天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

著者 :
  • 扶桑社
3.24
  • (34)
  • (98)
  • (167)
  • (44)
  • (17)
本棚登録 : 1416
感想 : 182
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594069759

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昔の自分を見るようである。

    ここまでストイックに打ち込めるものがなかった故に、東大までたどり着かなかったわけであるが。

    勉強が嫌になるのは、出来ない自分を見ることになるからで。
    勉強していない振りで自分を騙しつつ、7割くらい理解できるようになったところで本腰を入れる。
    まず着手する、そのことの大切さを思い出した。

  • 【読書感想文】まとめ・要約

    P28:「読む」「聞く」「書く」「話す」のうち得意な分野の努力を。
    P33:苦手なものとは自分の土俵で戦うこと
    P34:「人は、何か一つの対象を選んで、それに対して一生懸命努力すべき」(フォーカスの問題だね)
    p41:「人生で成功するには上位3分の1を目指せばいい」(80点を100点にするのがキツイ理論ね)
    p48:「完璧主義は自分を苦しめることもある」(要領の問題よね。俺のSTMとかさ。)
    p51:1日19時間30分の勉強。3時間の睡眠。20分ずつの朝昼晩3食の食事。そして20分の入浴。
    計23時間50分:そして、のこりの10分で毎日、親愛なる母に電話して、ショウキを保つ。
    (この人、パネェな…)
    p64:自分をステップアップさせる「戦略的な謙虚さ」p28を参考に、他人がどの分野で自分より優れているか?
    p67:「教本は一冊にこだわる」(これはマジでそうだな…)
    p80:理解出来なくてもページをめくり続ける(一回の精読よりも、通読を何回も)一回で全てをアタマに入れようと思っても無理
    p86:「知らない間に試されるテスト」を「自分で自分を試すテスト」に変える。
    (まさに!というか、自分から決断・締め切りを切ってゆく事で仕事をコントロールする)
    p96:目標を(理論、なるほど~✨
    トレイの壁に貼るよりも、PCのパスワード等にすべし!
    p101:食事の時間で1日を3分割し、有効活用する
    (2時間で休憩は俺も思った。12時にお昼は、ナンセンス)
    p106:ここで初めて著者が女性と気づいた(笑)ままそうw

    時間確保、優先順位、大事よね。
    何を削るか?
    それはその人、それぞれ。

    p107−p108:純粋にスゲーと思う。
    【努力を注込む優先順位を決めておく】
    p114:まぢ感動  【今日の1日も、1年生の時の1日も、同じ長さだったんだな】
    p115:干川さんも言うてた。「ベストな状態で試合ができることなんて無い」
    (俺はまだパフォーマンスでカバー出来るしな。)
    p117からp122までの流れ。p127までだな。p128
    厳密なスケジュール管理は意味が無い。
    どうしても減点方式になってしまう。
    なので「外圧」を使ったスケジュール管理を。
    そして、進めるだけ、進む!!ここまで、とかしない。

    ■決めたルールを守るには?
    R=P×B-C+D
    Dがないと、たいていマナス。
    D=自分が守り続けてきた信念。
    守り続けることによって、破ることが出来なくなる。
    【他人に自分のルール・決まりを公開し「外圧」になってもらう】
    ここまでがp127
    【努力は周りに見せること】
    影の努力はNG。
    スコア等、客観的な評価の分かるもので、努力するのが、尚良い。
    p135まで。

    「自分との戦い」に持ってゆかない。
    競争が大事。
    「周りの人より頑張ろう」で続く。

    ハードルは「質」より「量」
    ■一定時間に、一定のタスクをどのくらい終了させるか?
    そして、それを「ほんの少し」飛び越える。
    肝心なのは「定性的」なものではなく「定量的」なもので測ること。

    プラス20%はNG.プラス5%で!!
    もし、20%を達成できるなら、それは最初の目標が低い!!
    普通の人は5%が限界。その不合理に耐えて、次のゴールに目標を切り替えることの出来る
    ストレス耐性を見ている。

