品性下劣な中国人 (扶桑社新書)

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  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594071516

感想・レビュー・書評

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  • 全くもって身もフタも無いタイトルなのだが、著者はアメリカに亡命した中国人。文化大革命で父を失い、天安門事件では民主化のリーダーとして共産党に対抗、2度の投獄を経てアメリカに亡命し、現在はニューヨークで人権活動を行う作家である。紀元前221年に始皇帝によって造られた秦王朝が初の統一国家となってから現在に至るまで、中国人は劣化の一途を突き進んでいるとし、今も世界で醜態を晒し続ける中国人を、「この世で最も信頼がおけず、最も頼りにならない民族」と切り捨てる。モンゴル・チベット・ウィグル族らを弾圧し、自らこそが優れた民族であると自称する「漢人」たちの無法ぶりが描かれており、彼らが世界中から嫌われる理由が良く分かる。

  • 品性下劣な中国人。中国民主化活動家の陳破空先生の著書。中国人である陳破空先生が中国人の悪いところ、品性下劣と思われるところを指摘する内容。品性下劣という言葉は過激だけれど、もしかしたら陳破空先生の中国に対する愛情がこめられているのかな。

  • 当事者国以外で有名な天安門事件の、リーダーだった人らしい。著者。よく生かされてたな。

    大嫌いなんだろうね、この国。この文明。この文化。

    ムッチャ怖いです。
    ある程度一方的だとは思いつつも、歴史で学んだこと、彼の国小説で読んだこと、今起きてること、何の違和感もありません。
    経済力だけで認めて良いのか、なんか。
    欧州文化は、ここをまだマーケットとしか考えてないのか。
    そもそも、そういう経済関係だけが大事なのか。

    うちらの国はこの先どうなんだろう。

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著者プロフィール

1963年、中国四川省生まれ。湖南大学、上海同済大学で学び、1987年、広州・中山大学の経済学部助教授。1986年、上海民主化運動を組織。1989年、広州から天安門の民主化運動に呼応し、リーダーとして関わり、二度投獄される。1996年、米国に亡命し、コロンビア大学客員研究員、後にコロンビア大学の経済学修士に。現在はニューヨークに滞在し、テレビ、ラジオで政治評論家として活動。著書に『赤い中国消滅 張子の虎の内幕』(扶桑社新書)、『日米中アジア開戦』(文春新書)がある。

「2014年 『赤い中国の黒い権力者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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