ぼくらの祖国

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著者 : 青山繁晴
  • 扶桑社 (2011年12月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594061838

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ぼくらの祖国の感想・レビュー・書評

  • テレビでお馴染みのジャーナリスト青山繁晴氏の最新作。

    個人的にはこの人以外はジャーナリストと思っていない。
    むろん、この人だって人間だが、以前サイン会でお会いしたときに本当に熱い方だと思った。
    テレビのまんまの人物で、筋の通った解説をされるし、とても謙虚な人でもあると思う。

    冷めてしまう自分にとっては熱すぎて評価は4.2といったところ。
    この作品は、祖国とはなにか?という問いかけを骨格に
    様々な側面から著者の考えが垣間見ることができる。

    原子力のこと、硫黄島のこと、メタンハイドレードのこと―
    恥ずかしながらまったく知らなかった。
    幼い時からこの本の内容で教育されれば、きっと―。

  • 硫黄島のことを知っただけでも、読む価値があった。

  • 大好きな青山繁晴さんの本。
    といっても、このかたの本を欠かさず読んでいると言うわけではない。
    主に、ネットで青山さんの言論に触れ、惹かれているからだ。前著からは2年半ほどたっているらしい。
    本の帯には『著者待望の新作!』と書かれているが、本当だと思うし、僕もこの本を手に入れられたことは嬉しい。
    (とはいえど、発売日からしばらくして、昨日手に入れたのだ)
    さて

    冒頭より丁寧に書かれている。
    あたかも、詩のごとく、歌のごとく、手紙のごとく

    青山さんはこのタイトルに見られる通り、『ぼくらの』としている『わたしたちの』とか『我々の』ではなく、『ぼくらの』とされたことは意味深いと思う。そこからは、直接、同等の立場で話しかけてくれる青山さんの気配を感じるからだ。

    読者の対象を選ばない本だけれども、読み手である僕自身がが若返った気持ちになれる。
    こうやって、心強いメッセージを受け取ったのはいつぶりだろう。

    本書では、漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字が存在している。
    いや、それらが存在しているのどの本もそうかもしれないけども、ある意味合いを感じるように布石されているようにとれるし、青山さん自身も、この四種を文脈に沿って使用していると説明されている。

    この本の執筆において、青山さんは時に涙を流したのであろうか、それとも冷静に書き続けたのだろうか?
    いずれにせよ、机にかじりついて真剣にこの本に向き合ったであろうことは想像に難くない。

    純文学の作家であるように、章のタイトルも素敵である。
    その章を読み終えたあとに、このタイトルを見つめるとより深く考えることが出来る。どういう思いで描かれたのか、それを知ることができる。

    たしかに、東日本大震災について、硫黄島について、エネルギー資源について多く語られているが、すべてを貫くことは「祖国」を感じることだと思う。こと、硫黄島の章にあっては、涙をながさずにはいられなかった。

    「祖国」ということ
    「祖国」というもの
    第二次世界大戦後、「ぼくら」はそれをあまりにもないがしろにしてきた。
    それは肌身に感じるものことではなくなってしまっている。
    反省だけではなくて、これから「ぼくら」がすることと、目を向けることが記されていると思う。

    中学生以上であれば読めると思うし、少し難しいようであれば親が聞かせてあげられるくらいに、分かりやすい内容となっている。

    みなさんにすすめたい本だ。

  • 平成のサムライ 青山繁晴氏の著書 一気に読みました。

    青山さんウオッチャーの方なら本の内容についてはテレビやネットで知っておられるかと思いますが。この本をよむと青山さんの想いが強く伝わってきます。

    家族にも読ませたいと思っています。

  • 北朝鮮問題、東日本大震災で特に福島原発に関する話、硫黄島に関する話、日本海のメタンハイドレートとエネルギー政策に関する話があり、とても面白い内容である。読み進めていくと色々と感じることはあるが、日本にはまだ可能性があるのではと思った。

  • 2012年刊行。ルビを振っており、小学高学年ないし中学生向け。良いことも書いてあるが(原発の点など)、少々偏りすぎだ。
     違う立場、例えば、兵士の立場からのものの見方も示さないと、偏頗の謗りを免れまい。難しくないから立ち読みでも充分読み込める。

  • 家族にも読ませたい。

    自分の足で見てきた人の重さ。

    そして、それを行動に移す大事さ。

    小さい頃から思っていた、何故本当のことを言う人の言葉を流すのが「危険」なの?

