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- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594068219
感想・レビュー・書評
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ドン・キ・ホーテのピアスシリーズ第16作目。
ここまで読み続けていると当たり前なのかもしれないけれど「まさにそう!それを言いたかったのよね」と個人的にモヤっとしていたコトを明快に言語化してくれるところが毎回ありがたい。
思想信条や「おかしくね?」と思っているポイントがレベル(もちろんこっちは超低い)は違えどほぼ同じ。政治、文化、日韓・日朝問題、憲法、日の丸・国歌、震災…枚挙にいとまがない。それだけ影響を受け続けているということか。
次回もおそらく「それだーーー!」なんつってハッとするんだろう。
うれしくてしょうがない。 -
いちばん心に残ったのは第5章「ものを創るということ」
「創作の秘密について」では、「とにかく最後まで書いてみること」が重要だとありました。最近このことが身にしみてわかってきています。
演技とは感情と技術の両立である、とか、理解できないことでもとりあえずやってみることが必要だとか。ずっと鴻上さんが言ってきたことなのですが、改めて心にすとんと落ちてきます。
「物語」について考え続けること、台本を書くということなど、参考になることがたくさん書かれています。
時々、ああ、あの時代の人ならではだなあと思うような思考も見られますが、それも含めて鴻上さんなんだなと思いました。