- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594062286
感想・レビュー・書評
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ビジネス書について知りたくて読書。
出版業界についても知ることができる。
著者の独自の視点と切り口が面白い。またこれだけの膨大な本をよく深く読み込んでいると関心。これくらい読み込めるようになりたい。
勝間和代さんについての言及が多い。本書発売時のビジネス書業界の風雲児であり、もっとも注目されていて人だったからか。
評論されて中で、中谷彰宏さんについてが一番面白かった。
なるほど。これが20年以上も第一線で、売れ続ける理由なんだと妙に感心。
ベストセラー作家は、優れたビジネス書を書くだけではなく、きちんとした販促もできることが必要な要素だと思った。
全体的に作家たちの年齢が若いな。
読書時間:約1時間5分詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビジネス本作家による、ビジネス本書評
ベストセラー作家に対する評価が面白かった -
著者の経歴・思想・得意分野などの紹介と代表作の評価。巷にあふれるビジネス書のなかで、自分に合いそうな作家を探すのに役に立ちそう。著者自身の文章にも嫌味がなく楽しく読める。
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雨後の筍のごとく出版されるビジネス本の著者別の格付け。
なかなか鋭い。
それにしても「夢をかなえる象」の水野敬也氏と著者が別人とは途中まできづかなんだ。 -
中谷彰宏の項「ふむふむナルホドと頷きつつ、5分もすれば、さっきまで何を読んでいたのか忘れてしまう。-中谷氏の著作を読むという体験は、基本的にこの無限ループである。」「読後に、驚くほど何も残らないのだ。」痛烈ですw
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知っている作家、知っている本(読んだ本ではなくて)が1割以下でした。忙しい人は、巻末の一覧表で目星をつけるつけるのがよろしいかと思います。
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自分の人生を変えたと信じている本である「自分をGoogle化す方法」が非常に高い評価をされているのに、感動しました。自分の考えに少し自信が持てた気がしました。大前研一氏の偉大さを実感しました。
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衝撃! ビジネス本の“からくり”がわかった!
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ビジネス書評価の権化、水野さんの新刊。
85~100 ビジネス本のマスターピース
75~85 極めて優れたビジネス本
60~75 水準レベルのビジネス本
45~65 買うのに勇気がいるビジネス本
0~45 ポンチビジネス本
という採点を作家ごとに数冊評価し、これまでの著書を通じての著者のキーワードや、本の売り方などビジネス本作者をめった切りした本。
勝間和代の最近の著書などにはかなり厳し目の評価だが、全般的には 、好意的な評価と感じた。
ただ相対的にみると、(巻末に点数で配置した作家ごとの散布図がついている)評価が如実に現れている。
大前研一と吉越浩一郎がすべて85点以上。
「大前流心理経済学」「ハイコンセプト」
「ドットコムショック」「考える技術」
「企業参謀」(大前)
「残業ゼロの仕事術」「デットライン仕事術」
「英語をやっていて本当によかった」
「プロの整理術」(吉越)『吉越式会議』は85点ジャスト
それ以外で85点ごえの本は、
「稲盛和夫のガキの自叙伝」(稲盛)
「リクルート流」「法人営業バブル」(大塚)
「自分の小さな箱から脱出する方法」
「ハイパワーマーケティング」(金森)
「成功者の告白」「非常識な成功方法」
「60分間企業ダントツ化プロジェクト」
「あなたも今までの10倍速く本が読める」
「全能思考」(神田)
「人生が全部うまくいく話」(斎藤)
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」
「亜玖夢博士の経済入門」(橘)
「洗脳原論」(苫米地)
「内藤忍の資産設計塾」(内藤)
「鏡の法則」(野口)
「知的ストレッチ入門」(日垣)
「ユダヤ人大富豪の教え」
「スイス人銀行家の教え」(本田健)
「レバレッジシンキング」
「レバレッジ人脈術」(本田直)
「借りたカネは返すな」(八木)
「さおだけ屋はなぜ潰れないか」(山田)
神田は、80点以上がほとんどだが、2冊ほど25点や5点と厳しく、勝間は80点以上もあるが、45以下も多数。泉はすべて水準レベル。
苫米地は、エンターテイメントと呼ばれたりと、笑える記述も多く飽きさせない。
ビジネス本をこれから読もうという人が 、推薦図書を見つけるというよりも、ビジネス書中毒で、読まずともいいのについつい読んでしまう人が、笑うに適した本だと思う。
(まさにわたしのツボにはまったわけです)
先日読んだ、「ビジネス書大バカ事典』(勢古浩爾)と比べると、かなり甘い目の評価(点数が甘いけど、コメント結構攻めているのもあるので一概にわからないが)なのは、出版業界へ迎合?といった気もするが。
十分笑えたので、私のようなビジネス書中毒やビジネス本信者の方、ご一読を・・・ -
自分のお気に入りの著者の評価は何位?ビジネス書作家のそれぞれの位置づけが述べられていて、まだ手を付けてない作者がどの辺にいるのかわかってよい。その辺を図で説明して欲しかった。