嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594066628

感想・レビュー・書評

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  • 読み直し。やはり面白い。

  • おもしろい。アメリカと日本の関係を当時の国際情勢から書いてある。ちょっとした蘊蓄もあり、「へー。そんなことがいったんだ」となり、興味を惹かれる。ペリーと吉田松陰が出会っていて、ペリーが吉田松陰のことを気遣っていたことなど随所にこういった記憶に残るようなエピソードが散りばめられている。正しい歴史を知るべきだなと、あらためて認識させられた一冊になる、

  • リンカーンは極悪人、ウィルソンは狂人。ペリーを鼻であしらっていた江戸幕府。アメリカを怯えさせた大日本帝国…。日米近現代史の真実を具体的に解き明かしつつ、正しい歴史認識を提示する。

    第1章 捏造だらけのアメリカ建国神話―1775~1865
    第2章 知られざる日米の蜜月―1839~1908
    第3章 世界大戦の勝者はソ連だった―1908~1945
    第4章 敗者としてのアメリカ―1945~1960
    第5章 冷戦期の“お利口さん”―1960~1990
    第6章 アメリカよ、世界を返せ!―1991~2011

  • アメリカの近現代史をじっくり見ようと思ったら、歴代大統領とその側近の考え・やったことをまずはおさえることが大事だなとあらためて思う。

    確かにアメリカって空爆が好きよねw

  • 爽快な読後感。米帝のハリボテぶりに唖然とする本。

  • 自分が如何に自虐史観に囚われていたか…目が覚める一冊である。
    印象的なのは、ワシントン会議に始まる日米海軍軍縮交渉。
    自分は当時、ただ単に記号として暗記していただけだが、
    「なぜ」六割の海軍力しか持たせてもらえなかったのか。
    この視点が抜けていた。無敵の強さを誇る国だったからである。と…

  • そもそも歴史観って、正解が無いものと思います。だからこそ教科書通りに前後や善悪をまる覚えする事なく、色んな面から見る必要があると思います。
    この本はやや暴論な箇所も散見されますが、是非ニュートラルなスタンスで、自分の歴史観を見直すには持ってこいな本だと思います。

  • 「チャンネル桜」での著者の立て板にに水のような論述には感嘆としていた。この前もセンター試験があったが、相変わらずの「自虐&軍部暴走史観」に彩られているのだろう。私もそうした史観を最近まで持っていた。たしかに著者の歴史観は本当に斬新で日本人として興奮を禁じ得ないのだが、近現代史は本当に複雑で色々な事象・人物が絡み合っている。これも一つの歴史観だと捉えるのが賢明だろう。少なくとも、既存の教科書史観を相対的に出来るという点では非常に良著だ。著者はこれから、執筆に専念するそうであるが、自作が待ち遠しい限りだ。

  • 学校教育()のおかげなのか大東亜戦争で日本は弱いから負けたのだと何となく思っていたのですが目からうろこが落ちました。大日本帝國海軍は当時世界最強だった、強すぎたから負けたのだ。倉山先生のアメリカ人に対する皮肉や小馬鹿にしたネタが随所で効いています。年表にまで「GODに感謝」と書いてて吹きました。

  • 日米を中心に平易に近代史を解説。後で山川出版の教科書で再確認しよう。

著者プロフィール

憲政史家

「2023年 『これからの時代に生き残るための経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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