脳には妙なクセがある

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著者 : 池谷裕二
  • 扶桑社 (2012年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594065256

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脳には妙なクセがあるの感想・レビュー・書評

  • この本は素晴らしい。茂木のような脳科学に関する胡散臭さを払拭させてくれると同時に、この本には筋が通った一本の主張がある。

    「健全な精神は、健全な肉体に宿る」

    という、誰もが知っている箴言ではあるが、それを脳科学の分野から解き明かし、丁寧に説明してくれる。脳科学って「脳を使えば・・・」とか「これこれ・・・方法で脳を使いましょう」的な文章がほとんどなのだが、著者は「とにかく身体を動かすことが大事」だと主張する。確かに言われてみれば、いやいやながらでも「やり始める」と思いの外そのやり始めた行動に夢中になってしまったということも、今までの経験上かなりある。「あれこれ考える前にまず行動」というわけでもないんだけど、考えすぎるのは良くないよねっていうとてもシンプルかつ(僕にとっては)示唆に富んだ本である。

    この本と『スタンフォードの自分を変える教室』を併せて読むと、より相互理解が深まると思う。

    また「勉強するにはどうしたら効果的か」等、こういう本では定番の項目もある。但し勉強も「アウトプットを重視する方が、インプット重視よりも効果的」だというのも、経験側上ではなんとなくわかったような気でいたが、科学的に説明されていて、なるほどと頷いてしまった。

    こういう本を読んでしまうと、自分が「こういう点は直したいなぁ」と思う性格等は、自分の所為ではなく、脳がなす業であるということを知り多少の慰みを感じ、安心してしまう。そういう自分が厭だったりもする。

    この本の著者の他の著作も読みたくなった。

    掛け値なしにお勧めします。とても良い本だし、楽しい本だと思います。皆さんに是非とも読んでもらいたいと思います!

  • 脳を知ることで人間の行動や心理がわかる…

    なぜ自分はあんなことをしたのだろう。無意識のうちにしてしまう行動や無意識だということにも気がつくことなくしてしまう行動がたくさんある。それがどこから来ているかということが分かりやすく、そして楽しく書かれている。

    感情は脳と心のどちらにあるか…そんなわたしの長年の疑問への答えがこの本で解決できた。

    …だけど答えを出されてもそれを考え続けたりするのが、また脳を活性化させることに繋がったりして。

    とても面白かった。

  • 脳には妙なクセがある (扶桑社新書)
    著者:池谷 裕二

    本書の著者、池谷さんは薬学博士であり脳研究者である。
    この方の著書は今までいくつか拝読しており、「進化しすぎた脳」を読んだ時にここまで面白い本があるんだと非常に感銘受けた記憶がある。

    そこからファンになり本書を購入して拝読した次第であります。


    脳科学というと小難しい事がいっぱい記載されているのではないか? と思うかもしれませんが、本書がそんな事はありません。

    脳って大きければ大きいほど頭が良いの?
    人差し指が短い人は株で儲ける!?
    知ったかぶるのは何故?

    など、身近な内容もふんだんに書かれており、脳の働きを分かりやすく面白く分かる内容です。


    脳について調べると本当に不思議で面白く、自分の意志って本当に自分で決めているのか、
    まで疑わしくなってきます。

    また、脳を知ると気づきや発見があり自己分析にも大変重宝するので、日々の行動にも良い結果をもたらすと思います。

    素人レベルですが脳についての本はこれからも読んでいきたいと思います。
    http://blog.livedoor.jp/book_dokushonikki/

  • ・脳は出力(アウトプット)してる時の方が記憶の定着が良い。
    ・「語彙」が人の意思や思考や行動に独特のパターンをもたらす。
    ・人と言う生き物は、自分のことを自分では決して知りえない作りになってる。

    この様なことを、脳機能の観点から読み解いて説明してくれているのが、腑に落ちて面白かった。

    レビューを見てこの著者の他の本も面白そうだったので見てみたいと思いました。

  • 自分の「脳のクセ」を知ることはとっても大事なこと。。。


    本書は雑誌やネットのエッセイから再編成したもの。何処かで読んだ気もするがやはり面白い。

    歳をとると集中力が衰えるのは脳の劣化でなく体力が衰えるから→健康第一ね。脳は自分を過大評価してしまう→何事も謙虚にね。脳は他人の不幸を快感に感じてしまう→シャーデンフロイデという。オキシトシンは相手への信頼度が増す→悪徳商法に悪用されると恐いナ〜。笑顔を作ると楽しくなる→いつも(^^)でね。ヒトの心は環境や身体に支配されている→自由意志は結構いい加減ね。男性の性的妄想は女性の無意識の脳にバレている→え〜っ!

