- Amazon.co.jp ・本 (671ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594066352
作品紹介・あらすじ
パラノーマル・ロマンス「超能力者=動物に変身する種族」シリーズ第5弾!豹チェンジリング"ダークリバー"の戦士ドリアンは、生まれつき変身できない体ながら、抜群の狙撃技術で群れの信頼を勝ち得ていた。そんな彼に、サイの研究所から脱出してきた美貌の科学者アシャヤとその息子を護衛する任が下る。妹をサイに殺されたドリアンは当初アシャヤに憎しみをぶつけるが、やがて二人は抗い難く惹かれあってゆく…。逃避行の行方とは。そしてアシャヤに迫る影の秘密とは。特別短編も収録。
感想・レビュー・書評
-
毎回出版される度に、楽しみにしている「サイ=チェンジリングシリーズ」の第五弾。
豹チェンジリング(豹に変身する種族)なのに、生まれつき豹に変身出来ないドリアンとMサイ(医療超能力者)のアシャヤが主人公。
とても面白くて読み応えがあった。
このシリーズは、カテゴリー的にはロマンス小説なのだけれど、SFの世界観が根幹にあるので、ラブシーンが嫌でないというSF好きなひとならば、男女問わず、楽しめると思う。
精神的絆と生命の絆が物理的に存在していて、夫々がリンクしているという設定は、とてもユニークで、作者の着眼点は素晴らしい。
ナリーニ・シンは、家族や伴侶の結びつきを書かせたら、ピカイチの作者だ。
感動的なラストが用意されていて、ファンとしては、とても嬉しい。
次巻も翻訳本が出ますように。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
*
___________________________________________
『封印の獣と偽りの氷姫』ナリーニ・シン
'Hostage to Pleasure' Nalini Singh
___________________________________________
〈サイ=チェンジリング〉シリーズ5作目。
前回のお話から続いてて、ダークリバーの近衛ドリアンとMサイのアシャヤが主人公。
*
やっとドリアンが主人公で嬉しいな。
このシリーズはちょっとずつ人が増えて来て、その人たちが主人公になっていくから、それが楽しみ。
個人的には、今回出て来た念動力者でテレポーターのヴァシックのお話が読みたい。
*
そんな感じで、どんどん登場人物が増えていくので、そろそろ私のキャパがいっぱいいっぱいになって来たよ。
日本で漫画化とかしてくれないかな??
そしたら、覚えやすいのになー。
*
次は、狼チェンジリングと豹チェンジリングのお話!
楽しみ!
*
*
*
-
チェンジリングシリーズ5作目。
今回はダークリバーの変身できないドリアンとサイの話。
他の巻に比べて今回はあまり集中出来なかったなぁ。
次作が楽しみ。 -
なかなか込み入っているけど、どう続くのか気になるシリーズです。
-
ドリアン、ハッピーエンドで良かったんだけど、ヒーローもヒロインも堅苦しくないか? ちょっと長いかな。
-
サイ・チェンジリングシリーズ5 ”ダークリバー”のセンチネルで変身できないドリアン・クリステンセンと、Mサイのアシャヤ・アレイン。値段からも判るように分厚い!でも、ちょっとさわりだけいってみるか~と思ったら、そのまま深みに引きずれり込まれて一気読みでした。アシャヤの息子の救助狙撃から始まり、サイ評議会のメンバーはいつの間にか変わってるし、途中だれる事も無くラストまで。双子のアマラについてもステロタイプのパターンに収まらないラストで、妥協のない素晴らしいストーリーでした。次は紅一点のマーシーと”スノーダンサー”の彼?楽しみです。