「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」公式シネマ鑑賞読本

  • 扶桑社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594060411

感想・レビュー・書評

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  • 東宝・フジテレビ製作映画のオフィシャル本。映画は2009年10月公開。出演者・製作者12名のインタビューと対談を掲載。太宰治氏の初版原書と林芙美子氏の挿画を「復刻版」として雰囲気もそのままに掲載。モントリオール世界映画祭で根岸吉太郎監督が最優秀監督賞を受賞。偶然にも受賞日が校了日。モントリオールに行かれていた東宝プロデューサーより連絡をいただき、急遽帯を差し替えて受賞バージョンにしました。

  •  一つのストーリーを、人がどんなふうに解釈しているのか、とても気になる。

     とても気になるけど、それを確かめる術がない。多分、ブログを探せば同じ本を読んでいる人が見つかるのかもしれない。でもそれも何だかめんどくさい。

     太宰のヴィヨンの妻。これがまたよく分からない。つまらないわけではないのに、じゃあ面白いのか、私にはよく分からない。

     太宰が何を思い何を伝えたかったのか、正直に告白すると私にはよく分からなかった。

     しかし、映画の出演者たちは流石にいろいろ考えているものだ。特に、これは贔屓目ということではなく、主役の松たか子の考えは深いね。私より10以上も若いのに、完全に負けてます、私。

     大学の先生や精神科医の先生、スタッフのみなさんの解釈やこだわりも面白い。なるほどと感心させられることしきり。

     もっともっと人の解釈に耳を傾けたくなる。

  • メイキング本を、こんなにスミからスミまで、しかも何回も読んだことはないかも。普通に面白かった。撮影日誌が特に面白い。

  • 映画鑑賞@三軒茶屋シネマ

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