  • 5/21まだ読んでない〜

  • たくさんの研究者の文献を読んでいるんだなあと実感しました。「怠惰思考」は実践したいです。「一度目を通してから放置する」ほうが、解決策をふと思いつく…なるほど。考えなければいけない案件があるときこそ、余裕といおうか、休憩といおうか、熟成期間の必要を感じます。

  • いろいろ興味深い内容でした。それぞれの内容について発表されている研究結果も紹介されているので、納得させられます。ここまで研究されているのかと驚く内容もありました。

  • ○この本を一言で表すと?
     脳に関する最新の知見を身近な話を例にして解説した科学エッセイ


    ○よかった点
    ・小難しい話がほとんどなく、脳がどういうときにどう反応するのかを楽しく読めました。

    ・歳をとって「脳が老化した」と錯覚するのは実は体力が低下して集中力が低くなっているというのは納得できる気がします。自分が歳をとっても体を鍛えていれば集中力を維持でき、「脳が老化した」ようには感じないというのは朗報だと思いました。(P.25~27)

    ・幸せな気分に浸っている時に安易に物事を判断する傾向があるというのはとても納得できます。高額商品を勧誘などではこれを利用したテクニックが使われているように思います。(P.42,43)

    ・私は薬指より人差し指が短いですが、それが株のトレーダーに適性があるというのは面白いなと思いました(実際には一度FXでお金をスッています)。人差し指が短いのは誕生前にテストステロンを多く浴びた証拠なのだそうで、そういう人は自信に満ちたタイプ、危険を好む、粘り強く調査する、注意深くなる、反応や動作が早くなるなどの傾向があるそうですが、イマイチ自分には当てはまらない気がします。(P.52~55)

    ・テストステロンとオキシトシンの話は人類発生から現代に至るまでの危機とそれを乗り越えてきた話を書いた「ヒューマン」という本でも出てきました。テストステロンは闘争本能を生み出し、オキシトシンは平和を望む感情を生み出すそうです。(第4章)

    ・後知恵バイアスはどの国でも見られるようで、「やっぱり」という言葉はいろんな言語で存在するそうです。避けようとしても避けることは難しいそうなので、そういう傾向があることを自覚しておかないといけないなと思います。(P.64~66)

    ・「所持効果(所有することにより、そのモノへの主観的な価値が高まる心理的傾向)」は、いろいろなところで実例を見かけます。高額商品を購入してしまった人や、マルチにハマってたくさん商品を購入してしまった人の自己弁護の元はこれだったのだなと思いました。(P.66~68)

    ・脳の自己満足効果は確かにあるなと思いました。差があるものに対しては選択後も価値は変わらないが、同じくらい価値のあるものから選んだ場合にそれ以外のものの価値を低く感じるようになるとは、うまくできた仕組みだなと思いました。(P.82~84)

    ・左側が好ましく感じる「シュードネグレクト効果」の話はなるほどなと思いました。P.93ページの「左半分が微笑んでいて右半分が悲しんでいる表情」と「右半分が微笑んでいて左半分が悲しんでいる表情」では前者の方がより微笑んでいるように見えました。(P.92~95)

    ・恋愛で脳の処理能力が上がるという話は面白いなと思いました。恋人の名前などをサブリミナル表示されると統計的に有意な差で処理能力が上がったそうです。(P.96~99)

    ・母親の経験が子供に遺伝する「エピジェネティクス」という考え方があることを初めて知りました。まだネズミなどでしか検証されていないそうですが、母親の環境がよく、能力が高められた場合にはその子供も能力が高くなるというのはとても興味深いなと思います。(ちなみに父親は関係ないそうです。)(P.99~102)

