- Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594072001
感想・レビュー・書評
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人気ブロガーさんの本。
ブログでは明かされなかった内容が記されている。
あんな明るいはなさんやクロトラさんが、こんなに苦しんでいたなんて。
大病を経験したことのある人にだけわかる患者目線の内容もあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わが息子育ての参考書『小学生ダンスィのとりせつ』のまきりえこさん。ブログも拝見していてクロとらさん(ダンナ様(がなにやら重いご病気というのは知っていたのですが、まさか骨肉腫とは。
病気の発覚から告知、セカンドオピニオン、治療、あわせてその時抱えられていたというダンナ様のご親族との相続問題。こういう内容をまとめた本や、もっと詳しく解説されている本もきっとたくさんあると思うのですが、今(私34歳、ダンナ36歳)とりあえず万が一の事態がくるとどうなるのかを想定すべく、読むには適した一冊だったなと思います。慣れていて、かつ好きな絵・トーンで、基本的な情報を読めたのは価値があったと。
情報として興味深かったのは「転院は、違う治療をするためにするもので、相性のよい医師を探すためではない」というところ。もちろん中にはそういうケースもあるんでしょうが、私もまきさんと同じように、フィーリングの合う医師を探して転院するのも一般的なのかと思っていました。
そしてやはり癌の治療はなかなか壮絶ですよね…。お金がすべてでは決してないとはいえ、お金がなくなってくると心の余裕もなくなるわけで。
なんと言ったって健康第一。クロとらさんもまずは回復されたようで何よりです。