わたしはサムじゃない (扶桑社ミステリー)

  • 扶桑社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594071578

感想・レビュー・書評

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  • 「わたしはサムじゃない」I'm not Sam ☆4
    序盤、夫婦のラブラブがうざかった マジで途中放棄しようかと思うくらいうざかった パトリックの忍耐力は称賛ものだけど、P126「ひとりでに治るんじゃないかと思って」えっ、セラピストに連れて行ってなかったんかい!? なんでなん(・・?

    「リリーってだれ?」Who's Lily ☆3
    男は好きな女の足毛は(100歩ゆずって)許せても、ワキ毛には萎える⤵

    「イカレ頭のシャーリー」Squirrwly Shirley ☆3.5
    「イカレ頭」普段こんな言葉使わないし聞かないんですけど…東京の人は使うのかな

  • いい!

  • 2作の連作中篇に、おまけの一篇を収録。連作は、パトリックの愛妻サムの人格が突然5〜6歳の少女に!少女はリリーと名乗りパトリックのことは全く覚えていない。愛妻サムの喪失感に打ちのめされつつも、かいがいしくリリーの世話を焼くパトリック。微笑ましい部分もあるのだが、いつケッチャム嵐が吹き荒れるのかドキドキし通し。1作目の終わりは、「あ゛ーっ」期待を裏切らないテイスト!おまけの「いかれ頭のシャーリー」もケッチャム節炸裂!って感じで、面白かったぁ!

  • 夏になると、ホラーが読みたくなる。ホラーと言えば、ケッチャム。というわけで、ケッチャムの比較的新作を手に取った。ケッチャムには、今まで期待を裏切られる事が無かった。どんな素材であれ、分かりやすく、面白く、そしてエグく、オドロオドロしく調理してくれるのだ。

    本作は、ある一人の女性に訪れた変化。そして、夫はその事に巻き込まれてしまう。今、隣にいる親愛なる家族、友人、恋人が、身体はそのままに、全く別人格になってしまったら?さあ、自分ならどうするだろう。

  • 「わたしはサムじゃない」突然愛する妻が精神年齢5歳の女の子になったら… 
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-04-29

  • ありゃりゃ。ジャック・ケッチャムとラッキー・マッキーのコンビでイヤミスに走ったのか。『ザ・ウーマン』の出来が非常に良かっただけに期待を大きく裏切られた。ケッチャムの序文に寄れば、映画化を前提とした短編であるようだ。

    表題作の『わたしはサムじゃない』と『リリーってだれ?』の二つの短編で一つの作品となっている。『わたしはサムじゃない』の解決編が『リリーってだれ?』である。幸せな結婚生活を送るパトリックとサムが見舞われた悲劇。或る日、突然、妻の検死医・サムがリリーと名乗る幼い少女になってしまう…

    物語の冒頭に妻のサムがスティーヴン・バックマンを解剖するくだりがあるのだが、もしかしたら、スティーヴン・キングを茶化しているのだろうか。リチャード・バックマンは確かスティーヴン・キングの別名だったはず。

    以上の2作に加え、『イカレ頭のシャーリー』を収録。こちらはケッチャムらしさが窺える作品。

  • 期待値が高すぎたか。

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著者プロフィール

ジャック・ケッチャム(Jack Ketchum)
1946年11月10日 - 2018年1月24日
ホラー作家として知られる。ボストンのエマーソン大学で英文学を専攻。卒業後は俳優、教師、営業、ライターなど様々な職業を経験するが、ヘンリー・ミラーの出版エージェントをしていたことはよく知られている。1981年『オフシーズン』で作家デビュー。1994年”The Box”で、ブラム・ストーカー賞短編賞を受賞して以来、多くの受賞歴がある。2015年にはブラムストーカー賞生涯功労賞を受賞。代表作に、実在の事件を元に、映画化もされたモダンホラー『隣の家の少女』。
(2018年5月10日最終更新)

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