図解版 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

著者 :
  • 扶桑社
3.00
  • (5)
  • (5)
  • (19)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 204
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594071073

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人間は無理できない、ということを大前提にした上で「努力し続けるにはどうすべきか」を解説した本。

    具体的に書いてあるので、すごく実践に即した内容だったと思う!

    特にいいなと思ったのが以下のルール。


    ・教本は選び抜いた一冊だけで、それを一回精読するよりも、7回素通しで読む
    (読書は理解するよりページをめくるのが重要)

    ・朝食は早めに、昼食は遅めにして、食事の時間で1日を3分割する

    ・スケジュール管理には外圧をうまく取り入れる

    ・自分との戦いよりもライバルとの戦いを。「周りの人より頑張ろう」

  • 勉強方法が丁寧に読みやすく書かれています。
    勉強への姿勢など。ハッとさせられました。

  • 同著者の7回読み勉強法の内容を図解したもの。
    内容がほとんど同じなので、読んだことある場合はスキップでも良いと思う。

    1点。人は勉強する時、8割程度が簡単に理解できること、2割が努力して身につけることだと長続きしやすい。とのこと。確かにそうだ。
    自分で勉強する時も人に何か教えるときもこの比率はためになりそう。

  • 山口さんの活躍は素晴らしい。
    とっても優秀なんだと思うだけでなく不器用さも素直さも好感持てる方。
    どんな事に気をつけていらっしゃるか、とても参考になりました。
    何も考えずに本を読んでいたんだ思い恥ずかしくなりました。

    出来る出来ない、賛否両論あるでしょう。
    特に7回読みは、そこまで理解しなくても勝手な解釈だって良い本の場合、時間かかり過ぎそう。
    けど、慣れたらすごい事が起きるかな…でも私山口さんの様には出来そうにない。
    でも一つの方法として試してみたいなと思います。


  • 努力の仕方がわかるといいなぁと思って借りてみた。わりとしょーもなかった…

    7回読むには、基本書選びが重要。しょーもない本7回も読めない…
    基本書1冊に絞って反復は受験勉強の王道。
    自分でなくてライバルを作る、スケジュール作成じゃなくて模試を受ける、は確かに。

    道具を絞って努力の見える化
    酷使する器官を変えて効率よく(読む、聞く)
    得意なところで勝負(電話かかってきてもメールで返すとか)
    朝食早めに
    時間がない時は優先する作業しかやらない

  • 0152
    2019/10/14読了
    方法的には私も昔やっていたことが多いのに(参考書は1冊とか)、どうして努力を出来なくなってしまったのだろう…。
    自分1人になると途端に何も出来なくなる。
    本にもあるように目標がフワフワなのかな。
    外圧をうまく使うのは良いと思った。昔は学校に行けば周りにたくさんライバルとか締め切りとかあったけど、今は自分で設定しないと何も無いなと。
    とにかく、いかに自分が続けられるように目標を設定するかが大事。そのためには抜け道を作るのも良し。

  • 私普通です才能ないです努力だけして東大いって弁護士になって本書いてます、って雰囲気がとても鼻につく。充分普通じゃない。努力継続のアドバイスを書くつもりなんだろうけど、彼女の人生自慢でしかない。まったく参考にならない普通じゃないから。方法論と言いながら、検証サンプルが自分の経験だけに拠ってるいて、ちょっと寂しい信憑性を自覚しながら書いてる感じが、可愛らしい。姪っ子が私こうやって頑張ったんだよエライでしょエライねー。っていう雰囲気。

  • 著者の経歴だけを見ればまさに「天才」と思ってしまいますがそれらの結果を出してきたのは「努力」であるという内容。

    私自身も何かを成し遂げるのに一番必要なのは「継続」だと思っているので納得できる部分が多いです。

    ただ著者の努力への取り組み方はやはり生半可ではないので著者と同じ方法で結果を出せるかどうかは微妙。

  • 図解版もと思って見てみたけど、こちらは内容が薄くていまいち刺さらず。

  • 著者の勉強の仕方が誰にでもできることなのか分からないが、公開してくれたことは良かった。新聞の読み方が参考になった。新聞のざっと読みに磨きがかかった気がする。

  • 有用な自己啓発本として各所で紹介されていたのと、タイトルにつられたってのもあって読んでみた。努力を続ける人が天才なら、俺にも一縷の望みがあるかもなぁ…絶対ないけどね。

    残念だけど、これタイトルと中身は別モノやわ。書籍や資料の精読方法について書かれた部分が大半であり、後はスキルアップや生活の質向上に関するメソッド各種が紹介されているだけ。