    ・人間は映像で説明されると受けいれやすい「ニューロレアリズム」という癖があるそうです。プレゼンなどで映像を含めると説得力が向上しそうで、よく使われそうだなと思いました。(P.109~112)

    ・笑顔を作るから楽しいと感じるという心理効果の話は別の本で読んだことがありますが、そこでは異説扱いだと解説されていました。顔の表情が動き、それから脳が反応するという流れが検証されているのは興味深いなと思い... 続きを読む

  • 何気ない毎日の行動にもまだまだ発見があるなぁ。
    21章の「直感する」が一番面白かった。ひらめきと直感の違いを明確に知ることが出来たのが一番の収穫だった。

  • 脳には、妙なクセがある。

    左を重視するクセ。
    早とちりするクセ。
    ウソを本当だと信じるクセ。

    ふわふわとあいまいで、ゆらゆらとゆれながら、小さなエネルギーで大きなパワーを生むための、へんなクセ。

    うちがこう思うのは、脳みその生き残り戦略の結果なのかもしれない。

    選ぶ自由はないのかも。
    でも、選ばない自由はあるらしい。

    さいきん、しんどいことがあると、ふと思う。

    あー、脳みそが、働いてる。
    働きがひと段落したら、また変わるだろうって。

    ちょっとおもしろい視点を持てる本デス。

  • 以前から買おうか、買うまいか書店で手にしながら迷っていた本。昨日、買ってきました。池谷裕二先生は気鋭の脳科学者。ボクも好きな先生だけど、なぜか今回は迷っていた。昨日は機が熟していたので買ったのかもしれない。(・・・と勝手に思うことにする。きっと、これが意味を考えることだろうと・笑)

    冒頭にあった次の箇所が心に残った。
    ===================================================
    生きる意味はなんでしょう。大学で教鞭をとっていると、若い学生からそんな問いを受けることがあります。私は決まってこう答えます。「その意味を探すプロセスこそがヒトとして生きる意味ではないでしょうか」と。

    生きる目的は人によってちがうはずです。いや、本当のところ、意味や目的なんて、はじめからないのかもしれません。ただ、それを一生かけて探す過程は万人に共通しているように思えます。

    ヒトを「考える葦」にたとえたのはフランスの哲学者パスカルです。しかし、考えるだけならばイヌやサルでもできます。むしろ、ヒトに固有な能力は、意味を問う疑問力ではないでしょうか。
    ===================================================

    そもそも、「ヒトとして生きる意味なんて最初からないのかもしれない」という箇所は、本当にそうかもしれないと思う。リチャード・ドーキンスは、個体は遺伝子の乗り物だといった。乗り物であるのであれば、遺伝子にとって使い物にならなくなったら、乗り物を変えるだけだ。つまり使い捨て。だから、乗り物自体に意味なんてないのかもしれない。だけども、ボクたちは「いま」を生きている。そして、その意味は何なのかを知りたがる。

    それで悩んだり、自暴自棄になったりする訳だけども、意味を問うという「疑問力」を大切にしたいと改めて思う。はてなマークを長く持つというボクの課題でもある。

  • 20121120
    著者は二年がかりでこの本を再構築された。
    読み応えたっぷりだ。
    様々なところに焦点を当て脳科学からの読み解きが難しくもあり、面白かった。

  • 脳には妙なクセがある
    脳科学について、簡単に書かれていて、各章読みやすい。
    他の本でも読んだ話も多いが、よくまとめられている。

    いくつかメモ

    テストステロン
    男性ホルモンの一種で、生まれる前に浴びた量により人差し指の長さが変わる。
    男性はふつう、人差し指が薬指より短い。
    短いほど株取引に向いていたり、女性の場合同性愛志向が強い。

    最後通牒ゲーム。
    2:8の提案は5割拒否。
    提示額は、概ね、35%が落ち着きどこ
    テストステロンを知らせずに与えると40%に増え、
    ブラシボー、与えると伝え、偽薬で、30%にさがる。

