アル中ワンダーランド

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  • 扶桑社 (2015年4月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594072469

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アル中ワンダーランドの感想・レビュー・書評

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  • ついついげらげら笑ってしまって暗くなる。

    ブーメラン。
    これは「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」でも同じことを思ったが、

    本書は内臓に直接響くので。

    小田嶋さんと中川淳一郎と鼎談していた。

  • これは賛否両論になるのは必至の本。
    評価する側は、おそらく依存症でない人(あるいは依存症を認識できていない人)で、お酒の失敗ネタが微妙に面白く、あるあると共感もし、その上女性の失態なので下世話な興味も満足させてくれるからだ。
    一方で眉を顰める側、すなわち自身が依存症の人、依存症から辛うじて脱出した人、家族や周りに依存症を抱えている人にとっては、依存症をネタにし、しかも扱いが軽く、おまけに彼女の再飲可能性が極めて高いことが手に取るようにわかるからだ。
    中島らものように、結局は破滅を受け入れる結果になるのか、あるいは再生を果たした小田嶋隆のようになれるのか、もし才能があるのなら、是非とも再生を持続していただきたいと願うばかりだ。

    追記(自身のFBより転掲)
    まんしゅうきつこ(他にろくでなし子・辛酸なめ子・腹肉ツヤ子・魔神ぐり子等・・・)という下品系ペンネームで話題、かつ書名の「アル中」に惹かれてに手に取る。
    ブログが話題になり、「面白いものを書かなければというプレッシャー」から始まり、「対人・漫画・文章に対する恐怖心」からアルコール依存症となった体験をコミックにしたものだった。
    内容は面白くもあり悲惨でもあり、自虐とは言えネタにすべきか疑問もあるが、中途半端な自称酒(呑み)のプロとしては、マスコミに弄られた挙句のスリップ(断酒した依存症の方が再飲し再発すること)の危険性を感じないでもない。くれぐれもご自愛を。
    (「自分の心配をした方が」との天の声が微かに聴こえはする)

  • いつも参考にしているブログで紹介されていたので購入。元々、著者の運営していたブログ『オリモノわんだーらんど』をいつも見ていたので、そのノリで。

    うーん、評価に困る本だ。。。いや、言わんとしていることは分かるのよ。彼女の表現力の高さ、面白いおかしく書くスキルの高さと相まって、面白い作品に仕上がっているのは事実。

    だが、それでいいのかな、と。アル中=アルコール依存症のハードルをすげぇ下げたんじゃないかな、という気がしないでもない。

    アルコール依存症ってのは、どこに被害が及ぶって、当人の周辺の人達なわけよね。家族や友人など。その人達の声があまりにも少なすぎるんじゃないだろうか、と。加えて、周囲の人に恵まれすぎている点もある。もちろん誇張しているところもあるのだろうけど、家族の理解は高い(ように見える)し、周囲の友人も著者の奇行を楽しんでいる(ように見える)。読んだ人間に「この程度なら」と思われてしまうのではないだろうか。

    一番の問題は、著者自身が巻末の鼎談で言っているが、「私はむしろ「記憶を飛ばした自分がどんなひどいことをしたか」を聞くのが好きです」という思考である点かと。それはネタにしかならないよなぁ、と思う。そういう思考は僕自身好きだし、そういう人間になりたいとも思ったりする。が、本書においてはそれはマイナスなのではないだろうか。

    結局、著者自身、それほど危機感がないのかもしれない。死んでないし、家族との別離もないし、夫も残っているし、仕事もあるし、友人も切れてないし。どこかで「まだ大丈夫だ」と思っているのではないだろうか。そう見えるだけ、なのかもしれないけど。

    僕は周囲にアルコール依存症の人間がいたことはないし、それに近しいケースも知らない。が、こんなもんじゃないよねきっと、とは思う。

    アルコール依存症になった先にある現実を伝えきれていない、という点で、本書は物足りなさを覚えるし、予備軍的な人々をミスリーディングするのではないか、という点で危機感を覚える一冊である。

    単なる娯楽マンガとして考えたら、それなりに面白いのだけどね。

  • 母がアル中の父とめでたく離婚することが決まった記念に……
    この漫画が悲惨な中にも明るさが前面に出ているのは作者が内向的な女性だったからなのかな。
    男だと暴力的で手がつけられない(暴れる女性もいるけど)場合はどうしようもない。うちは包丁持って「殺したる」と弟に詰め寄り、警察沙汰になったじてんでアウトでした。数年断酒してたのに一杯の酒からひと月ほどで転がり落ちるように悪化、嘘や被害妄想が酷くなった。
    父とは血のつながりがないので(元々性格に問題もあったし)いくら他人から薄情だと言われても、縁を切ることに躊躇いはない。その点、この漫画はキツいこと言いながらもかまってくれる弟がいることが救いではある。一度アル中になれば一生危なっかしくはあるので、ずっと付き合う家族にとっては笑い話ではないけど。

    アル中がどんなものかよく知らない人はこれを読んで己を省みたり、酒量を減らしたりするきっかけになればいい。
    現在アル中の人やアル中の家族がいる人には「こんなもんじゃない」って思うくらいライトな感じなので物足りない内容かと。

  • やばい雰囲気だけを楽しむ一冊。お近づきになりたくない。

  • クソ

  • 自らのアルコール依存症体験を漫画にし、コメントも書いた本。巻末に中川淳一郎、小田嶋隆との鼎談も。アル中の怖いところは、どれだけ酒を飲んでいても自分では頑なに、アル中ではない、と思い込んでいること、とか、幸せになったら面白い漫画が描けなくなる、との誤解とか。ペンネームについて「ろくでなし子ではない」と書いているのには笑った。

  • アル中ワンダーランド!面白かった~。あごのとがり加減と、髪の毛の描き方が特徴的でよかったよ。
    図書館で読んだけどニタニタしながら読んでた。目の前が壁で良かった。
    アル中の人は自覚がないことは一つの収穫だった。

  • アル中から戻ってこれたから、よかったねっていう話なんだけど、やっぱり途中は暗かったりする。ブログで面白い人だなぁと思っていたけど、心の闇が見え隠れする。弟の登場がいいかんじ。

  • まんしゅうきつこより、必殺!年賀状マニアの方がセンス感じました!アル中怖い。

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