人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム(DVD付き)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594065409

作品紹介・あらすじ

メンタリズムは単体の手法を実践しても十分な効果が得られますが、複合技としていくつもの手法をレイヤーにして重ねていくと、より確実かつ大きな結果を導き出すことができる驚きの法則です。「仕事」「人間関係」「恋愛」「面接」…驚くほどあなたの要求が通るようになる。

感想・レビュー・書評

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  • 「すべての超常現象は、科学で証明できる」あのスプーン曲げでさえも超能力でも奇跡でもなく、人間の脳が起こす知覚の錯覚…つまり脳が騙された状態、単なる錯覚だとしたら…。少し夢のなくなる話ですが、この本がすべてを解明してくれます。

  • 会話のトリック。

    なるほどなぁー!ーと唸る。二者択一を迫るお願いをするんじゃなくて、ノーと答えさせない声かけに終始する。っていうトリック。

    これお買い上げになりますか?

    じゃなくて、プレゼント包装にしますか?それとも自宅用?

    いつかおうちにお邪魔したい

    じゃなくて、明日の2時と5時くらい近くにいくんだけどどっちが都合いい?

    とか。
    部屋の掃除してね!
    じゃなくて、土曜日と日曜日、どっちに掃除する?

    とか。笑笑

    そりゃ、断れないや。笑笑

    他にも、心理学者の実験で人物分析しまーすって言って、やった結果。7割の人が当たってる!って答えたらしいんだけど。結果は全員同じこと書いた。とか。笑笑!!!!

    面白い本だった!!!!!

    これはとっても参考になる。

    最初のほうにDaiGoの写真集みたいのがあるのは、既に催眠の一部か?

  • 購入してないので、DVDは観てないが非常に面白くためになる内容も多かった。一回身近な人に試したくなる内容もありました。

    【目と口を観る】
    相手がリラックス、心を開いているときは口元が緩む。
    唇が緩んでいない相手はあなたに心を開いていない。

    目が縦に揺れたら肯定
    横に揺れたら否定的にあなたを観ている。


    【嘘ついてるか見抜く方法】
    ①じっと見つめながら話す。この時、いつもと違う時間で目を逸らすと黒。
    ②腕組み、足組み、鼻や髪の毛を触るセルフタッチ、が多くなったら黒
    ③わざと謝って、ほっとしてたら黒

    【相手に2択を決めさせたい時の方法】
    ①決めさせたい方に手を添える
    ②三つ並べて真ん中において、2つを手で隠しながらアピールする
    ③左ではなく、右側に置く。④上にあげる。

    【相手にYESを言わせたいとき】
    とにかく、小さな話題でYESを言わす。
    4回ほど相手にYESを言わせてから、本題をぶっこむと、
    人はNOといいずらくなる。「慣性のトリック」

    【相手に頼み事をする気持ちのいいやり方】
    自分はこーするから、こーしてくれ。と明確な指示と、
    自分は何をしているかを示すと、相手は断りにくい。

    【ビジネスで主導権を握る方法】
    相手を動かせる。
    あえて、自分が沈黙したり、書類を遠くに置いたり、名刺をなかなか受け取らなかったり
    相手を受動的な状態にすれば、誘導しやすい。

    【常連になって顔を覚えて欲しい時】
    忘れ物を3回くりかえす。
    復習は記憶に定着する。

    【交渉テクニック】
    200枚サービスしてもらうとき
    「500枚ぐらいサービスして欲しいんだけど無理だよね?」
    「500枚!?さすがにそんなにも無理ですよ。」
    「予算もなくて、申し訳ないんだけど、上司から言われてどうしても必要なんですよ。どうにかなりませんか?」
    「うーん。こちらも上とかけあってみます。」
    「無理か。。。当然ですよね。分かりました。しょーがないです。なんとかします。ただ、せめて200枚あればなんとか助かるんですが、それも無理ですか?」

    Door in the Face
    という方法。最初はダミー。自分が折れる演出をする。
    相手が譲歩したのだから、自分も譲歩しようという気持ちにさせる。



    他にも女性を落とす方法。
    女性を見抜く方法など、興味深い内容もあったが、もう関係ないので無視。
    非常に分かりやすく、すぐに実行できる面白い本でした。



    「手を出してください。」
    ①手を出す人=あなたを少なからず信頼してる
    ②「なんで?」と警戒する人=アウト。

    手を掴んで自分に引っぱったとき
    ①素直に引っぱられる人=見込みあり
    ②筋肉が強張る人=付き合っても能動的

    面白いね〜メンタリズム

  • >心理術テクニックに、ときにマジック的なトリックも交えつつ、最終的にマジックでも心理学でも解き明かせない超常現象的な空間を演出するショー、これが「メンタリズム」です。

    DVDも使ったメンタリズムの紹介と実演、心理テクニックを使用した相手を操る方法を紹介する本。応用編としてビジネスや恋愛でのテクニックも紹介しています。
    2012年2月2日発行ということで、まだ動画配信サービスで論文紹介をしたり時事問題に噛みついて炎上する前のテレビでパフォーマンスを披露するビジュアル系みたいな見た目の頃のDaiGoさんです。フルカラーのDaiGoさんミニ写真集は今では非常に貴重だと思います。一見の価値あり。

