男の子を伸ばす父親は、ここが違う!

著者 :
  • 扶桑社
3.07
  • (4)
  • (11)
  • (18)
  • (6)
  • (5)
本棚登録 : 100
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594062880

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 父親のための奥義・・というほどの内容ではないが、わかっているつもりでもついついやってしまいそういな「自分もできたのだから、自分の息子もできて当然」的な接し方など、改めて認識させてくれる内容であった。

  • 分かってはいるんだけどなかなか・・・という内容。
    そんなに 目新しいことを言っているわけではないがまあ 言葉としてまとめて読むと納得感的なものは高まった気がする。
    時代的な背景もここ数年のコロナ禍でだいぶ変わってしまってる部分はある。
    アウトドアに振り切るような家庭もあれば 逆に YouTube などの巣ごもりの中での経験に振り切る家庭もあるだろう。
    後者である我が家にとってはなかなか 焚き火や キャンプなどに連れ出す 機会というのは作れない。
    親の趣味嗜好という点でもなかなかハードルが高い。
    まあ それも含めて おそらくは親の言い訳でしかないとは思っているんだが・・・。

  • 子育てに関する母親向けの指南書は多いが、珍しく父親向けの本。
    子供との付き合い方はもちろんだが、妻との付き合い方についてもアドバイスがある。

    男親として、子供には体験を与えたいと思った。

    著者の本は、子育てに限定したものだけではなく、自分自身の成長にも役に立つ内容が多い。
    良い本です。

    メモ:
    ・バカとは知識量の問題ではない
    ・バカとは自分の愚かな点を自覚しない者のこと
    ・判断力とは「物事を客観的に比較検討し、情報を収集して総合的に判断を下す」能力
    ・「感受性」と「判断力」の両方を持つことが、真の意味での ”賢さ”
    ・自由になろうとする ”主体性” がなければ、自由は得られません。
    ・いつまでも自分の本当にやりたいことは何か、自分がずっとやり続けたいことは何かと問いかけていかなければならない

  • 「父親が公園に連れて行ってあげる」等、一般的に良いとされていることをもう一歩踏み込んで解説してくれているので、とても実用的で為になりました。同じシリーズの女の子編も今読んでいます。

    以下2例のメモ。「→」以降がもう一歩踏み込んで解説してくれていると自分が感じた箇所です。

    ・母親でなく、父親が公園に連れて行ってあげることのメリットがある。つまり父親は母親より俯瞰的に子供を観察をしてのびのびと遊ばせてあげることができる→それを観察して、そこから個性を伸ばせるように次のステップを提案することができる。(この本では公園で生き物にちょっかいを出している子供を観察して、鳥を飼っちゃおうかと提案する例を出しています。)

    ・子供が「宇宙飛行士になりたい」と言いだしたら物理、数学等その方向を伸ばしてあげる。→そのような学習の根本には「なんで?」というものがあり、そういった習慣を生活に取り入れる。

  • 男の子は男親が外に連れ出すことが重要とのこと。室内遊びは母親にある程度任せて、体験重視で行けば良いと改めて確信した。

  • チェック項目8箇所。普段母親からああしろ、こーしろと言われている子供が父親にも同じことを言われると参る。父親は意識的に観察する。自分の意思できちんとやる習慣が勉強を始めたときに大いに役立つ。父親がしてはいけないこと・・・子供に対して余計なことを言う、盲目的愛情で遊び道具をやたらと買ってくる・・・努力しなくなる、我慢すること。学習するのは主体性を身につけるため。妻が家庭の主役、その前提。妻がわがままし放題になるとあまりにも辻褄の合わないことまで相手に押し付けがちになる。このあたりを調整して守るのが父親の役割。

  • たまにはビジネス書以外の読書もいいかと思い、図書館で借りて読んだ。キャンプ・焚き火など、これからの教育というよりは、自分の子供のころの楽しい記憶がまず蘇ってきた。子育てのいい勉強になったが、いずれ反抗期がきて離れていくかと思うと、産まれるまえから寂しい気持ちになる。

  • 「母親は読むな!」と強気なことを書く割には内容は
    ・キャンプに行こう
    ・好奇心を伸ばそう
    といったありきたりなことしか書いていなかった、残念。
    この本に限らず、父親向けの育児書って似たような内容ばかりのような気がする。
    この作家はこの程度の中身で本出して印税もらってるのか、とか思ってしまった。

    ぶっちゃけ、こどもチャレンジの父親向けのコーナーで足りてしまうようなレベルだった。

    まったく育児書の類を読んだことがない人なら読んでみてもいいかもしれないけど。

  • 20分くらいで読んだがあえて読む必要はない本。
    母親向けも売っていた。
    この本を買ってしまうような父親の子は伸びないとおもう^^;

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1957年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。学生時代にバイトで始めた家庭教師が天職となる。奇跡の合格と学力不振解決を続々成功させ、「カリスマ家庭教師」とも呼ばれる。専門は国語記述解答と小論文指導であるが、音読法、作文法、暗算術など数多くの学習法や能力向上メソッドを開発。最近は、焚火教育とリベラルアーツの実践に力を入れている。講演は「マシンガントーク」と評される。『男の子を伸ばす母親はここが違う!』『超音読法』(扶桑社)、『中学入試国語選択ウラのウラ』(主婦の友社)など著書多数。

「2013年 『必殺 センター古文』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松永暢史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×