中国「反日デモ」の深層 (扶桑社新書)

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著者 : 福島香織
  • 扶桑社 (2012年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594067182

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中国「反日デモ」の深層 (扶桑社新書)の感想・レビュー・書評

  • 中国国内で実施されるデモの真なる目的は反日でなく、民主化。反日を主張すると当局の規制が緩くなるが故の隠れ蓑、という解釈を展開。ただし、尖閣諸島問題、その他の案件について、日本の弱腰が中国国内のデモの火に油を注ぐとの指摘もある。そして、根本は、中国国内の格差問題という点。余り新規なネタはないし、北方四島や竹島と異なり、尖閣諸島は曲がりなりにも日本が実効支配しているところという点をいかに解釈すべきかは、「弱腰」の底意を含め、本書からは見えてこない。

  • 初っ端から壮絶な話が満載である。
    2015-16年現在、北京現地に住む身として、実は生活しているだけではあまり感じない。いわゆる危機感は色々な所で言われているが、磐石なのかそうでないのか、正直分からない。ただ一般的な人々と話をしていると、特に政治・歴史に関してはいろいろと論理が破綻している。その矛盾に単純に質問をするとだいたいイライラしだして話が終わる。ただし国・領土・歴史等々に関して多様と呼べる異見は殆ど無く、面白いぐらいにまとまっている。日本にとっては望ましい方向性ではない形で。

    オリンピック9年後の変化のジンクスというのは興味深い。おそらくその根拠は何もないのだろうけど、色々と状況がきな臭くなってきてるのを横目で見ているため、気になるところではある。

  • 中国のやり方は数十年前と比較すると急激にきな臭い醜悪な方向に傾斜している。中国当局って怖い。
    中国にあらゆる情報が流布するようになったのはネットの影響。
    中国人に革命は無理。
    中国の若者は反日を理由にして、警察やら市庁舎を襲撃している。
    中国、早く崩壊しないかな。

  • 「反日デモ」は、中国人民の反日感情が嵩じて起きるのではない。現代の中国共産党一党独裁政権の中で一番虐げられ、自由を奪われているのは中国人民である。本書は、その多くのページが中国独裁政府による中国人民への弾圧の告発、そして政府と闘う人民のために割かれている。
    そして、中国政府は、その人民の怒りの矛先を逸らせるために、反日デモを組織しているのだと指摘している。

  • 中国ウォッチャーの福島さんのドキュメンタリーは本当に面白い。国の勢いから言ったら、超大国とも言える中国で国民そっちのけの共産党内の権力争い、そして反政府運動の抑え、そのためには拉致や拷問は当たり前のようにある。とても近代国家とは思えない裏の世界。福島さんは情報源のはっきりしない情報には必ずその旨の断り書きがり、読む方もそのへんのさじ加減をしながら読める。これからの作品も注目。

  •  面白かった。
     在住日本人による中国評ですが、日本のメディアではあまり語られることのない内容を(良い意味で)下世話に楽しめました。

  • いわゆる中国ウォッチャーの時事中国モノです。いろいろな人への取材と自身の滞在体験からくる感覚に基づいた中国分析ですが、もう少し文献とか枢要の人への取材を加えた方がより説得力が増すのではないかと思います。

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