    「ゴールの達成直前に、そのゴールが伸びる事は実践ではよくあること」
    p145まで。

    p149:努力の世界も「二兎を追う者は一兎をも得ず」努力する歳のストレスは最小限に。
    重要なプロジェクトとダイエット、両方は頑張れない。

    とりあえず早起きしてみる。
    時間の限られた朝こそがチャンス。

    p156:「勝負スポットを複数作る」
    バカボンドの作者:井上雅彦さんは喫茶店を渡り歩く。
    転地効果だね。

    「家に帰ったら、スグに机に向かう」「疲れきる前に会社を出る」
    p162:疲れる器官を変える。疲れるタイミングに対策を!
    p164:道具を「ひとつ」に拘ること。
    参考書を絞るのもそうだけど、これはまた別の話で。
    1つにこだわり、使い続け、減らし続ける事によって、努力の「見える化」

    p169:数字を正当に「偽造」する。
    例:タウリン1000ミリグラム!毎朝3200文字読む!!

    p174:ルールに「抜け道」を作る。
    ルールは、具体的に数字を入れて、設定する。
    例)「みずから遊びを提案してはならない」
    さらに厳密化すると「人の誘いに2度までは載ってはならない」
    「抜け道」には、正当化理由を。
    あえて1つの抜け道を作る事で、他の抜け道を許さなくする。

    p183:毎晩一分間同じことをやる。
    案外、五分はきついけど、1分なら出来る。
    (日記は大変だけど、ボイスメモで1日を振り返るのは、アリかも?)
    p189:思い描く「理想像」は明日の自分

    p190:挑戦することから逃げないこと!
    (プライドの話と合わせて。)

    p195:自分自身に対する信頼を裏切らないこと。
    お前の信じる、お前を信じろ!!!
    (俺も自分に真摯になろう)

    努力をすること自体が、目標ではない、という事を忘れないこと。

  • 長所を伸ばす努力をして、とがったプロフェッショナルを目指すべき。
    努力の対象に勉強を選ぶのは合理的。

  • PCのパスワードを「目標」にする。
    7回読みの人の本
    上位3分の1で上等

    努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、
    それはまだ努力とは呼べない(王貞治)

    基本所は本屋で見て買え
    お蝶夫人の名言も
    井上雄彦のネーム作成、勝負スポッ喫茶店
    道具をひとつに絞って「使い切る」ことで達成感が得られる

  • ・質よりも量
    ・努力は周りに見せる
    ・「自分との戦い」に持っていかない
    ・上位3分の1に入るという目標を達成し続ける

  • 教本を厳選して、
    とにかく取り組むハードルを下げる。
    分からないところは飛ばしたり答えを見たりし、量をこなす。
    分かるところ8割、分からないところ2割で学習していくのが、成功体験を積み重ねる時の黄金比。

  • 背筋が伸びる。

    特にギクリとしたことば
    ・自信は努力の積み重ね。
    ・怖いのは失敗ではなく、自分に対する期待を裏切ること。

  • モチベーションが下がった時にまた読み返してみようかな。

  • 著者の体験記。ただそれだけ。

  • 読んでみたところ、別に目新しいことは書いていなかった。自分でもやってるなーという観点ばかり。

    なのにこんなにも差がついてしまっているのは、量と質の両方で違いが出ているんだろうと思う。
    天才ではなく努力が大事というのは納得。遊んで結果が出ている人なんてほぼいないだろう。

全182件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1983年、札幌市出身。2006年3月、東京大学法学部を卒業。同年4月に財務省に入省。08年に退官し、15年まで弁護士として法律事務所に勤務。15年9月~16年8月、米ハーバード大学ロースクールに留学し、卒業。17年4月、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学。17年6月、米ニューヨーク州弁護士登録。20年3月、東大大学院を修了。20年4月から信州大学特任准教授となり、翌年、特任教授に就任。

「2023年 『挫折からのキャリア論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口真由の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×