若者を殺すのは誰か? (扶桑社新書)

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著者 : 城繁幸
  • 扶桑社 (2012年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594067052

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若者を殺すのは誰か? (扶桑社新書)の感想・レビュー・書評

  •  僕が好きな城繁幸さんの本なんだけど、ちょっと荒削りな感じがしたなあ。あと、もうちょっと対象となる部分を絞って深堀りした方がよかったんじゃないかと思う。それでも城さんの既得権益層に対する怒りは十分すぎるほど伝わってくるし、「なるほど!」と思える部分も多い。派遣の規制強化が大企業による派遣切りにつながったという主張etc。
     ただ、あんまり「バカ」とか乱暴な表現は使わない方がいいんじゃないかと思う。週刊誌連載だったから、多少ラフな表現になるのは仕方ないと思うけど、本の品位を落としてしまっている気がする。
     

  • 自分用キーワード
    Occupy Tokyo(2011) 厚生年金の世代間格差 路上弁当販売の規制の是非 厚生年金を非正規にも加入させる意味 ゆとり世代が「馬鹿」なのは少子化のせい 「日本の労使交渉はプロレスである(第二労組などを組まれる心配がなくなる)」 大相撲やプロ野球は村社会 Karoshi(過労死) 高齢者雇用安定法の改正案 清家篤(65歳雇用義務化を推進) 内々定の歴史 かんぽの宿売却の告発の是非 「親族の扶養」の曖昧さ 堀江貴文氏立件時の特捜部長の発言 

  • この国ってホントに生きづらいと思う。貰えないのに払わされる年金、雇用不安、こんなので少子高齢化の問題が解決するはずない。

  • わかりやすい説明で現代の日本がおかれている経済状況を解説してくれている。
    なぜ規制緩和が必要なのか?
    それは終身雇用制にしがみついた無能な中高年から若者にも平等なチャンスを与えるためなのだけど、既得権益はなかなか手放したくないのであった。
    政治家はそのような意図があるかどうかは不明だが、きちんと論理的に規制緩和の必要性の説明に出会ったのは初めてなような気がする。

  • 今の政治に対する疑問点がやさしく解説されていて、深い所や対立意見は無く、一方的に感じなくもないが、わかりやすい内容だったように思う。
    社会のフレームが「人口増加」「景気向上」を前提に組まれている以上、その前提が崩れた今は通用しないんだろうなと。
    今の団塊ジュニアは、いわゆる「貧乏くじ世代」と言われているけど、この本を読んでいると、これからも貧乏くじを引きそうな予感。
    フリーライダーの議論は、働かないアリに意義があるなど、諸説色々あるが、個人的には厳しいと感じるなぁ。
    余談ではあるけど、維新の会に意外と好感が持ててしまっている自分に気が付く。

  • 読んでて面白かった。既得権益、何でも先送り。

  • 城氏の論評は当代の若者の思いを代弁するものであり、読んでいて気持ちがいい。

  • 今まで出版された城繁幸氏の著書を読んだ上で、本書を読むと、今まで以上に歯切れが良く、ズバッと核心をついた文体で面白い。こういう新書も有りだと思う。

  • 城さんと海老原さんの著書を交互に読むことで、雇用の問題に対するバランスがとれるように思う。

  • 切れ味鋭い城さんの新書。城さんやmy news japanの渡邊さんも常々言っているが、若者にとっては、企業が簡単にクビにできるような法律を政治がさっさと決めてくれるように動いた方がいいと思う。正社員を守ろうとすればするほど、簡単にクビにできないから企業は採用を抑えようとして正社員のパイが減るし、運よくもぐり込んでも残業させられるばかりで新しい人間は入ってこない。仕事がどうしても合わないケースなんてあるに決まっているのだから、もっと流動性の高い世の中にすることが企業にとっても若者にとっても望ましいと思う。それは子育てなどでキャリアの一時中断を余儀なくされる男女にとっても重要。再挑戦がしにくい今の日本は、ある意味で怖い。

    P83 政府の仕事は、クビになった人の再就職のお世話であって、クビにしちゃいけないという法律を作ることではないのだ。

  • 豊かな日本。。。
    これに歪みが生じている。
    若者にその影響がもろに出ており、世代間格差が激しくなっている。
    その解消のためには、
    ・中高年のリテラシーと生産性の向上
    ・少子化対策
    ・終身雇用制や定年制の廃止
    ・新卒一括採用の脱却
    ・賃下げや解雇といった不利益変更のルール化
    などを必要とすると提言。

