天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594069759

感想・レビュー・書評

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  • 努力の教科書。

    努力の人が努力したい人の
    ために書いてあるので、
    努力という2文字が
    嫌いな人にはお勧めできない。

    筆者の経歴は本当にすごいものだが、
    それを努力と謙虚と分析力で
    着々と積み上げてきたのだから
    驚きである。

    「自分を変えたい」って
    思ってる方、
    一度読んでみたら
    いかがでしょうか?

    筆者の熱に感化されるか
    燃やされてしまうか…

  • これからがんばるために、自分に取り入れられるものを拾おうと手に取った本。

    得意分野を仕事レベルに上げる/本は一度に時間をかけず、何度も読む/8割できる問題に取り組む/目標はチラチラ見える位置におく/外圧でスケジュール管理する/努力の結果がわかるような習い事がおすすめ/スケジュールは8割の力などと甘めに立てない/努力の対象は一つに絞る/場所を変えて集中できる時間を長くする/集中する器官を変える/挑戦することから逃げない

  • ものすごくストイックな人だなと思った。
    努力の量なら私は誰にも負けないと、
    口にすることはできても、
    本に書いて世間にはっきり言えちゃうというのはやはりすごい。
    確かにその結果が彼女の経歴に表れている。

    印象に残った箇所は、
    ・天才でない人が社会で成功をつかむには、努力しかない
    ・10年後ではなく、自分の一歩先が理想像
    ・努力は目標ではない。何かを実現するための手段。
    らへんでしょうか。

    自己啓発本ですが、
    きちんと目標を定めて努力している中で
    行き詰まった時に読みたい本です。

    なにも決めてない人が読んでも意味はないな。

  • ・努力は目的を達成する手段である。
    ・自分の特性を4分類で考えてみる
    →読み3、書き2、聞く4、話す3
    ・バランサー型
    ・努力する事柄は一つに絞る
    ・目標の定量化をする際、数値の見せ方を大きくする

    誰でも始められそうな山口さんの努力を継続する秘訣が記載されていた。

  • なるほどとおもったこと。自分自身が今まで実践してきたことが言葉にされていて、すっきり。

    •進級、評価、競争相手かあった方ががんばれる
    •オフでもやるべき事に優先順位をつける、化粧時間を削るのか
    •一日の最後に1分空を眺める

  • 実践してみようと思ったプラクティス。
    ・読書は1回精読するよりも7回素通しで読む。
    ・楽なもの8割、努力が必要なもの2割で反復する。
    ・ログインパスワードに努力目標を設定する。
    ・模試など「外圧」を利用してスケジュールを組む。

  • 2014/12/13図書館から借りてきた。
    漫画『エースをねらえ!』で、「お蝶夫人」こと竜崎麗香も、努力に関する名言を残しています。
    「みんな、ベストな状態で試合をできることなんてないのよ。それでもその状態でベストを尽くすものなのよ。自分がベストな状態ではなかったと言い訳する人、そういう人達にはテニスに対する敬意と集中力がないのよ。審判の判定が不利だと不服を言い、やれ暑い、やれ寒いと天候さえ自分に不利であるかのように語って、自分の負けを認めないのよ。対戦相手の勝利を讃えることができない人には勝負をする資格はない」
    2014/12/20返却。

  • ○弁護士の山口氏の作品。
    ○東大首席卒業、財務省のキャリア官僚、弁護士という、超スーパーエリートで秀才の著者による、「努力」に関する方法論。
    ○「天才は存在しない」という前提に立ち、自身の経験から、努力をする際の方法論を明らかにしたもの。
    ○嫌みな感じもなく、むしろ、「泥臭い」ことをいかに続けるのかという、極めて実践的な印象を持った。
    ○結局、書名のとおり、「努力を続けられる人」こそが、天才であり、結果を残しているということ。

  • 一回の精読より、複数回の通読

  • 大きな成果を出している人は、
    長い間、努力をしているものです。

    短期間の努力では、
    小さい成果しか得られません。

    そして「努力する」というのは、
    何かを「反復、継続」することです。


    本日ご紹介する本は、

    努力を継続することの大切さと、
    努力を続けることができる方法を紹介した1冊。


    ポイントは
    「自動的」

    努力を続ける場合に、
    自分の意志や、気力でやり続けるのは
    たいていうまくいきません。

    仕組みを作ったり、
    他人の力を借りたりすることが必要です。


    「パスワード」

    お勧めなのが、
    パソコンのログインパスワード。

    努力目標を壁に貼ったとしても
    見慣れてしまうと、意識しなくなります。

    努力目標の言葉をパソコンの
    ログインパスワードに設定します。

    すると、パソコンを立ち上げる毎に、
    パスワードを入力しないとけないので、
    自動的に努力目標を意識することになります。



    「外圧」

    努力が続かない時、
    「外圧」を無理矢理取り入れます。

    努力目標を他人に言う。
    他の人と一緒に目標のための努力をする。

    他人がからむと、安易にやめれなくなります。



    「質より量」

    努力をする際は、質より量が肝心。

    絶対うまくいく方法を
    いろいろ考えているだけだと、
    なかなか行動ができません。

    内容は別にして、
    まず、目標の行動量を決めてしまって
    とにかく量をやることが重要。

    やり始めて、
    量をこなしていけば、
    質も上がってくるものです。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「努力」は才能ではなく、具体的な「技術」の集積だ
    「努力する」とは、何かを「反復、継続」すること
    努力が続かない時、「外圧」を無理矢理取り入れることから始める
    私たちのような普通の人が、「自分との戦い」に持っていくと、たいていうまくいかない
    努力する対象は常にひとつにすべき
    努力の結果がみえるようにしておくことが大事
    努力をする際は、質より量が肝心
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 正しい努力のための方法論
    第2章 努力を始めるための方法論
    第3章 努力を続けるための方法論
    第4章 努力を完遂するための方法論
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/3f34d32fcdcb4b1d.png
     

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著者プロフィール

1983年、札幌市出身。2006年3月、東京大学法学部を卒業。同年4月に財務省に入省。08年に退官し、15年まで弁護士として法律事務所に勤務。15年9月~16年8月、米ハーバード大学ロースクールに留学し、卒業。17年4月、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学。17年6月、米ニューヨーク州弁護士登録。20年3月、東大大学院を修了。20年4月から信州大学特任准教授となり、翌年、特任教授に就任。

「2023年 『挫折からのキャリア論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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