一生働く覚悟を決めた女性たちへ (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
3.31
  • (4)
  • (7)
  • (10)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 91
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594064211

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 覚悟を決めた方がいいよ、そして覚悟を決めたらどうせなら楽しく働きたいよね、楽しく働くにはこうしたらどうか、を優しい語り口で。女性だけでなく今の死語が楽しくないと感じている人が読んだらよいかと。日本企業のグローバル化にあわせてどうキャリア形成を考え行き行き働くか、ダイバーシティにも言及してある。

  • 2010年頃、結婚の前後に読んだ。

    部下を持つ時
    命令、指示は「会社の意思」で

  • 三井物産などで管理職歴25年の著者が提言する"女性のための、一生モノのキャリアの作り方、職場の不満解消法"(販促帯より)

    イタいタイトルの本だなーと思いつつ手に取ったのですが、(なぜイタいと感じたのかも考察の余地ありですが、)良かったです。
    私ってこれからどうなるのかな、働くの大好きで今一番の望みは仕事が出来るようになることやけど、周りの友だちが結婚して子ども産んでも私は独り身で、東京で、親が年老いても地元に戻れず、そんな大人になるのかな~
    とか悶々としていたのですが、
    冒頭の「答えはひとつ。一生働くことをしっかりと覚悟すればよいのです。」で、あっ!と思いました。

    そうかそうか、私ずっと独り身は嫌なんやけど仕事やめたくなくて、
    その理由は職場を離れることでそこまでトントン拍子で来てたキャリアが犠牲になるのが嫌で、
    キャリアを犠牲にしたくなければ結婚して子育てしてって言うのは諦めざるを得ないのかう~ん!!と思っていたのですが、
    (は?お前結婚出来るつもりなのかプギャーという嘲笑は甘んじて受けます)
    そう言うディスアドバンテージ含めて、一生働くことを覚悟すればいいのか!と、
    (何か文章にすると甚だ当たり前のことなんだけど)気付く事が出来ました。
    てか、キャリアが犠牲になるとか言ったって、大した犠牲でも無い気がしてきた。
    もっと大局観を持たないとなぁ・・

    ともあれ、私のように地元を離れて総合職で働いてて一生働きたいと思っている人にも、働かざるを得なくて嫌々働いてる人にも、まだ働いていない人にも、あらゆる立場の女性におすすめ出来る内容です。
    或いは働く女性への理解を深めたい男性にもオススメ

    でもまぁ綺麗事をOFFすると、これからの日本社会では女性に働いて貰わざるを得ないから、女性諸君は頑張って働いてくれよ、今は働きにくくても
    やがては女性を機嫌よく働かせられない職場なんて淘汰されていくだろうから、我慢して(気の持ちようと自らの工夫で)働いてね!!
    っていう内容だと思います。
    まー実際その通りだと思います。
    今まで以上に働いて、でも結婚して子ども産んでって、無理ゲーだろ!!
    と言う突っ込みもあると思いますが、そのために女性の涙や女性の笑顔は チート的威力を持っているのだと個人的には思います。
    泣いて笑って、働いて生きていこう。

    (チート能力の無い私はどうすればいいのかな…^ρ^)

  • 仕事術、上司とのつきあい方など、女性と男性の比較からのアドバイス。ロールモデルを見つけ、自らロールモデルとなることを勧める。

  • 女性、新卒。商社に総合職に内定を複数もらい、悩んでいる中読んでみた。男性が女性キャリアについて語るのは珍しいのではないだろうか。おそらくフェミニストなのかな、と思ったが、それでも女性としては嬉しいなあ、こんな風に思ってくれている男性もいるのだ、と感じられた。

    総合職としてこれから働くことに不安を感じているが、読み進める中で前向きに捉えられるようになってきた。
    実際に社会人となり、壁にぶちあたったら、もう一度読みたい。

    2013.05.03

  • 男性人事経験者からの女性向けの本。
    「仕事は人生の一部。楽しい人生を」
    まさにそれにつきます!

  • 返却後書いているのでおぼろげ。単なるメモレベル注意。

    著者は男性。このテーマの著者としては珍しい気がします。
    「女性ってこうだよね~」って表現がよく出てくるので「みんながそうじゃなでしょ!」ってなるかもしれないけど、参考にはなると思う。統計的事実としては実際そうだったりするのかも。

    仕事分担をたまに確認することって効率化する上でいいかもね、って書いてあった。

    命令・指示はかいしゃの意思で。
     上司からの指示は、「会社」の意思なのか、「上司」の意思なのかはっきり聞くとイライラは抑えられるかもねって。

    女性は、頭が回るとか、気配りができるとか、感謝上手教えられ上手、対男性営業職に大して有利(実際男性営業だと値切られる場面で女性だと値切られない、あまり強く出てこないっていう例はあるらしい)

  • 覚悟なんて決めなくても働かざるをえない人がいます。私を筆頭に…。と思っていたのですが、2010-2011の1年で完全失業者が33万人減り雇用者が13万人増えた一方で、非労働力人口は35万人増えているそうです。日本の個人資産すごいなあ。今の会社にいるとあまり感じないことですが、この壮大な日本オヤジ社会でどう生き抜くか。うまくまとめてあって納得できる内容が多かったです。20代の頃の自分に読ませたかったかも。

  • タイトルにつられて図書館で予約、したものの、そこまで求めていたような答えは得られず...。今まで色んな場面で目にしたビジネス本にも同様な事が書かれていた気がしたかな。
    もちろん「これいいな」という事もあったのでメモっときます。

    *人は必要なときに必要な人と巡り合う。それに自分で気がつかなくてはならない。
    *清忙は養を成す。過閑は養に非ず。

  • うーん。特に目新しいことが書かれているわけではないけど、まあ、再確認の為に読むのも悪くないな、という感じ。平易な文章で読み易いので、読む人を選ばないのもいいな。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一般社団法人彩志義塾代表理事。

1954年大阪府池田市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、三井物産に23年間勤務。

その間、ロサンゼルス、ニューヨークに通算10年駐在。2000年から07年までホリプロ取締役を務める。現在、一般社団法人彩志義塾代表理事、情報技術開発社株式会社外取締役、「先人・先輩の教えを後世に順送りする」を信条とし、「(女性管理職や女性役員を育成する」立志塾」「世田谷ビジネス塾」「石橋読書会」を定期的に開催している。http://www.saishi.or.jp

著書に『仕事を楽しめる人は『忙しい』と言わない〜ビジネスパーソンのための幸福論〜』、『女性が職場でかしこくふるまう技術』(ともに扶桑社)、『コーチング以前の上司の常識「教え方」の教科書』(すばる舎)、『あたりまえだけどなかなかできない60歳からのルール』(明日香出版)ほか多数。

「2022年 『THE HERO CODE 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古川裕倫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×