  • 城さんの著者は全て読んでいる。毎回基本的には変わらない主張だが、某大手企業に勤務する者としては共感できる。日本経済の競争力を復活させるには、改革が必要。

  • 30年後、運良く年収600万の正社員になれたとしても、可処分所得は200万、今でいうところのワーキングプア
    ハード‐ランディング【hardlanding】経済が急激な変化で状態を悪化させながら次の局面に移行すること。また、金融市場における為替レートや金利の激変、景気の急な失速などのこと。
    マズローの欲求階層説 昔の貴族や大名<今のニート 対案 ディベート 批判 なぜなら 反論のあとに素晴らしい提言
    アテンド【attend】付き添って世話すること。接待すること。
    ハッシー 霞が関 Twitter バイアス
    インフラストラクチャー《下部構造の意》社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。インフラ。
    ゲバルト【(ドイツ)Gewalt】《力・暴力の意》主に学生運動で、暴力的手段をもってする闘争。ゲバ。
    ちょうさん‐ぼし【朝三暮四】《中国、宋の狙公(そこう)が、飼っている猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ、暮れに四つやると言うと猿が少ないと怒ったため、朝に四つ、暮れに三つやると言うと、たいそう喜んだという「荘子」斉物論などに見える故事から》1 目先の違いに気をとられて、実際は同じであるのに気がつかないこと。また、うまい言葉や方法で人をだますこと。朝四暮三。
    エジプト平均年齢25歳 幸福な国の絶望する若者たち
    レジーム【regime】体制。制度。政治形態。政体。管理体制。政権。
    かく‐せい【隔世】時代・世代がへだたっていること。時代が違うこと。
    それなりにリテラシーがあって優秀な実務者 無鉄砲な人 日本全体が地盤沈下している今は、方向だけ決めて突っ走ることが求められているように思う 今の時代、一番よくないのは、失敗を恐れて現状にとどまることだ

  • 新成人に是非読んで頂きたい。
    数多いる論客の中でも城氏はブレないし、今のところ世の中の向かっている方向性としてはこの人の論が一番的を射ているように思われる。

    心に残ったワード。今の日本を表す言葉。「リスクを取れない社会」「総論賛成、各論反対な社会」

    あとがきが痛烈。
    「選挙権も時間もたっぷりあったのに、何も変えられなかったのだから自己責任だ。」
    未来の自分からこう言われないようしっかり行動を起こしたい。

  • バカ向けの本。
    論証ではなくアジテーション。なんの勉強にもならないスクラップ紙。

  • 主要な論旨は以下の通り。
    企業がクビをしやすくする状況になれば、雇用は流動的になり、若者の雇用は増える。
    僕は基本的にこの論理には賛成だ。
    また毒舌に似た文で、くだらないと思っていることをずばずば切っていくのは気持ちいい。

  • 話題がいろいろ飛ぶなと思ったら、雑誌の連載をまとめて再編した本だった。皮肉たっぷりでおもしろい。

  • 色々とどうかなと思う部分はあるものの、
    ツケを先送りし、若者へ負担を押し付ける黒幕は誰か、
    という点はかなり納得。

    生産者を苦しめるのは、
    安く買い叩くメーカーやスーパーかと思えば、
    それらに圧力をかけている存在がいて、それは…
    という話と同じ構造になっている。

  • 感情論優先でよく分からなかった。(特に政治に関して)
    若者の敵は?というのも特に新鮮味のある内容ではなかった。

  • 内容はヘビーですが、新書仕立てでもあって読みやすいです。
    一面的見方ではなく「そこにはこんなウラもある」という細かな解説があって、社会福祉に興味があるけれどどこから入っていいやらという方に
    良いのではないでしょうか。

    今まであった「おじちゃんたちの論理」じゃなくて「今の現役世代」の論理になっているところが良いです。著者も略歴拝見しましたら、もう中年と言って良い世代ですもの、真剣です。

    個人的には「それはどうかな」とか「そこは納得いかんな」というところも
    ありますけれど、言ってることは大筋間違ってないでしょうし、そもそも
    この方の言ってる段階に思考が行っていない若い方が多いのでしょうから
    とにかくたくさん若い人に読んでほしいな、と思いました。

  • たまには新書も読まないと、ってことで手にしてみました。
    「若者はなぜ3年で辞めるのか」の城さんの本。相変わらず切り口するどい、労働問題の論客の作品として読み進めたけど、結局前作以来の、年功序列悪玉論に終始。年功主義より成果主義・能力主義がいいのはわかるし、個人的には解雇規制を弱くすべきという論調は支持できるけど、ムラ社会にどのように導入すれば成功するか(当然、能力開発と再就職とセットでなければならない)、もちろんそんな「解決策や提言」はない。世代間格差の問題に警鐘をならしたいのは、氏より年下の世代として、子を持つ親として十分理解するし、そこは頑張ってほしいけど、専門家としてならすのであれば、もう少し踏み込んでほしい。後半以降に期待。

  • この表紙と著者の知名度で、あまり売れていないのではないだろうか?
    分かりやすく、そしてたとえ著者の指摘や物言いが気に入らなくても要所要所の著者のポイントは確信を突いているので、見事な本。

    AIJ投資顧問の失敗の件、自分は関係ないと思っていました。
    建物でいえば3階にあたる厚生年金基金の運用を失敗したということは、我々が支払っている2階部分の厚生年金を溶かしてしまったということ、その穴埋めは行わなければならないので、税金という形で埋めなければならない=我々にも関係してくる、という事実。

    公務員給与削減の一環として、新卒採用を半減するという効果の無い案に56%の国民が評価する、と言ってしまっている事実。

    特に鋭い、と感じた指摘は、日本のネットでの閉塞感についての記述。
    個人が個人の利益を前面に出して何かを訴えた場合、そこには顔の見えない”ぬらぬらとした巨大な世論”が出てきて、攻撃の姿勢を見せてくるという部分。
    これが公益についての論調となると、この”ぬらぬら”は出てこなくなる、ということもその通り。
    結局これは、(一番日本の嫌なところ)ねたみ・嫉妬の精神が、簡単に表れてきてしまう証なんだろうと思う。
    この”ぬらぬらとした巨人”という例えは、非常に今の日本の陰湿なネット社会をパーフェクトに表現していると思う。

    新聞・ニュースは読んだり聞いたりしている方だと思うが、本質まだまだ分かっていないなぁと自分を反省するきっかけにもなる。

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