ネット私刑(リンチ) (扶桑社新書)

  • 69人登録
  • 3.29評価
    • (3)
    • (6)
    • (12)
    • (1)
    • (2)
  • 11レビュー
著者 : 安田浩一
  • 扶桑社 (2015年7月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594072926

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村 文則
ミシェル ウエル...
有効な右矢印 無効な右矢印

ネット私刑(リンチ) (扶桑社新書)の感想・レビュー・書評

  • うーん。
    「私刑、ひどいよね!やめたほうがよくない!?」
    みたいな内容で、現状認識に留まるというか、具体的な解決法とか、そういうのがなくて残念。
    ネット規制の法案がどうのとか、そこまで行ってほしかった。

    あと、ネトウヨが専門なのはわかるけど、ちょっとそっちに引き寄せすぎ。
    「ネット私刑」っていうくらいなら、たとえば小保方とか野々村とか、そういう人たちもいるはずなのに。
    筆者が「ネットにあまり興味が無い」と言っているように、ちょっと、視野が狭かったのかなと。

  • ネットリンチの現状のレポ。運悪く誤爆されて、ありとあらゆる情報が晒されてしまった人には救いが全くないというのは恐ろしい。すごい昔は発言するのに必ず名前と所属を名乗ったものだけど、一見匿名社会は恐ろしい。ネットリンチは日本特有の現象なのかが気になる。誰か調べてくれないかな。

  • 中味が薄っぺらい・・・・・・。
    死肉を貪るハイエナの言い分。
    結局は、同胞の狢。
    平原に、動物の死肉が横たわる・・・・・。
    北から大勢のハイエナが群がり死肉を貪るが、
    それでは、お零れをいただけないから・・・・。
    じゃぁ、南側からいただきます・・・・という、
    その行為を正論付けした・・・・そんなお話し。

  • すごく冷静にまとめてくれているのだろうけど。
    リアルすぎて、嫌悪感とか気持ち悪さとか、吐き気がしてしまう。
    現実から目を背けてはいけないということもあるが、なかなか建設的には考えにくい。
    非常に難しい問題だ。

  • 最近、ニュースサイトのコメント欄がひどすぎるので、すっかり読まなくなりました。そこに書き込めるスペースがあって、身近な誰もが憤っている事件があれば、誰でもリンチの加害者になるこわさがよくわかります。
    被害者になりたくないことはもちろんですが、たまたまむしゃくしゃしたり、酔ってしまっていたり、身内の誰かがこんなことをしたら・・・と思うととても怖くなります。
    一方で、リンチに加わることに歯止めをかける仕組みや、やったことに対してきちんと罰を与えるルールを早く作ることも必要に感じました。

  • ネット私計の凄まじい現実が書かれてある。
    ただどうすればいいのか解決策は書かれてはなかった。これから私たちが考える課題なのか。

  • 借りたもの。
    ネット私刑――「さらし」と呼ばれる行為で、悪質な事件の首謀者等として何の関係もない人間が、事実無根の誹謗中傷に晒され、傷付いている様を追ったルポ。
    これを読んだ現時点で、まだ記憶に新しい事件の例を挙げている分、肌にひしひしと感じる人間の暗い感情。罪の意識のない悪意の連鎖。

    被害者の被害状況だけでなく、それを行った人々の事例も僅かながら紹介。
    そうした行動を取る人間は、総じて考えが狭い・固定されている。
    悪意があって攻撃する人の場合、犯人は「面白半分」であること、匿名性と手軽に行えることで「罪の意識が無い」ことを、著者は取材で強く感じている。
    更に「ネトウヨ」と呼ばれる人々に限らず一般の人々でさえ、義憤に駆られ憎悪を掻き立てられ行動してしまうことを指摘していた。
    「デマ情報」に踊らされ中傷した事を被害者から告訴されても、そうした人々は大抵「デマに踊らされた自分も被害者だ」と言うそうだ。

    被害にあった場合の具体的な解決策が明示されている訳ではない。
    ただ、これ以上被害を増やさないために、ネット私刑の加害者とならないために、記者としての著者が特に訴えたいこと、「感情にかられデマ情報に惑わされないこと」を強く感じた。
    特に「ニュースソース(真偽)をはっきりさせること」の重要性を意識させる。
    同時に、怒りや憎しみでそうした判断が鈍ってしまうという人間の性を肝に銘じておかなければならない。

  •  ネット上から実生活に直結する攻撃を不特定多数に受けるネット私刑。

     本の発売のすぐ前の川崎中学生殺人事件と大津いじめ事件などのネット私刑が書かれているのだが、その有り様は本当にひどい。全く無関係の人に間違って行われる膨大な嫌がらせ。もちろん加害者本人に対してだとしても許されるものではない。
    攻撃をする人は特異な人ではなく、鬱積を抱えた老若男女。逆に個人を特定されて訴えられることだって十分にある。
    私刑をすることは加害者になることなのだ。多くの人にその重みを感じてほしい。

    ネットを使う全ての人が必ず目を通すべき一冊。

  • 最近の実例が挙げられていて、突然巻き込まれる場合や自分自身が加害者となる場合を考えさせられる感じ。
    どこから巻き込まれるかは分からないし、拡散するという形で加害者になる(自覚はなくても)場合だってある。

全11件中 1 - 11件を表示

ネット私刑(リンチ) (扶桑社新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ネット私刑(リンチ) (扶桑社新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ネット私刑(リンチ) (扶桑社新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

ネット私刑(リンチ) (扶桑社新書)はこんな本です

ネット私刑(リンチ) (扶桑社新書)のKindle版

ツイートする