親の計らい (扶桑社新書)

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著者 : 曽野綾子
  • 扶桑社 (2013年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594068196

親の計らい (扶桑社新書)の感想・レビュー・書評

  • もう何か月も前のことになるが、この著者の新聞のコラムの内容が
    「差別的」だと非難されたことがあった。
    アフリカ人とは、他のことはともかく住まいは別々の方がお互いに良いという
    内容だった。
    私などは「そうそう!その通り!」と膝を打って納得したのだが、世の中には
    「差別」と「区別」を混同している人が多いのかもしれない。

    クリスチャンである著者は、聖書にも精通している。
    そのせいか書き方も比喩が多く、またその比喩が格段に上手い。
    言わんとすることをじっくり考えないと読み誤る。

    いいなぁと思う箇所がたくさん登場するが、惜しいことに著者自身の作品からの
    抜粋集なので、感動というには少し違う。
    読みながらこちらがだんだん成熟していくような、そんな一冊なのだ。
    潔く簡潔で、今の教育に欠落している部分を見事に言いきれているのは
    いっそ気持ちが良い。
    日ごろ言葉にはしなくても「たぶん、こういうことだろうなぁ」とか
    「ここをこうすれば良いのでは」と漠然と思っていることが、実に明瞭に
    示されている。
    例えば「教育はすべて強制から始まる」というのがそうで、何がいけないのかを
    子どもに明示できない大人は、ここだけでも読んだ方がよろしいかと。
    いえ、私もエラそうに言えないのだけどね。
    終盤に近いところで、「良い母親のいる家庭ほど子どもは学校に行かず友人も
    作らず、いつまでも家にいる」という箇所は、何度読んでもドキリとする。

    経験豊富な人生の先輩が、深い熟慮をもって子どもたちを導こうとしている本。
    その「熟慮」を、「親の計らい」と呼んでいる。良い言葉だな。

  • この方の本初めてよんだ。自分の親に世界の一番ひどい面を勉強させてもらえて感謝という勇ましい考え方に、勉強になった。キリスト教の学校でいい出会いをされたのかもしれないと思った。

  • これまでの小説のダイジェスト版
    経験則的な内容で著者のことをあまりよく知らないので、説得力がない…
    小説が好きな、主婦って感じかな。タイトルのつけ方が上手で、編集者に技あり!!!

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