また次の春へ

著者 :
  • 扶桑社
3.58
  • (34)
  • (88)
  • (96)
  • (15)
  • (2)
本棚登録 : 581
感想 : 98
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594067861

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 15/61

  • いい話ばかりなんだけど、この作者特有の、胸がジンとなる話は「帰郷」だけだったかなあ。

  • 短編集。東日本大震災の話。ああもう読みたくないと思いながら最後まで読んだ。そんな立場にないのに泣きそうになった。南相馬の春が今でも忘れられず、富岡の桜が幻みたいにきれいだったことを、私も次の春へ持っていけるだろうか。

  • 東日本大震災で家族の誰かをなくした人たちを主人公にした短篇集。ちょっと重いテーマだけど、読後感はどこかしら清々しい物がある。

  • 3.11のそのあとのおはなし。

  • 3.11のその後。それにまつわる色んな人々の日常を描いた短編集。震災にまつわるお話だなんて知らなくて 大好きな重松さんの小説と言うことで手にしました。最初のお話はもう数ページで滂沱。2作目を読んで そう言うことかと気がつきました。どれも読みながら滂沱。レビュー見てると賛否両論あるみたいだけど重松さんらしい一冊です。

  • 震災を経験した人たちのこれからの話

  • 震災後に残された人たちの短編集。最近この人の小説は津波と地震を題材にしたものが多いな。ちょっと重い。

  • 東日本大震災のあとの話でした。
    震災の話が中心ではなく、それにまつわる人と人との気持ちの話だったので、薄っぺらいとは思いませんでした。
    たとえて言うなら、震災後の人々の日常を切り取った感じ。
    自分はその地域からは遠く離れたところに住んでいるので、いろいろな人の少しの日常だったからこそ、共鳴する部分が多かったと思う。
    震災にまつわる深い話なら、また違った感じ方だったかも。

  • 『書店ガール3』の震災フェアで紹介されていた1冊。

全98件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

重松清の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×