  • 青山繁晴さんが取り組んできた様々な問題や課題、行動をまとめて書籍化したのが本作ですね。内容はラジオで語っておられた事ばかりでしたので青山繁晴ウォッチャーの私には目新しい内容はありませんでしたが、改めて活字で読み込んで見ると耳で聴くだけよりも、数倍の威力がありますねぇ〜いろんな感情が勢いよく入ってくるもんだから、ところどころで涙が溢れてしまいました。原発も戦後もエネルギーも拉致被害者も
    根っこで繋がっているんですね。

    僕たちは
    自分達のルーツをつぶさに見て
    何が正しかったのか?
    何がどう変わってしまったのか?
    これからどう変えていくのか?
    未来に何を残していくべきなのか?

    歴史をしっかりと勉強して
    たくさん知らないとダメだ。
    その上で考えて、話し合って
    最善を尽くして、ちゃんと選んで
    それを伝えて残していく

    日本の凄いところ
    日本人の素晴らしいところを
    ちゃんと知って、残していきたい…

    そんな熱い気持ちにされる良い本でした。
    やっぱり青山さん凄い人だ。

  • 自己陶酔気味の自分語りもあるが、やることをやっているし、硫黄島(いおうとう)・日本海側メタンハイドレートなど蒙を啓かれる視点・記述も多い。苫米地英人氏と同様、鵜呑みに信仰せずに情報を得ていきたい。

  • 100年後は、もう誰一人生きていない。100年後のまだ見ぬ人々の為に生きてみないか。

  • オーディオブックにて。「祖国」とはどういうものかを考えるきっかけになる本。

  • 私は青山氏を誤解していた。右寄りの国際政治コメンテーターぐらいの程度に思っていた。こんなにも真摯に日本国を想っている方だとは。

    「祖」つまり源でありルーツを、礼賛も偏向もせず、純粋に捉えて自らのアイデンティティである日本国の過去と未来への責任を現在に生きる自らに課している。

    恥ずかしながら私は硫黄島とは九州の硫黄島(いおうじま)だと思っていた。それが東京都の硫黄島(いおうとう)であり、その滑走路に2万1千人の英霊が蹲っている。よく考えればテニアン島との中間地点であり、地図でみれば戦略上の重要拠点であることは簡単にわかるのだが、それさえも気付かなかった知識の浅さが恥ずかしい。メタルハイドレートが眠る尖閣諸島しかり、国はもっと国民へ誇りや尊厳を教え、我々はもっと国に関心を持って学ぶべきだろう。

    本書の中で特に「永遠の声」の章での吉田所長や捜査当局幹部とのエピソードは胸が熱くなる。

  • 「祖国」って単語はなんとなく"ウヨク?"って思わせる何かがある。

    でも、過去があって未来がある。
    未来を考えるために、過去を知り今を見つめる。

    次の世代により良い日本を引き継ぐために。

    それが教育の大前提ですもんね

  • 日頃から青山さんの出演される番組等チェックしているので、著者のスタンスは理解の上読みました。
    戦後の日本の教育を親(大人)共々やり直さないといけないですね。
    小学生の子供が今日も学校で朝鮮を「植民地化した」と教わっています。

  • ・12/10 読了.のりこさんに借りて読んだ.硫黄島やメタンハイドレードのの話は知らないことが書いてあってなかなか面白かった.やはり実際に行って見て聞いてきた人の話は面白い.バイアスがかかってる恐れをいつも気にしながら客観的に咀嚼していくべきだな.

  • あなたは祖国を知っていますか。この問いに答えられない方、もしくは自分の答えに自信が無い方は、是非お読み下さい。
    戦後、敗戦国としてスタートし驚異的な成長を遂げた我が国。しかし、その根っこの部分で大切なことを忘れていますよと指摘している本書。現在の日本国が抱える諸問題のなかでも根幹のと言える部分に対してタブーを物ともせず真っ向から提言する著作。インターネットの出現によりボーダーレスが囁かれる現代に、もうひとつの立場での問題提起を受けた。非常に考えさせられる一冊である。

