魔女の眠る森 オドワイヤー家トリロジー1 (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (598ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594071424

感想・レビュー・書評

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  • <オドワイヤー家トリロジー>①
    アメリカから自分のルーツを探る為に、アイルランドにやってきたイオナ。
    彼女は親戚が森の中で営む「ダーク・ウィッチ」を訪ねる。そこから恋と魔術の三部作が繰り広げられる。


    待ってたノーラ・ロバーツの新作トリロジー。
    ノーラのトリロジーが好きで楽しみにしていた。
    アメリカからすべてを捨ててやっていたイオナが、可愛い。
    なんでも率直に、正直に喋っちゃう(笑)
    なのに、親との関係が希薄だったりして、寂しい家庭環境で育ってきたりしていて、読んでてオロリとした場面もあった。
    ヒーローは意外に奥手な感じで、ちゃんとデートしてからじゃないとベッドにはいかない所なんかが好感持てる。
    でも初めての恋に落ちた状況にパニくり、腰が引けて早々にしくじったりしてしまう。
    わたしとしてはもうちょっとグイッと迫ってくるというか、行動を起こしてほしかった気がするけど、慎重に距離を保ちながら関係を修復したなぁ。

    次回が楽しみ。
    多分コナーとミーラのカップルなんだろうけど、今回読む限りで二人共お互いにそんな素振りが全然見えないんだよなぁ。
    こんなんで火がつくの?って感じだけど、期待してよう。

    ☆は期待も込めて4つ。

  • ノーラ先生の魔法ものだぞ!トリロジーの1作目だぞ!というテンプレートな作品。だけどその安定感が嬉しい。
    普通の女性から使命を帯びた魔法使いになるまでのお話。
    可愛らしいヒロインと無骨なヒーローです。

  • 最初の場面は泣けた。お母さんが何としても子供達を守ろうと命懸け。

  • オドワイヤー家シリーズ1作目。ルーツを求めてアイルランドにやってきたイオナの感動や心躍る様子が鮮明に描かれていて、こちらも嬉しくなってしまう。妖術師ギャヴァンとの対決が暗い影を落としているが、居場所を見つけ、信頼できる仲間を見つけ愛を見つけるイオナの生き生きとした様子が、アイルランドの文化や土地、動物たちとの触れ合いを通して新鮮な感動を呼ぶ作品。続きが楽しみ。2015.9

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)

    イオナはこれまでの人生を全て整理して、生地アメリカから自らのルーツを求めアイルランド西部へ向かった。目指すは彼女の一族が昔から暮らす大きな森が間近に控える地。到着するとすぐさま彼女は親戚が森の中で営む“ダーク・ウィッチ”を訪ねる。出迎えた親戚二人は彼女を歓待したうえに就職先まで面倒をみてくれた。乗馬クラブで仕事を始めたイオナはそこでオーナーのボイルの姿を目にして激しく心をときめかせる…。緑豊かな大自然を舞台に繰り広げられる恋と魔術の三部作が幕を開ける。

    ぎりぎりOKのパラノーマル。
    馬と会話が出来るのはいいなぁ。
    でもなにより、おばあちゃんイギリスに来ないかしら?
    でも後2人の続きに期待します。

    Dark witch by Nora Roberts

  • かつての呪い、サークル、魔法…ノーラらしい要素いっぱいのお話で、「魔女の島トリロジー」あたりの作品に雰囲気は近い。
    アイルランドの実際の土地を舞台にした物語で、ノーラらしい美しい風景と彼らの息遣いをすぐそばに感じるようなお話。
    冒頭の過去の物語は鬼気迫るものがあり、グイグイ引き込まれるが、現代に舞台が移ると全体的な雰囲気は温かく楽しい。
    すでに彼らを狙う妖術師ギャヴァンとの対決を意識して物語が進むので、魔法の存在うんぬんはナシ。何度も仕掛けてくる妖術師に対抗するために、魔法を覚えなきゃ!という状態なので、展開は早い。
    最近のノーラのトリロジーは全体的にまったりしていただけに、こじらせちゃった人間関係に緊張感があり、良い味だった。
    面白い話になりそうで続刊が楽しみ。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4372.html

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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