お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)

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著者 : 小山薫堂
制作 : 小山 薫堂(企画)  富増 章成  富増 章成  小山 薫堂  小山 薫堂  益田ミリ  華鼓 
  • 扶桑社 (2010年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594061524

お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)の感想・レビュー・書評

  •  かつてフジテレビにて放送されていたTV番組を書籍化したもの、を文庫化したもの。番組のコンセプトは「世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解くテレビ番組」。つまり、「お厚」くて読むのをためらっちゃう本の内容をこれでもかと砕いて解説するということ。本書にも、そのコンセプトは生かされ、あの本もこの本も、これでもかとわかりやすく解説されていますー。
     メインテーマは哲学を噛み砕くことにあるかとは思うのですが、いわゆる「哲学者」による書籍に限定せず、例えば『罪と罰』なんかも取り上げられている。よくよく見てみたら、初っ端から『君主論』なわけで、哲学じゃねーやコレ。

     自分が無知であるから、いちいち記述に対して「なるほどなー」「そーだったのかー」と驚かされていたのですけれど、本書のキモはその喩えの巧さにある。目次を見てもらえればわかるように、あの思想をあんなことと結びつけて解説をしてしまう大胆さには驚きマンボー。ムズカシイことをいかに簡単に説明をして、感嘆を受けるかという一種のプレゼン的手法を垣間見る楽しさがこの本にはあるのだ☆


    【目次】
    第1冊 ラーメンで読み解くマキャベリの「君主論」
    第2冊 ダイエットで読み解くニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」
    第3冊 コンビニ業界で読み解く孫子の「兵法」
    第4冊 エンターテインメントで読み解くパスカルの「パンセ」
    第5冊 女子アナで読み解くサルトルの「存在と無」
    第6冊 テレビ業界で読み解くフロイトの「精神分析入門」
    第7冊 グラビアアイドルで読み解くプラトンの「饗宴」
    第8冊 六本木ヒルズで読み解くモンテスキューの「法の精神」
    第9冊 駅弁で読み解くソシュールの「一般言語学講義」
    第10冊 お笑い芸人で読み解くドストエフスキーの「罪と罰」
    ひと目でわかるお厚い哲学の流れ
    第11冊 日光金谷ホテルで読み解くプルーストの「失われた時を求めて」
    第12冊 ペットで読み解くヘーゲルの「精神現象学」
    第13冊 腕時計で読み解くアダム・スミスの「国富論」
    第14冊 カメラで読み解くキルケゴールの「あれかこれか」
    第15冊 バスガイドで読み解く宮本武蔵の「五輪書」
    第16冊 花火で読み解くハイデガーの「存在と時間」
    第17冊 アミューズメントパークで読み解くベンサムの「道徳及び立法の原理序論」
    第18冊 グルメで読み解く福沢諭吉の「学問のすすめ」
    第19冊 占いで読み解くカフカの「城」
    第20冊 ホテイチで読み解く羅貫中の「三国志演義」
    「お厚いのがお好き?」オススメ哲学書
    全放送リスト
    参考文献

  • あっという間に読んでしまった。哲学書をレビューする本は割と好きで、何冊か持っているのだけど、この本はわかりやすくサクッと思い出したい時に便利だなあと感じる。
    ポイントを押さえ直す、さらに知るきっかけにするにはちょうどいい本。

  • 哲学書を中心に古典書の内容を端的に数ページでまとめて紹介した本.ニーチェ、プラトン、ハイデガーから孫子やアダム・スミスも掲載.馴染みの無い人には雑学にはなるし,気になったら書籍紹介を頼りにより詳しい書籍を読むこともできる.
    本の書かれた時代背景や著者の人となりにも触れられていたのは良かった.

  • 2014年末(12/29?)に日本橋・丸善へ。この日は、11:00に上野アメ横のかっぱ寿司さんに並び、あなご、たこ他をいただく。その後「ゆ」は三越→うさぎや(あいにくどら焼きは予約販売のみで買えず。
    丸善さん二階のエスカレータ脇の思想・哲学関係の棚を冷やかしで眺めていて、目立つ赤、緑(続編)の文庫を思わず手にとったのが本書。フジテレビの深夜?番組だったのですね。存じませんでした。

  • 哲学書とはほぼ無縁で過ごして来たので、
    知らない本が多かったです。

    哲学者には変わり者が多いですねw 
    だからこそ偉大な業績?を残せたのかな。
    文章量的にもさらっと読めるので、
    軽い気持ちで読み進めていけると思います。

    サルトルが色んな人に影響受けまくってて、
    頻繁に名前が出てくるので笑えました。

    ただ、例えがわかりにくいのが多い。
    放送当時に売れていた芸能人だったり、
    流行していた事象だったりするのでそこを知らないと
    例えている意味をなさなかったりするので。

  • 色々読んでみたい本に出会えます。
    ただ、実際に読むのは結構ハードル高そうです。

  • 元のテレビ番組を視聴したことはないが、本自体の内容は非常に薄く、例えも分かりにくい。そして、所々ある挿絵が邪魔。

  • 普段読もうと思ってもまず読めない「厚い」本たちを、独特な文章と例えで、面白く紹介してくれます。これを機会に哲学の本にも興味が膨らんだ。文庫化によって、字が小さくなったのが欠点。201401

  • 薄い。別にちゃんとしたものを想像きていたけど、バラエティ発だから仕方ないか。

  • すみません。この番組知りませんでした。
    マキャベリとラーメン、サルトルと女子アナ、孫子とコンビニなど、ぶ厚い「名著」を読んだ気にさせてくれる便利本。入門書としてはとてもよくできている。
    フジテレビの深夜番組「カノッサの屈辱」の流れでつくられた番組の本。

  • 本書をどのように評価するかって、すげー難しいな、と。
    ちょっと、出版の意図を製作者に聞いてみたい。
    いや、そしたら、「テレビが元なんで、それがもっと売れる(それをもっと売ろう)と思ったんで。」で終わりなのか?