    オキシトシン
    投与されると信用する
    恐怖への感受性がさがる

    魚や鳥の群れ
    群れに正しい知識を持ったリーダーが少数いる
    その割合が増えるほど群れは正しい進路をとる
    知識個体率が同じならば集団の規模が大きいほど群れは正解に至る
    知識層のメンバーが正解にあまり固執すると、集団は分裂崩壊してしまう
    リーダーは確固たる糸を敢えて明示せず一見曖昧な行動をした方が集団を正しい方向に導ける

    <目次>
    脳は妙にlQに左右されるー脳が大きい人は頭がいい!?
    脳は大きければ大きいほど知的か?
    lQが120を超える図抜けた脳のヒミツ
    運動が得意な生徒ほど、勉強の成績もよい?
    脳の衰えを錯覚する理由

    脳は妙に自分が好きー他人の不幸は蜜の味
    不安の脳回路が活性化するとき
    他人の不幸を気持ちよく感じてしまう脳
    脳は自分を「できる奴」だと思い込んでいる
    クセになる快感を生む場所
    弱気な社長はあまりいない
    「プライド」と「Pride」の違い
    「誇り」と「喜び」とは別の感情である

    脳は抄に信用するー脳はどのように「信頼度」判定するのか
    幸せな気分に漫っているときこそ要注意
    脳はどのように信頼度を判定するか
    『ざまを見ろ」に至るプロセス
    整理整頓の極意は「使えるものは捨てる」
    「もったいない」はどこから生まれてくるか
    「痛そうな写真」を見るとどうなるか


    脳は妙に運まかせー「今日はツイテる!」は思い込みではなかった!
    人差し指が短い人は株で儲ける!?
    巨万の富を稼ぐトレーダーには男性ホルモンの影響が
    運勢はいつ決まるのか
    決断能力を調べる「最後通牒ゲーム」
    社会通念や思い込みといった信念も「真実」を生み出す
    脳科学の発見は哲学を超えるか?
    新たな技術革新を恐れない

    脳は妙に知ったかぶるー「OOしておけばよかった」という「後知恵バイアス」とは?
    それほど「やっぱり」ではない
    避けようにも避けられない「後知恵バイアス」の不思議
    所持効果という奇妙な現象
    損するとわかっていても宝くじを買ってしまう
    動揺するとどうなるか

    脳は妙にブランドにこだわるーオーラ、ムード、カリスマ……見えざるカに動いてしまう理由
    有機栽培というブランド
    音楽評論家たちを困惑させたリパッティ事件
    脳はブランドに反応する!?
    苦労して稼いだ10万円、宝くじで当たった10万円

    脳は妙に自己満足するー「行きつけの店」しか通わない理由
    脳は感情を変更して解決する
    サルにも自己矛盾を回避する心理がある
    思いきって冒険脳を解放しよう
    用意されていた絶対価値を推量する回路

    脳は妙に恋し愛するー「愛のカ」で脳の反応もモチベーシションも上がる!?
    意中の人の左側に座る「シュードネグレクト」効果
    鳥にも左側重視の傾向がある
    恋をすると脳の処理能力が上がる!?
    母親の経験は子どもに遺伝する!?
    よい環境に恵まれた生活がなぜ大切か

    脳は妙にゲームにはまるーヒトはとりわけ「映像的説明」に弱い生き物である
    脳トレは本当に有効か?
    ワーキングメモリを向上させるトレーニング
    脳研究と心理学、哲学にあった溝を狭めたMRI
    いかにも本当らしい説明を信じる
    プレゼンの決め手!

    脳は妙に人目を気にする一なぜか自己犠牲... 続きを読む

  • 経験的に知っていること・やっていることの理由がたくさん紹介されてて、納得!

    脳は、「いかにも本物らしい説明を信じる」そうです。人に説明をする時、文章だけでなく、いかにもそれっぽいデータや図がついてると信じやすいってことで、うちの会社では説明資料を作るときに「ぽんち絵」つけてって言われるのは、この効果を狙っているのか!?

    それから、人に説明するときに、メタファーを使うといいってのは、経験上納得感もあったけど、実際に、脳が活性化するらしいです。

    さらに、「怠惰思考」!課題は寝かせた方がいいようです。なので、インプットだけは早めにしておいて、その後は、発酵するのをじっくり待つんだな。

    最後に、勉強するのは寝る前がベストだそうです。眠くなったら3分以内に睡眠状態に陥ってしまう私には厳しいが、寝る前に、ちょっと難しい本でも読んでみるか...

