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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594062163
感想・レビュー・書評
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データに基づいた議論だから確か、というのを鵜呑みにするのががいかに危ういかがわかる。
確かに高卒採用がなくなったし、対人折衝系の仕事のみになって、それが苦手な人達の受皿仕事が消滅したというのは納得。若者の安月給は搾取だということの神話解体は目から鱗。
この本が2010年。1年後に本書を引いた古市の「絶望の国の幸福な若者たち」がでで、ロスジェネ問題の言説に転換が起きる頃。その端緒を切った一冊と言えるかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「仕事のなかの曖昧な不安」
「仕事漂流」 -
タイトルが煽り気味なので引いてしまうが、中身はまじめな一冊。一方的な「若者はかわいそう」が空虚なウソだ、と著者は(かなり明白に)言っているのだが、きっと誤解される。
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日本型雇用なんて、終身雇用なんて崩壊した。と聞いて久しいけど
まだまだ世の中、新卒一括採用。著者がどんな切り口で労働市場を
眺めているか要注目の一冊です。