    これを読んで(または見て)、「私、ちょっと哲学のこと知ってるんですよ。」みたいな知ったかをするバカを生み出したいのか。

    や、違うはずだ。
    これをきっかけに、それぞれの思想や思考・テーマについて考え、もっと知ろうとしてほしい。その入り口として使ってほしい。という思いが込められているはず。(だと信じたい。)

    そうでなければ、これだけ分かりやすいように、興味をもちやすいように1つ1つのテーマを読み解いて語ることができるのに、もったいないというか、納得がいかない。笑

    ま、でも、「手軽にサクッといろんなことが分かること」を求められる時代だから作られたものなのかもなー。
    だとしたら、なんだか、悲しい。

  • 【内容紹介】

     タイトルは知っていても、多くの人が読んだことがない世界の名著。
    しかし、ニーチェも読まずに人生を終えるなんてもったいない!

     世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解いたフジテレビ系番組『お厚いのがお好き?』が文庫化。
    ラーメンで読み解く「君主論」からホテイチで読み解く「三国志演義」まで、20冊を収録。

  • 様々な哲学者を簡単に紹介・説明した入門書
    さらっと読めるのはいいけど、いかんせん内容が薄い・・・
    まぁ、それがウリなのかもしれないですけど。

    途中ででてくるたとえ話が解りやすいようで解りにくいw

  • 読書する時間がまともにない、難しい話はちょっと…な方にオススメ。
    とにかくノリが軽いので、とっつきにくさもなし。
    身近に起きる簡単な例で説明。手っ取り早く先人たちの書いた超有名な哲学書などの内容を文字と絵で知ることが出来る。
    ちょっと忘れちゃったなーというときもパッと確認できる。
    またその本や人物に纏わる雑学も書かれていて面白い。
    ここで興味持ったら、購入して読んでみるというのもいいかも。

  • テレビシリーズの文庫本化。

    おもしろい!
    知ることで、世界が
    ■広がる
    ■変わる(変わった角度から捉えられる)

    導入本として、良いです。

  • 出張先の本屋でなぜか今月のおすすめされており、購入。そういや昔、深夜番組でやってたやつだ、と思い出す。有名だけどあまり中身は知らない…という主に西洋の哲学・思想家とその著書の紹介で、絵と文体が面白く、さくさく読めて、わかりやすくて、なかなか良い!と思う。もっと深く知りたい人には巻末におすすめ本も紹介されてて、これもまた良い。しかしこれ、小山薫堂だったんだなー、なるほどー。

  • 哲学の入門書で撃沈して、友人に借りた本。
    わかりやすくていいけれど、例えが無理矢理な感じもする。フロイトの精神分析が一番面白かった。
    さらさら読めて内容が頭に残りづらい気もした。でも、大まかに本の内容を知りたい人にはオススメ。

  • もともとTV番組の企画なだけあってとっつきやすさとアイディアの新鮮さは抜群。ただ、視聴者や読者の興味を引くことがメインの目的であるため、本当にお厚いのがお好きな人はこの本一冊ではまず満足はできないと思われる。この超超入門編を足掛かりに本や知識のレパートリーを増やしていきたい

  • 薄く広く有名文学をカバー。面白いが、途中でワンパターンになり飽きてきた・・・。

  • 有名で取っ付きにくい哲学をザックリと知ることができて、案外面白かった。

  • おしゃれなバーでおねーちゃんにインテリっぽいところを披露したい用の本って印象。例え話は私の期待した感じじゃなかった。原典との溝深すぎないか。あ、それでいいのか。あと「演義」は「三国志演義」じゃなくて「三国演義」じゃないの。

  • これは、フジテレビの深夜番組の内容を本にまとめたものだそうである。この本のすごいところは、きっとためになるんだろうけれど厚くて読むのがおっくうになる本を簡単に解説している、しかも趣旨を現代のわかりやすい例に置き換えて説明しているところがとてもよい。おかげで読者は、厚い本の内容を「わかったつもり」になることができる。絵も多くて漫画を読んでいるみたいなのもとっつきやすくて良いと思った。

  • 基礎知識を得るには役立つが、いっぺんに読むものではないかも。

  • 20110529 続きが読みたいかと言われて、悩む

  • 確かに聞いたことはあるけど……という本のタイトルが並んでいます。これ一冊読んだだけで、21冊読んだ気分になれます。あくまでも気分。この本自体がトリビアな感じですが、さらにオマケのトリビアも収録されています。内容は2003年にフジテレビで「お厚いのがお好き?」という番組として放送されたものをまとめたものとのことです。
    この本をきっかけに厚い本を読もうかとも思いましたが、その前に、巻末に載っているオススメ書のリストの中から選んで読もうかと思います。
    続編で『なおかつ、お厚いのがお好き?』

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お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)の作品紹介

タイトルは知っていても、多くの人が読んだことがない世界の名著。しかし、ニーチェも読まずに人生を終えるなんてもったいない!世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解いたフジテレビ系番組『お厚いのがお好き?』が文庫化。ラーメンで読み解く「君主論」からホテイチで読み解く「三国志演義」まで、20冊を収録。

お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)はこんな本です

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