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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594068592
感想・レビュー・書評
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【図書館】イタコは常に恐山にいるわけではないらしい。口寄せばかりが仕事なわけでもないらしい。出版時点で40代のおふたりが最年少のイタコとなるとか、筆者が言う通り、絶滅危惧種だ。イタコが現れたのは明治後半になってくらいではないかということだけど、6代で消えてしまうかもしれないというのはさみしいものがある。どんな方がいらしても、きちんとその方が信仰する神々に助けていただけるように、という思いにぐっときた。海外の方へ口寄せされることもあるんだな。
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心霊というよりは、シャーマン寄りだった。ユタみたいなものか?(と言ってもユタもあまり知らないけれどね)
死者に寄りすぎず、あくまでも今向き合っている相談者が前を向いて生きていけるようにアドバイスする姿勢は美しい。というか、松田さんの立ち姿の写真が美しい。ほんとにきれい。
悩んだときには会いに行きたいものです。会うだけで心が洗われそうだ。 -
幼少の頃からイタコになりたいと願い、高卒後に本格的修業をして一本立ち。口寄せだけでなく祭事(オシラさま遊び)など地域・各戸の行事、呪文等々、東北地域の生活に根付いてきた存在。
松田広子杖が「最後のイタコ」にならないよう願う。