人生確率論のススメ (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594071011

感想・レビュー・書評

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  • この本は著者が発行している有料メルマガ「勝間和代のサポートメール」の運について書かれたものを新書に編集したもの。
    小生はサポートメールを購読しているがこの本も良かった。
    ぜひ巻末の参考文献も読んで頂きたい。

    著者は初期の頃にロジカル的なテクニックやノウハウについて多く書いていたと思うが、最近の本は人生においていかに幸せになるか、どのようなマインドセット(心持ち)でいれば良いか、といった精神性について書いているように思う。
    それも分かりやすく、読者が納得いくように書いてある。

    この著者は成長し続けている。

    なお、このレビューを読んだ方々へは「勝間和代のサポートメール」の購読をお勧めする。
    1ヶ月1000円ほどで本何冊分もの情報が手に入る。それもテレビや新聞では書けないような内容のものもある。
    高額のセミナーを開催しているネットビジネスの川島なにがしという主催者も購読しているほど。彼は勝間塾にも入っている。

  • ①運をつかむ確率を上げるには?
    ・酒飲まない
    ・ギャンブルしない
    ・人付き合いを増やす
    ・あいさつ
    ・となりの席の人に話しかける
    ・コメントしてくれた人にメッセージ
    ・人の役に立つ情報を発信
    ・しゃべる時間を均等にする
    ・目標&楽しいものをコツコツ続ける
    ・人のいいところ探しをする

    ②運を逃す確率を減らす
    ・不要なものを減らす
    ・基準つくり

    ③気づき
    ・運とはチャンスに気づく力
    ・「ウォール街のランダムウォーカー」米国経済学者、バートン、マルキール→すべての株価は、これまでの情報をすべて織り込んでいる。先は、予測不可能→株価はランダムの動き、これを前提に株式投資を行うべき
    ・確率高く、運をつかめるような行動をしている人に、高い確率で成果
    ・アスペルガー「こだわりが強い」「感覚過敏」コミュニケーションがITに変換→才能 ビルゲイツ、スティーブジョブズ
    ・戦略とは、環境適応
    ・宝くじ1/1000万、交通事故1/2.5万
    ・昔の成功を懐かしむ時間が合ったら、コツコツ今を努力する

  • 当たり前のことではあるが、ロジカル・丁寧に整理しており、疲れているときに読むサプリメントとしてはよかった。

  • 本書は運を超えた存在でなく、ランダムとくると言い切る。また確率が高く運をつかめるような行動をしている人には高い確率で成果がやってくるとしている。
    ・社交性
    ・環境適用
    ・積む上げ
    この3っつが運を上げやすい行動で人付き合いの輪が広がりチャンスが広がり、他利的な人や嘘をつかないこと
    そして、普段からの積み上げそうすれば、結果的に運は良くなるとしている。
    また、インプットだけでなくアウトプットがなければ資源の大間違いで得意技に従事し積み上げが大事と言い切る、リスクもとることも時には大事だと書いていてできないことを明確にして捨てることも必要であるとしている。
    物事は中長期的スパンで見れているかそのためにポジティブに考え数学的な考えで物事を考えると運の確率が高めやすい。最後に毎日の未来の成功体験の積み重ねを大事にし本書を終わる

  • 一発屋と定番の違い。運など存在せず、全ては確率であり、全ての事象において確率的により目標に近づくことを行っていれば、必ず運気が上がり成功する。

    言われてみればなるほど納得。何故今まで誰も言わなかったのだろう。

著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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