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- Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594066949
感想・レビュー・書評
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傷ついて壁を作っているガブリエルに、優しさと温もりを与えるサラ、2人がとても微笑ましい。
サラは好んで男装しているだけあって、性格もなかなかオトコマエで、傷ついたガブリエルをしっかりと受け止めるあたり、ヒロインなのにヒーローみたいだった(もちろん、女性らしい柔らかさ、可愛らしさもあるのですが)。
パリの娼館に始まり、海賊稼業、奴隷と冒険的な要素も含まれていて、スケールの大きいロマンス小説っていいなあと再認識させてくれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(多分)ヒーローが主役。ロマンスとしても小説としても読みごたえ有。脇役の人物描写も丁寧。ヒロインも忍耐強くヒーローを支えてハッピーエンドまで頑張りました!お二人とも末永く幸せに♪
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フランス革命末期のパリ。幼少の頃娼館に売られ長年にわたり男娼として生きてきたヒーロー。数年前から行方不明の弟を捜し娼館にたどり着いたイギリス貴族の兄と妹ヒロイン。出逢った場所からして生きてきた人生も格差がある二人の魂の結びつきと信頼が 一時不幸な出来事で途切れてしまったけど 彼らが生きて再会できて本当によかった。
ヒーローが不運な運命に嘆き苦しみ ヒロインを諦めてしまった時は腹立たしかったけれど 再会後彼を再び引き戻すことができて本当によかった。迷える魂が癒し安らぎを与える存在にめぐり逢えて嬉しい。