    メインの七度読みは俺には向いていない。新聞の読み方も長年読んできた人には当たり前のこと。その他メソッド部分にはいくつか有用な情報があったが、知っている人は知っているだろうライフハックもどきが大半。

    役に立たない本ではないが、こういうことをやる人=天才ではないと思う。まして天才の方法論ではない。もうちょっとタイトルは正直につけて欲しいと思う。

  • 著者が正直すぎるよなあ。しょっぱなから1日19時間半勉強した話があって、んで努力家なのは昔からだみたいな話があって、そんなこと出来る人は、タイトルにあるように「天才」なのよ。
    だから身構えて読んでしまう。「こ、これは、シュリーマンの語学学習本みたいなもんなのでは……」と。

    まあ中身はとてもまっとうなんだけどね。
    でも前述の話と、あと同時期に「ヤル気の科学」というかなりの良書かつ内容の重なる本を読んでしまったんで、本書の薄さが目に付いてしまった。

    でも「目標をパソコンのパスワードにする」という話はけっこう好き。

  • 普通。努力の価値を認めているのはいいと思った

  • 【仕事】図解版 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある/山口真由/20150303(30/314)<95/6236 >
    ◆きっかけ
    ・日経広告

    ◆感想
    ・著者は東大首席卒業、財務省を経て弁護士。
    ・主なのは7回読みの方法。なんとなく似たようなことをやっていた気もするが、流石に7回はtoo much。
    ・結果を出すためのあらゆる努力とそのための工夫が紹介されている。勝負スポット、毎日小テスト、ルールに抜け道作ると言う考えはいいかも。極力自分を追い込まず、しかし最高のパフォーマンスが出せるよう工夫が必要ということか。

    ◆引用
    ・7回読み:1-2回:ジグザグ読みでキーワード拾う、3回目:平読みで補完作業、4回目(本走読み):平読みでキーワード+周辺の説明文に注目、5回目(本走読み):文章構成に注目、6回目(完走読み):ひと固まりごとに要約、7回目(完走読み):要約後に平読み。
    ・要約のポイント:①文章の起承転結が把握できているか?②重要なキーワードとその意味が理解できているか?③作者の結論を端的にまとめられるか?
    ・努力の8:2の法則:8楽にできる、2努力が必要、このためにとっかかりのハードルは低くめに。
    ・勝負スポット(努力を完遂する上で自分を高めてくれる場所)を複数用意する。4番バッター以外にも用意。疲れる前に移動、移動したら即とりかかり。
    ・毎日小テスト(自分で自分を試す)を用意。過度に緊張することなく、平常心で眺めるようになれる。その結果、大舞台のプレッシャーに少しずつ強くなる。
    ・ハードルはほんの少し高めに(+5%)
    ・努力の対象は一つに絞るべき。
    ・ルールは抜け道を作る。

  • 7回読みの具体的方法、新聞の読み方、努力するための心得や、メソッド、著者である山口流のテクニックや考え方が平明に記されており、このように成功しているパターンもあるという参考になる。
    もっとも、それが唯一のやり方ではないと感じるし、5年、10年先のビジョンの軽視や外・世俗に価値観をおいているような方法論は、個人的には取り組む気になれなかった。ん~、「東大首席」「財務省」「弁護士」といったブランドが逆に鼻につき、人物としての大きさが見えずに反発したのかも。
    15-50

  • 最近モティベーションが低下傾向にあるので、努力を続ける
    「なるほど」と思われるヒントを期待したが、ほとんど1度は考えたことがあるようなことだった。
    「よし、僕も是非、これをやってみよう」というものがなかった。
    たしかEテレの「テストの花道」で「7回読み勉強法」を本人が説明しているのを観て興味をもったが、それなら、『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』を読んだ方が良かったかもしれない。
    200ページを1時間20分で読む、という(自分にとっては)速読の練習になった。

  • 最初からこっちを出してくれればよかったのに。ぶつぶつ。

全20件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1983年、札幌市出身。2006年3月、東京大学法学部を卒業。同年4月に財務省に入省。08年に退官し、15年まで弁護士として法律事務所に勤務。15年9月~16年8月、米ハーバード大学ロースクールに留学し、卒業。17年4月、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学。17年6月、米ニューヨーク州弁護士登録。20年3月、東大大学院を修了。20年4月から信州大学特任准教授となり、翌年、特任教授に就任。

「2023年 『挫折からのキャリア論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口真由の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×