気高き騎士のベッドで (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594067595

作品紹介・あらすじ

キアー・マクウェイドはスコットランド人領主の三男でありながら、跡を継ぐことになった。強欲な父やふたりの兄が相次いで命を落としたからだ。彼は国王に忠誠を誓い、そして花嫁を見つけるために、急いでロンドンへ旅立つ…。イングランド人伯爵令嬢ヘレナ・ニヴェットは憧れの宮廷で拝謁を賜るが、そこは彼女が夢みていた場ではなく、以来、緊張の日々を送っていた。そんなある日、彼女は逞しいスコットランド人男性と出会いひと目で惹かれるが…。好評シリーズ"気高き花嫁たち"第三巻。

感想・レビュー・書評

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  • 『気高き花嫁たち』シリーズの3作目。
    国王に忠誠を誓う為、スコットランドからロンドンに出てきたヒーローが、イングランドの伯爵の娘であるヒロインと出会い、物語が展開していきます。
    ハイランド自然豊かな場所での話がメインかと思ったら、宮廷の陰謀渦巻く中でのお話でした。
    ヒーローはハイランダーものヒーローらしい高潔で屈強な戦士で行動力もある人物で好感が持てたんだけど、ヒロインが前半、
    疑り深すぎじゃない⁉︎と思ってしまったからか、そのせいで話が進まない気がしてチョットいらいらしてしまいました。
    まあ、お家の為にと幼い頃から宮廷での振る舞いを仕込まれ、宮廷に入れば自分の出世と保身の事しか考えてない非情な兄と同じような考えで日々宮廷に入り浸る貴族達の中で過ごしていれば、そういう気持ちになるのは分からないでもないですけどね。
    前半はダラダラ読んでましたが、後半はそんなヒロインもヒーローへの想いを確信して行動も変わってきて読みやすくなりました。
    リピはないかな(´・_・`)
    第4弾にあたるのかな…レイラインとワイズ侯爵の話はあるのかしら⁉︎

  • 酷い兄もいたもんだけど、最後は自業自得よね。

  • シリーズ3。前作のブロンウィンの家族で唯一まともだった三男・兄でキアー・マクウェイドが領主を継ぐことになり、イングランド宮廷での陰謀に巻き込まれる話。兄に利用され続ける伯爵令嬢ヘレナ・マクウェイドとのロマンス。
    宮廷に終始する展開は面白さがイマイチでした。
    ヘレナの友人レイラインにフラグ山盛りだけどスピンオフあるんでしょうか?

  • 「見知らぬ人のベッドで」「猛き戦士のベッドで」 関連作。
    〈気高き花嫁たち〉シリーズ第3弾

    ブロンウィンの兄 キアー・マクウェイド。
    ヒロインはレイライン・マッコーリーかと思っていたら…イングランド人伯爵令嬢ヘレナ・ニヴェット…新キャラでした。

  • 気高き花嫁たちシリーズの、三作品目です。
    今回のヒーローは、マクウェイド家の三男キアー。ブロンウィンのお兄様です。前作では、妹思いの優しくて知的な男性という印象だったのですが、この作品では、正義感に溢れた勇敢な騎士であるという一面を見せてくれました。しかも、知的さも失われていないので、頼もしいことこの上無かったです。

    キアーは、父親達が散々汚してきた一族の誇りを取り戻す為、そして近隣領地との友好的な関係を築いてくれる家柄の妻を迎えるために、宮廷へと向かいます。そこで出会い心惹かれたのが、伯爵令嬢のヘレナ。
    ヘレナは陰謀渦巻く宮廷生活や、計算高い兄ニヴェットの支配にうんざりしている心の汚れていない女性で、勇敢な心も持ち合わせている素敵な女性でした。

    いつもニヴェットよりも一枚上手なキラーにときめきました。
    そして、窮地に陥ったキアーへの愛情の為に、自ら試練に立ち向かうヘレナも凛々しく、読み応えのある作品で、大満足です。

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