいい、ああしたらいいと具体的にどのように行動すればいいかを示していることが多く、質問者と自分が置かれた状況は違うものの、役立つ部分があるし、何か行動を起こせば何かが変わるかもしれないーそんなことを思わせてくれる。

    なんとなく悩んでいる、でもその悩みの正体がよく分からないーそんな人もこの本を読んで質問者と一緒に悩み、佐藤優と一緒に解決方法を考えてみることも、自分の状況を振り返るきっかけになるかもしれない。

  • 片手間に読めるだろうという安直な気持ちで手にとったが、ユーモア(下ネタ?)混じりつつも真剣に回答されていて、改めて「はっ」とすることもありよかった。

    ネットカフェ難民(?)やフリーターからもどかしい思いをして働いている医師など様々な方が日々の不満・悩みを等身大(良い意味で)に質問を投げているから、

    普段は「はずかしいので人には言えないけど(ちょっと自分勝手だとわかっているけど)ぶっちゃけこうなんだよね」っていう思い(質問?)に対して、建設的な答え(?)が提示されており、また参考となる書が提示されている。

    このようなスタイルなので、(短い)通勤時間の合間とかに読むのにぴったりだと思う。

  • 優しさとブラックユーモア溢れる。

  • いざとなったら勝負できる実力があれば世間の評価に惑わされずによい
    人生の大きな夢を見る多めに小説というのはあるいいでは幻想と夢の世界を描いていることだから、いろいろとヒントを与えてくれる。
    職場の人間関係なんてのは給料をもらうことと割り切ること。
    苦しいときは、正直に苦しい、と言い、助けてと叫ぶこと。そうすると必ず助けてくれる人が出てきます、世の中にはいい人がたくさんいます。もし周囲にそういう気軽に相談できる人がいない場合は、教会に行けばいい。
    生きていくうえで夢は絶対に必要。持つ夢はできるだけ大きい方がいい。
    どんな嫌な人に対しても、一方的に断罪しない。徹底的に求めると外部から必ず助けがやってくる。

  • ■『結論を言うと、イサムさんの現在の状況は決して悪くありません。<民間企業で働く会社員やパート労働者の昨年1年間の平均給与は435万円で、前年に比べて2万円少なく、9年連続で減少したことが国税庁の民間給与実態統計調査でわかった。年収別で見ると、200万円以下の人は前年に比べて42万人増え、1023万人と21年ぶりに1000万人を超えた。一方、年収が1000万円を超えた人は9マン50000人増加して224万人となり、格差の広がりを示す結果となった。>という実情に鑑みるならば、手取りで15マネンということは額面で20万円強、しかも住む家があるのだから、東京の感覚で言えば400万円ぐらいの年収があるということになります。住む家が保証されているという現在の与件を最大限に活用したほうがいいと思います。』

    ■『じゃこ飯さん、ぜひ、プラス思考でいきましょう。まず、「ダメ人間でも何とかなる」というのは本当です。客観的に見て、あなたは「ダメ人間」では全くないのです。月に15万円も稼いでいるじゃないですか、自分一人を養っていくことが出来るということです。社会的責任を十分果たしています。』

    ■『とにかく20代の前半というのはすごく大切な時期なので。向学心もあるしね。それで世の中に対して斜めから見るようになったら、それはもう絶対に損するから』

    何も出来ない癖に世の中を斜めから見るような行為を辞めたい。

    全体のアドバイスを通して感じるのは、私達日本人一般が如何に「人に助けを求める」ことを恥じているかということ、佐藤優氏はバンバン公共機関と政治家への「助け」を提案しまくっている。辛い時は助けを求めるという大原則。

  • 具体的でわかりやすく、納得できる内容ばかり。面白さもあり、参考になる。

  • いろいろな悩みに対して、ユーモアと優しさをもって真摯に答えていて、いい方だな〜と思いながら読んだ。回答の中で必ず本が紹介されていて、読書が人生を切り拓く鍵であることもよくわかった。

  • ――――――――――――――――――――――――――――――○
    介護の仕事は、社会的に価値がある「魂の労働」なので、低給与でも名誉が得られるというイメージを先行させて、低賃金労働を末端のヘルパーの人たちに押しつけているという構造的問題があります。14
    ――――――――――――――――――――――――――――――○
    自己啓発や、心理学の本をいくら読んでも自分の性格は変化しません。20歳くらいまでについた性格は、恐らく一生変化しないというのが、私自身と周囲の人々を観察した上での結論です。146
    ――――――――――――――――――――――――――――――○
    不利益になる話というのは、99%自分の口から出ちゃうものなんだよ。「なんでこんなこと知ってるんだろう?」と思った場合は、ふとした時に自分が漏らしていることが多い。174
    ――――――――――――――――――――――――――――――○

  • マサルさんによる毒にも薬にもなる人生相談。

  • 成功には努力と運の両方の要素があります。

全16件中 1 - 10件を表示

インテリジェンス人生相談 [社会編]を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

インテリジェンス人生相談 [社会編]を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

インテリジェンス人生相談 [社会編]の作品紹介

インテリジェンスを駆使した超実践的アドバイスが満載。

インテリジェンス人生相談 [社会編]はこんな本です

インテリジェンス人生相談 [社会編]のKindle版

インテリジェンス人生相談 [社会編]の単行本

インテリジェンス人生相談 [社会編]のKindle版

ツイートする