    今のDaiGoさんの動画のスタイルや書籍のように「どこどこ大学の〜」という紹介は殆どありませんが、
    > すべての超常現象は、科学で解明できる。
    とあるように、科学押しはこの頃から変わりませんね。しかし、本書で最も心に残った
    >心理学は、統計から平均値を算出したものにすぎません。
    >実際は例外があることも私たちはパフォーマンスを通して知っています
    という部分は今のDaiGoさんを見ていると首を傾げてしまいます。気に入らない相手に「こういう論文でこうこうこうだからどうのこうの」と批判してる場面を見たことがある気がするんですよね。人間、誰しも失敗はあるとは思いますが炎上狙いみたいな言動は本書を読むと控えて欲しい気持ちになります。

    前述の通り「どこどこ大学の〜」という紹介は殆どないのですが、思ったより参考文献はありました。70文献くらい。著者はかなり偏っています。紹介されている心理テクニックはググればすぐ出て来るものもあれば、心が開いている時(驚いたり未知のものを目にした時)は暗示が入りやすいなどはすぐに出て来ませんでした。参考文献の何を見れば書いてあるのか、そもそも参考文献に書いてあるのかも分かりません。
    同じことが色々なところに書いてあったり推敲をきちんとしてないのかなという箇所が多々あります。仕事、恋愛という分類も無理があるのではというものも多く、参考文献の内容を書き殴ってるのかなという残念な印象です。とはいえ、左右の耳で情報の信じやすさが違うとか視覚は左右どちらに流れる方が理解しやすいかなど日常で気にかけないような発見もあるので、あまり身構えず軽く読み流す感じが良いかと個人的には思いました。まとめるととにかく観察という感じですかね。

    DVDではメンタリズム実演と仕組みを紹介します。実はこれが一番期待していたことでフォーク曲げの仕組みが分かるとワクワクしていたのですが、解説したのはなんとスプーン曲げ!フォーク曲げ見せた後にスプーン曲げ?WHY JAPANESE PEOPLE!?「すべての超常現象は科学的に再現できる」じゃなかったんですか!?商売道具は公開しないってコト!?まあ何となく見て分かってたのと今はYouTubeなどで解説してる動画投稿者の方もいるので気になる方はYouTubeで検索です!そんなDVDで一番の収穫は永久脱毛の凄さですね。DaiGoさんはヒゲ脱毛を公言していますが、この頃はしていないか途中だったのでしょう。かなり髭が目立っているので今のツルツルDaiGoさんとの差が凄いです。紹介しているテクニックの一つ「メンタルフォースwithマルチプルアウト」は劇場版『TRICK』の部屋の色々なところに紙を隠しているやつそのままで感動しました。

    永久脱毛したくなる一冊でした。

  • 1度会ったら忘れられない存在感を相手に残し、自分の発言が人から期待され、好き嫌いに関係なく不思議と魅了されてしまうカリスマ性
    誰もがあなたの望む結果を選択し、それを自分が選択したと思わせられたら
    特殊な人にならなくてといい、気分と状況で自分が考える自分の性格も変わる。その人の性格から推測される考えをさも自分の意見のように話してみる:分かってくれてるや似てると錯覚
    言わないことで相手の勝手な解釈募らせる
    相手を軽く混乱させて受動的な状態にし、自主的判断を押さえ込んだ状態をカタレプシー:誘導暗示かかりやすい
    はじめは早口で饒舌に、聞き側に回らせて考える時間が少ないと疑問も浮かびにくく批判をはさむ余地がない、前傾姿勢になれば浸透しやすいようゆっくり言含めると説得力あるという評価

  • 操作をするためには特性や習性を頭に入れて、観察することが重要。

  •  紹介している心理術は同著者の心理戦略やグレーな心理術などとほど違いがない。新しい分そちらの方が洗練されてる。この本の特徴は、メンタリズムの具体的なエクササイズがいくつも盛り込まれている点。実践したい心理術があるなら訓練にどうぞ。私は見てませんがDVDもついているそうです。

     内容全然関係ないですけど、この表紙の師匠素敵です。

  • 人の考えは行動に表れる。
    場を支配する方法など駆け引きの方法がある。

    という2点について書かれた本。

    あまり普段から駆け引き的なことを考えて行動していないので、そのようなことを考えて行動する、という行為があることが面白かった。

    ただ、自分はこの本に書いてあることそのまま行動に移すことはそんなにないかな。

  • 自由にはできないけど参考になる。

  • メンタリズムとは何か?
    基本から学ぶことができる1冊でした。

    心理学と全く同じではなく、心理学などの知識を含め、人と接したときに相手を読むこと、そして誘導することを言うようです。

    本書を読んで特に参考になった3つを紹介します。
    1つめ、話に興味をもってくれているかどうか
    2つめ、噓をついている可能性
    3つめ、物理的な距離がお互いの距離

    友達や恋人との関係、ビジネスでのコミュニケーションなどで、ためになることが書かれています。
    メンタリズムや心理学を初めて知るっていう人には、読みやすくてオススメしたい1冊です。

    この本を読んで、周りの人の表情を読むことから始めましょう。

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著者プロフィール

メンタリストDaiGo (めんたりすと・だいご)

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアにはじめて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家として活動中。日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体系化し、圧倒的な成果を上げ続けている。本書では、著者自身が実践し、「人生を劇的に変えてきた意外な解決法」を初公開する。
著書は、累計420万部。『最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法』(学研)、『知識を操る超読書術』(かんき出版)ほかベストセラー多数。

「2021年 『毎日、うまくいく人の「意外な解決法」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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