  • 誤字脱字が多すぎる。もったいない。

  • バイト先に池谷さんが好きな人がいて、新刊もお借りして読んだ。相変わらず、池谷さんのお話はおもしろい。脳科学の本なんだけど、「よりよく生きるとは何か」についての本。

  • 脳科学の見地から思考や哲学、脳にまつわる話題のトピックスなどを幅広く紹介する。

    読めば読むほど本当の自分っていうのがわからなくなります。

    気になったトピック
    「うれしい気分の時には表層的な安易な状況判断する可能性がある」
    「自分の意志で何か行動した時はそれを論理づけるように感情が生じる」
    「安全の確保=情報の利用、リスク=情報の収集」
    「脳は入力より出力を重視するように設計されている」
    「自動メンタル連合(無意識)という、物や言葉に対する反射によって刺激に対する反応は既に決定づけられている。よって思考や理由は後付けである。」
    「その反射は過去にどれほど良い経験をしてきたかに依存する。また頭がよいとは反射が的確であるかということと解釈できる」
    「脳というのは基本的に身体への入出力関数装置であり、高度な思考もそれが元になっている。」

  • 脳の補完能力恐ろしい。己の認識をきつくうたがってかからねばならぬ。

  • 人間の行動や考え方などが脳の仕組みによって説明されている。

    池谷さんもところどころで記載しているが、実験結果でこのような傾向がえられたという説明であり、すべて理屈で説明できるというわけではなく、要素として時にトリビアとして楽しむことができる。

    各章のテーマが人間らしさを表していて、脳の話というよりは人間の面白さの要素がたくさん詰まっているという点が興味深い。

  • 知ってると面白い脳のクセ。面白かった。

  • 難しかった。興味のあるところだけ読んだ。

  • 脳科学に関する26の話。池谷さんの他の本にもあるような睡眠と記憶の関係とかもあるけど、個人的に印象に残ったのは人間は自分で思ってるほど自分の思考すらコントロールできてないし、自分を認識することはできないということ。

  •  脳についての雑学集。へえー、と思う内容がそこそこあった。エッセイをまとめたものなので、一つずつの項目がライトなので少し物足りなく感じることも。

    ・身体体験は重要
      笑顔を作ると楽しくなる。笑顔に似た表情を作ると、ドーパミン系の神経活動が変化する。ドーパミンは脳の報酬系、つまり快楽に関係した神経伝達物質。笑顔を作ると楽しくなる、という逆因果が脳にはある。
      姿勢を正すと、自分の出した内容により自信を持てる。

    ・始めたら半分は終了
      身体をそれにふさわしい状況に置くから「眠くなる」。身体が先で眠気は後。就寝の姿勢(出力=行動)を作ることで、それに見合った内面(感情や感覚)が形成される。

    ・睡眠は大切
      睡眠中に記憶の整序と固定化を行っている。睡眠の効果を最大限に利用する多恵には、睡眠直前の夜に習得した方がよい。
      分散学習と継続学習(一夜漬け)では瞬間到達点では差がないが、一夜漬けは忘れる速度が速い。テスト結果では差がなくても、長期視点に立てば、コツコツ勉強した方が納会路へより強く痕跡を残せる。

    ・入力より出力が重要
      情報を何度も入れ込むより、その情報を何度も使ってみることで、長時間安定して情報を保存することができる。勉強のがあい、参考書を繰り返し丁寧に読み込むより、問題集を繰り返しやる方が、効果的な学習が期待できる。

    ・母親の経験は子供に遺伝する
      染色体やDNAは後天的に化学修飾を受ける(エピジェネティクス)。これは精子ではリセットされるが、卵子では子孫に引き継がれる。ただし、2世代目まで。(孫には影響がない)

    ・黒人が純系
      現代人の純系は黒人、黄色人種や白人はネアンデルタール人と交雑

  • あまりにも人間的な脳の本性。最新の知見をたっぷり解説。

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