    生命環境科学域 3年生

  • 自虐史観が蔓延し、全体的に左に寄り気味な今の日本では、
    中立の意見を言うだけで右翼扱いされる。
    そんな中でこうもすっきりと愛国心に溢れる真っ当な意見を言い、
    それをまとめた著作を、これまた左翼から叩かれがちな日の丸を模した表紙で出版してくれる人がいるということに、
    ”ネトウヨ”の自分は非常に勇気づけられる。

    ひらがなが日本語のはじまり。
    自分も予てからそう思っていた。
    日本人は柔軟に外から吸収し、それを自分たち流にアレンジすることが得意だが
    漢字からひらがなを創りだしたところも日本人らしい柔軟さだ。

    戦争に負けてから、戦争に関係するもの全てがタブーとなり
    自虐史観しか教え込まれず事実を知らない人が増えた。
    祖国、愛国という言葉だけで右翼扱いされる世の中になってしまった。
    しかし、戦争に負けた国は日本だけではないのに、何故日本だけがこうなのか。
    平和のためには、祖国を知り、愛し、守ろうと思うことが必要だと思う。

    政府=祖国ではないというのもしっくりきた。
    このあたりも、履き違えられがちな点だと思った。

    昨今憲法について議論があり、
    変えてはいけないという論を展開する方々もいらっしゃる。
    だが、国際法に背きアメリカが英語で書いたものを、訳したのが憲法だ。
    内容について私は思うことが色々とあるが、
    内容以前に国際法に背き、戦勝国が日本を弱体化させる為に押し付けてきたものだ、ということ、知らない人が多すぎる。
    ひらがなのように自分たちの使いやすいようにアレンジするくらい
    許されて然るべきなのに、なぜだかアレンジすら許さず
    軍靴の音が聞こえると言い出す方々がおられる。
    非常に不思議である。
    自分たちの国の憲法なのだから、自分たちが、日本人が話し合い
    決めていくべきことだ。


    東日本大震災の件を読んでいて思い出したのだが
    航空自衛隊機が墜落したニュースで
    左側のメディアは近隣一般市民への迷惑状況を報道し
    通常のメディアでもパイロットの安否を報道する中で
    ある元自衛官の方がまず何よりも攻撃によるものではなく事故であると原因について仰ったことがあった。
    これを聞いて、私ははっとした。
    私たちは本当に平和ぼけしていて、危機感がない。
    他国から攻撃を受ける可能性について、本当の意味で自覚している人というのは
    一般市民においては少ないのではないかと思う。

    原発の件についてテロを警戒したり、情報を出さないようにしたり
    こうした考えや危機感を覚えている人が少ないのではないか。
    そうしたところに配慮してくださる方がいらっしゃることに敬意を表すると共に、
    祖国を守る為に必要なことをなにもかも人任せにしてしまっては
    日本人として問題であると考えさせられた。


    硫黄島の件は私も事実を知ってからいつか行ってみたいと思っている場所で
    一体何が起きたのか、何故なのかを知っている人は
    これまた少ないのではないかと思う。
    授業などでも全く教えないし、戦争があった、日本は駄目なことをした、というような認識しか与えられないからだ。

    拉致問題にも言えることだが、何故遺骨を回収するという
    当たり前のことが許されず、その上に滑走路を作るという
    敵国だからこそ出来る残虐無道な行為を否定せずに
    そのまま継承して使用してしまうのか。
    信じられないと思うが、それも国民ひとりひとりの責任である。
    無知であり、無関心であることが問題なのだ。

    平和ぼけしているだけで、無知なだけで、
    実は日本は常に攻撃にさらされているし、安全を脅かされている。
    そしてこうした解決されないでいる大問題はいくつも積み重なっている。
    これらの問題は、まず祖国を知ることで、多少なりとも改善... 続きを読む

