年を重ねるのが楽しくなる! [スマートエイジング]という生き方 (扶桑社新書)
- 扶桑社 (2012年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594066192
作品紹介・あらすじ
スマート・エイジングを実践すれば脳が活性化し、生きる意欲が湧きます!「脳トレ」の川島隆太と高齢社会研究の第一人者・村田裕之が提唱する新たな概念に世界が注目。
感想・レビュー・書評
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高齢化社会、超高齢化社会に向けての考えさせられる内容でした。自分の親のことも考えつつ、自分も老化しないよう行動したいと思います。
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脳には年を重ねても発達する部分もあること、認知、運動、栄養、社会性が条件であることから脳が衰えない上で意識して生活していきたい。
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年を重ねるのが楽しくなる!って素敵なタイトルだなと思って読んでみました。
年をとることはとかくネガティブに捉えられがちですが、私は年をとっても、あるいは、年をとったからこそ楽しいことがあると信じたいです。そのためにどうしたらいいかがこの本にはたくさん書かれています。
著者の一人は脳トレの第一人者なので、もちろん脳トレを勧めています。具体的には簡単な計算や音読などでいいそうです。あとはウォーキングと筋トレがいいそうなのですが、筋トレはなかなか続けるのが難しそう。
でも何と言っても大切なのは、好きなことをすることです。いくつになっても「もう年だから」などと言わずに、したいことにチャレンジしていこうと思いました。 -
アンチ・エイジングでなく、スマート・エイジング。
エイジング(歳を取ること)は、単なる老化(あらゆる機能が劣化していくこと)でなく、知的な成熟と捉える。これを成就させることがスマート・エイジング。
で、そうするための
1.7つの秘訣
2.具体的な取り組み
3.豊かな朝食
4.脳トレーニング
(項目ナンバーは、実際の章立てとは異なる)
と話が続いたんだが・・・
1.で、
(秘訣その1)有酸素運動をする
(秘訣その2)筋力トレーニングを行う
(秘訣その3)脳のトレーニングを行う
(秘訣その4)年金以外の収入を得る
(秘訣その5)他人の役に立つことをする
(秘訣その6)明確な目標を持つ
(秘訣その7)好きなことに取り組む
と、ほぼ自分の人生を再点検させてもらったような気分になれたものの、特に最後の4.では「ここでノウハウを明かすことはできませんが・・・」と、要するに任天堂の「脳トレ」を買いなさい、になっていたのが興ざめでした。
(2013/5/27) -
学習療法で認知機能向上。作動記憶トレーニングがスマートエイジングにつながる。
健康法や哲学というより、SAセンター事業紹介とサイエンスな本でした。
早速、脳トレアプリをダウンロードしました。 -
■スマートエイジング
医学的・脳科学的観点から見た場合、個人がスマート・エイジングを達成するためには、次の4条件を満たす必要がある。
a.認知:脳を使う習慣を持つ。
b.運動:身体を使う習慣を持つ。
c.栄養:バランスのとれた食生活を心がける。
d.社会性:人と関わる機会や習慣を持ち続ける。 -
好きなことに取り組む
学習療法→読書・料理・美術館 -
2012.8
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「生き方」というほど奥深い話があるわけではなく、どちらかというと情報提供の本。「スマート・エイジング・カレッジ」や「スマート・エイジング・スクエア」については、何年か後に成果を聞いてみたいと思った。