  • 青山さん出演のラジオ番組『ザ・ボイス』や独立総合研究所の講演、youtubeなどを視聴しているうちに、著作も読みたくなってようやっとこの度この本に出会うことになった。青山さんの基本的な考え方は上記のメディアからわかっていたので、本書もスラスラと読み進むことができた。マスコミの反日偏向報道、北朝鮮による拉致被害、硫黄島への無関心、尖閣諸島・竹島など領土問題、原発・メタンハイドレートなどエネルギー対策など、突き詰めていくと本質の根っこは「祖国とは何か」を教えない戦後の歪んだ日本の教育にあることがわかってくる。すなわち、「日本が戦争に負けたから」「アメリカをはじめ勝った側の言うとおりにせねばならない」「日本は資源小国である」ことを教えられ、そう思い込むようにされてきた。こうした思い込みを捨て脱することによって日本は根っこから生まれ変わる。話が飛躍しているようにとられるかもしれないけれど、決してそうではないことは本書を読んで確かめていただきたい。「政府と祖国は違う」、「政府は変えられるけど祖国は変わらない」これが個人的には大きな「気付き」だった。読んでヨカッタと思った。確かに両者を混同して議論するとおかしなことになってしまう。マスコミでの議論もほとんどが両者を混同して進められていて、とんでもない結論になっているような気がする。本当は「祖国」という土台(共通認識)をもって、その時の「政府」をあーだこーだと議論すべきなのだ。

    最後に宮崎正弘さんのメルマガにあった書評を引用して締めくくりたい。
    >>>
    日頃まったくテレビを見ない評者(宮崎)にとって、この著者は初めて知る詩人である。『詩人』と書くと「なにを見当違いなことをいうのか」と不思議がられそうだが、この本を読んで、まさしく東日本大震災、硫黄島、拉致問題を論じながら、この著作そのものが一篇の叙情詩になっていると思った。
    平明な叙述だが、言葉に力がこもり、詩的なリズムを秘めているからである。

    硫黄島は激戦地、いまも日本の領土なのに立ち入り禁止である。天皇陛下ご夫妻の訪問と慰霊が実現したのは平成四年になってからだった。
     青山さんは硫黄島へ飛んだ。防衛庁と何回か交渉を繰り返しても、全島を自由に歩き回ることは許可が下りず、一部の場所へしか案内されないという条件を示されてきた。そのやりとりも自衛隊幹部との怒鳴りあいが数回、それならボートで島に近づき泳いで上陸しようかとも考えて、すっかり諦めかけた。
    クリント・イースウッドが監督した映画「硫黄島」のことをフト思い出した。あの映画を作ったプロダクションに問い合わせた。「いったい、ロケ隊は硫黄島へ上陸したのか。ロケはどこで行われたのか?」
    すると日本のジャーナリストでも制限付きなのに米国はライス国務長官じきじきの要請で特別にロケを認めたというではないか。「硫黄島は日本の主権にある、わが領土ではないのか」と怒気が沸き上がる。
    ある日、青山さんが出演しているテレビ局が企画を立てた。取材ジェット機を保有する局が硫黄島の特集を行うと言うのである。青山さんは、かくして硫黄島へ飛んだ。

    壮絶な体験が始まった。
    「狭い機中の左側の窓際に、壁に身体をくっつけて座っていた(中略)。その瞬間、両足の間から、座っている足の間から、ものすごい数のなにか、百とか千ではなく、万を超える数の何かが入ってきて、ぼくの目や口から、うわぁっと抜けていった。何がおきたか分からない。声が聞こえた。戻せ、戻せ、帰せ、帰せという声がどっと体内で響いて、さっとすべて消えた」
    これは幽鬼、あるいは鬼気、その英霊たちの魂の叫びである。

    評者もじつは同様な体験を何回かしたことがある。
    一番強烈な霊的体験は会津白虎隊の少年らが眠る飯森山墓地でお参りし、帰京した夜だった。ものすご... 続きを読む

  • 自分の国の事情、政治家、原発などとても分かりやすく書いてあります。あ、これは知ってる!と思いながらよく知らなかった事が沢山あり、とてもためになりました。

    本は分厚いですが、文字が大きいのでスラスラと読めます◎

  • 2014/08/25楽天購入
    2014/08/27読み始め

  • 大切なことが書かれています。今の日本人に必要なことです。

  • 著者の言っていることが全て正しいのかは、わからない。
    ただ、考えるキッカケを与えてくれた。

    硫黄島いおうじまといおうとうの違い。
    震災、エネルギー、読み終わった後、いろいろ考えること、学ぶべきことがわかった。

  • うんと、どこらへんが祖国の話だったのか、おおっぴらでないいやらしい自慢話ばっかだった気がします。友人が一時世話になってたと聞いて気にしてたらたまたま見かけて目を通したんですけどね、まず祖国や戦争の捉え方の段で納得いかないことが多くて。メタンハイドレートや硫黄島で実際に行動しているのは凄いのでそれで☆二つ。

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